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特別対談①  特許や知財から、 企業の何がわかるのか? ― 金融業界アナリスト×楠浦崇央

今回は、2024年9月30日発売予定の書籍『Patent Information For Victory  〜「知財」から、企業の“未来”を手に入れる!〜』に収録した特別対談の先出しです。

Aさん(匿名)は、金融業界でアナリストとして活躍されている方です。発明塾のOBであり、日々の業務で特許情報を活用した企業分析を行っておられます。今回、投資アナリストとしての業務の中で、ここまで 説明したような発明塾式の特許分析がどのように活かされているのか、お話しいただきました。 

 

企業のポテンシャルを特許情報で評価

楠浦:Aさんは金融アナリストとして、投資先選定のために、この企業の株価が高いのか低いのか、とか、将来どれくらい成長しそうか、などを分析し評価するお仕事をしてらっしゃいますよね。そういった投資に向けた企業評価の際に特許情報を積極的に活用されていると伺っておりますが、具体的なところを少しご紹介いただけないでしょうか? 

A氏:私は、お客様から預かった資産を日本の企業に投資するという仕事に関わっており、基本的には、中長期で企業価値かが成長していくような企業を入念に選んでいっています。その中で特に、どういう企業がいい技術を持っていて、中長期で伸びていくポテ ンシャルがあるのかを見るときに、特許情報が使えると感じています。
例えば脱炭素や半導体関連の技術など、今後伸びることがわかっている技術領域があれば、Google Patents にそのキーワードを打ちこんでみます。すると、「Assignees」の箇所に、キーワードに関する特許を出願している企業のリストが出てきますよね。まず はそれを見れば、どの企業が有望そうかおおよそ把 握できますし、この企業はこんなことをやっているのか、みたいな意外な企業も見つけることができます。投資アイデアを具体化するフェーズでは、一つはそういう活用をしています。

楠浦:実際の投資現場での活用法として、キーワー ド検索が使えるということですね。
特許情報って、基本的には出願されてからしばらく時間が経っている情報ではありますし、一つ二つ 見たところでわかるものじゃないですよね。だから 僕も特許情報の活用は、長期投資の視点で、本気度 などを評価するために使っていくのが王道だと思っています。だから実際にAさんが、中長期的な投資の対象になる企業を探すために特許情報を活用されて いることに、僕はとても励まされるんです。「知財の 情報なんか、投資には使えへんやろ」って言われることが、今でもよくありますからね(笑)。

他に、これは投資家の方だけではないんですが、本当によく聞かれるのが「この特許の権利は強いのか」とか「この特許を持っているから大丈夫なのか」みたいな質問です。興味を持っていただくのは非常 にありがたいのですが、特に一般の投資家の方に とっては、その権利の「強さ」を評価するのはちょっとハードルが高いかなという気がしています。どち らかというと、Aさんがおっしゃったみたいに、今後 のトレンドになりそうな技術分野についてちょっと調べてみる、みたいなところから入るのがいいのかなと思っているんですね。実際にAさんは、他にどんな形で特許情報を活用しておられますか?

 

技術や製品が解決する課題を リストアップ

A氏:他には例えば、企業が「どのような課題を解決する技術を持っているのか」を、大まかに把握することに使っています。
特許情報って、ほぼお約束のようにその技術で解 決しようとしている課題が必ずどこかに書かれているんですよね。なので、自分の専門外の結構難しい技術領域であっても、まず日本で出願されている特許を読んで、そこで把握しています。外国語で出願 された特許を機械的に和訳して日本で出願している ケースもあって、そういう特許はすごくわかりづら いんですが、それも根気よく眺めていると、これが 課題なんじゃないかというのが大抵は見つかります。

例えば、ある企業の特定の技術領域に絞って特許を読み、解決しようとしている課題が何なのかをエ クセルでリストにしてみます。すると、そもそも半導 体の特定の作業工程をすごく細分化して特許化しているとか、工程ごとにどういう課題があってどう解 決しようとしているのか、などがわかってくるんです。そうすると、その企業がどういう課題を解決し うる技術を持っていて、それぞれの技術がどの製品 やサービスに結びついているのか理解できるんですよね。ここが、特許を読む上で一番重要なポイント じゃないかと考えています。
特許に書かれていることを100%理解しようとするのは難しいので、こんなふうにハードルを下げながら、わからないなりにうまく活用するコツを自分の中で整理しています。こういう調査のときも、やはりGoogle Patentsが便利です。


楠浦:
すごいですね。課題にもいろんなレイヤーがあるのですが、割と細かいところまで書いてあるのが特許の特徴でしょうか。しかし、各工程にどんな課題があって、それのどこにアプローチしているのか、みたいなところまでをエクセルで整理されているなんて、かなり気合が入っていますね。Aさんがおっしゃるような特許情報の分析は、企業の研究開 発の現場では、専用の特許マップツールで行っている場合が多いと思います。でも、それが投資にも大いに役立つというのは、貴重なお話です。
研究開発担当の方で日常的に特許を読んで分析している方でも、同じ手法が投資に使えるとか、企業の理解につながるというのは、まだまだピンとこない方もいるかもしれません。逆に特許情報を活用しない場合、投資家やアナリストの方は、企業の製品 に含まれる技術や製品が解決している課題を、どうやって把握しているんでしょうか。

A氏:普段は、IR部門と呼ばれる、投資家対応をしてくださる方々と面談の機会をいただいて、ヒアリ ングを通じて企業の強みを把握しています。
でもそれだと、企業側としての主張になってしまいますので、本当のところはどうなのか、なかなか見 えづらい部分があるんです。

 

特許分類は他社比較に便利 ~殺虫剤業界の事例~

楠浦:I R 部門の方にヒアリングすることは必須だと思いますが、確かにそれだと基本的に企業側の主 張を聞くことになります。だからヒアリング情報だけでなく、特許情報の活用や他社との比較を通じて、客観的に見ることが大事なんですね。

A氏:そうなんです。他社比較でいくと、すごく便利なのが特許のCPC( 特 許 分 類 )を 活用した分析ですね。特許にはそれぞれ特許分類( CPC )が付与されて い る わけですが、Google Patentsの場合、Assigneesの欄に企業名を入れると、出願している特許に付与されているCPCの比率が一覧で表示される機能があります。これが便利ですね。狭い領域で他社と競合しているように見える企業でも、CPCを見ていくと実は他社とは異なる技術分野でたくさん特許を出していることがわかったりします。この辺をチェックしてお くことが、取材のときにも役立っています。

楠浦:なるほど。特許から見てA社はここが強くて、競合しているように見えるB社は実は別のところが 強くてA社にないものを持っている。だからそこを 深くヒアリングしてみよう。そういう使い方をされているんですね。すごく面白い視点です。僕は以前、投資ファンドのアナリストやファンドマネージャーの方にヒアリング前の企業調査資料を提供していたのですが、競合他社との比較はある程度されているだろうと思って、そういう資料はあんまりつくってこなかったですね。大変勉強になりました。

A氏:例えば殺虫剤業界だと、アース製薬さん、フマキラーさん、それと非上場ですが、KINCHOブラン ドで知られる大日本除虫菊さんの3社の製品が、ドラッグストアによく並んでいますよね。
この中で、各社の特許に付与されたCPCの上位 を見ていくと、アース製薬さんとフマキラーさんのトッ プ5のC P Cがだいたい同じなんです 。
両社ともトップ5は「殺生物剤」のカテゴリー(特許分類)と、「動物の捕獲・わな」のカテゴリー、あとはそれを噴霧するための装置のカテゴリーで、大まかには、虫を殺すための成分の特許と、それをうまく噴霧するためのハードの部分の特許を、アース製薬さんとフマキラーさんは積極的に出しているわけですね。

一方、大日本除虫菊さんの場合、前の2 社にはないカテゴリーがトップ 5に入っていて、それが「殺微生物剤」です。これは「殺カビ剤」のカテゴリーになるんですけれども、そのカテゴリーがトップ5に入る形で特許を持っているんです。
だから殺虫剤に絞っている2社に比べて、ちょっと特色のある構成になっていることが見えてきます。こういうのがわかると、それぞれの企業が今後どういう方向で研究開発を行うつもりなのか、把握するヒントにもなるんです。

 

楠浦:それってすごく面白いですね。アース製薬、フマキラー、大日本除虫菊っていうと、どれも殺虫剤 メーカーだよね、って、イメージ的にはもう完全に 競合しているように思えます。でも、特許を見ると違うんですね。
確かに、特に商品数が多い企業なんかは、他社との違いや、強みになっているコア技術がH Pを見ただけではわからんってことが結構ありますよね。僕も そうなります。でも実はそういうときこそ、特許の出番だ !っ ことですね(笑)。
特許分類で比べると、注力しているところの違いが明確になってわかりやすい。

ちなみにちょっと余談になるのですが、今のAさんのお話で「噴霧装置」というカテゴリーが上位に上がってくるというのが、なかなか興味深いですね。殺虫剤だけつくっていてもなかなか虫は殺せないわけで、どう拡散をさせるかっていうのも一つのアイデア、技術であり、差別化(差異化)の要素っていうことですよね。
こういうところで、企業の強みや差別化要素とか、その業界を構成する技術要素みたいなのが見えてく るのが、面白いなぁと思いました。

A氏:ありがとうございます(笑)。調べる前は私も、基本的に殺虫剤って成分勝負なのかなと思っていた んですが、そうではなくって、ハードの部分もかなり 工夫されていることが、CPCを比較するだけでわかりました。これだけでも、コア技術がどこにありそうか把握できるんですね。そういう手軽さも、特許分析のポイントだと思っています。それによって投資判断がすぐに変わるという話で はないんですけれども、まず、企業を理解するため の第一歩として特許情報は気軽に活用できるものだと、日々調べながら感じています。

 

事前に調べると、 ヒアリングで取れる情報量が違う

楠浦:Aさんは、特許を調べた上で I Rの方にヒアリングに行かれてみて、何か影響や効果を感じたことは ありますか?

A氏:はい。実は、特許を事前に調査してからヒアリングに行けるときと、そうでないときがあって、その 違いを日々肌身で感じているんです。
しっかり調査して行ったときは、IRの人も積極的 に前のめりで話してくれるようになりますね。また、前提になる技術的な知識をインプットした上でヒアリングすると、一回の取材で聞けることの深さが変わる、情報量が多くなる、というのが結構あります。
CPCのランキングを見てみるとか、それを競合他社と比較して、違いがありそうだと感じた部分をさ らに調べる、という作業は、やろうと思えば 5 分か10 分あればできるんですよね。こういうちょっとしたことで、ヒアリングで取れる情報が大きく変わって くるのを実感しています。

楠浦:素晴らしいですね。確かに5分か10分あれば、 とりあえず同業他社と比べてどこに力を入れているか調べて、「だったらこういうこと聞いてみよう」というヒアリングのアイデアをいくつか準備する、みたいなことはできますね。Google Patentsは、手軽に使える便利なツールだと僕も思います。
特許って、中身を細かく読んでいくとやっぱり難しい部分もあるので、今おっしゃっていただいたように、特許分類に注目するのは入口として非常に良いですね。特許分類は記号なので、ここに苦手意識を持つ人もいらっしゃいますが、Google Patentsなら 特許公報の画面に特許分類の説明も書いてあって、便利なんですよね。企業が保有している技術や特徴 的な技術を知るという点ではタイパもいいですし、夢のツールというのはちょっと言い過ぎなんですが、ヒアリング時の効果含め、勉強すればしただけの価 値があるということですね。

A氏:そうですね。

楠浦:僕は一応専門家なので、どうしても細かいことを知りたくなって逆に時間を使っちゃうことも多いんすが(笑)、今のAさんの話を聞くと、「 なんや、そういう使い方でええんか」っていう感じで、気軽に 使えそうな印象を多くの投資家に持ってもらえそう です。

A氏:そうですね。特許は、権利の範囲が書いてある 請求項を完全に理解しようと思うと、本当に難しいです。特に、知財に力を入れている企業ほどわかりづらく書くって、楠浦さんがおっしゃっていたんですけど、まったくその通りです。請求項を理解しにいこうとすると、かなりエネルギーが必要です。だから一旦、請求項の理解に関しては目をつぶって、まずCPCで力を入れている技術分野を把握するか、マクロな分析から入るのが良いと思います。時間が あるときは、特定の技術領域に関する特許を読んで、課題をリストアップする。これだけでも、十分投資に使えるものにはなるのかなと思っています。

楠浦:特許を読もうと思うんだけど、ハードルが高そうと感じて躊躇している方には、励みになる実践者の感想ですね。実感のこもったお声を聞けて嬉しいです。Aさんが難しいっておっしゃっている請求項なんですが、法律文書なので仕方ない部分もありま すが、多分、書き方がいかんのですよね(笑)。

A氏:そうかもしれないですね。

楠浦:請求項にとらわれそうになるけど、ちょっと一旦置いといて、CPCと課題をなんとなく頭に入れて、 それらをヒントにヒアリングしていけば、IRの方が しっかり答えてくれるわけですからね。

A氏:はい。自分の中で少し大まかな仮説が持てるっていうのが、結局いいのかなと思っています。その仮 説を踏まえて、「御社って特にこういうところに力を 入れられていますよね」みたいな形で聞くと、そうな んです!って会話が弾むんですね。
特に、製造業やライフサイエンス系の企業で、技術に詳しいIRの方だと、それがきっかけでいろいろ話してくれることもあります。そういう突っ込んだ 話を引き出すための仮説づくりに、特許を活用している感じです。

 

進歩の早い最先端技術の理解には、特許情報が最適

楠浦:最後にもう一つお聞きしたいんですが、投資 に関連する特許情報の活用の可能性について、実は こういうケースで活用できるんじゃないかなとか、もっとこうしていきたいとか、今後の展望みたいなものはありますか?

A氏:やはり個人的には。もっと特許に慣れて、専門知識を蓄積していきたいなっていうのが一番大きいですね。半導体もバイオも、今は技術がどんどん先鋭化していて、ニッチかつ高度化しているっていうのを感じているんです。特にバイオの世界は、医薬品の設計をする人と、それをつくる人が企業として分かれていく、というトレンドにあり専門化と分 業化が進んでいます。だから長期で企業を評価しようと思うと、その企業が力を入れている技術領域について、最先端の技術動向を把握するのが大事なのかなと考えます。まだ、請求項に書かれている内容 の理解まで踏み込めていない部分があるのですが、しっかりと技術を勉強していくことで、請求項まで 含めた理解ができるようになりたいと思っています。

楠浦:本当にお話の通りで、最先端のバイオや半導 体の分野は技術の進歩が早いですよね。僕が以前研究していた細胞培養の分野でも、細胞の塊という段階のスフェロイドから、組織や臓器を模擬したオル ガノイドへ、そしてさらに複数のオルガノイドを一 つのバイオチップにのせたヒューマン・オン・チップへと、技術がどんどん進化しています。
そういう最先端の動向って、最先端を突っ走っているプレイヤーの特許にまず断片的に現れてきて、ある程度トレンドが落ち着いてから、解説書みたいなのがでてきますからね。特許は、まだ誰も解説してくれない本当の最先端のところの理解に、かなり役立つと僕も実感しています。

A氏:そうですね。繰り返しになってしまうんですけど、特定の技術領域について特許に書かれている課 題を整理するだけでも、具体的に何に困っているの かがわかりますね。
一つでも2つでも深く調べたいテーマを決めて、 特許に書かれている課題をひたすら列挙していく作 業をするだけでいいんですよね。
楠浦さんに教わってまだ2年ですが、そうやって 今まで取り組んだいくつかのテーマに関しては、理解がかなり深まったという実感があります。

 

楠浦:やっぱりそこですか。特許には本当の課題が書いてない場合もあるよ、という話もしているので、矛盾するかもしれませんが、複数の特許を見ていくと何となくわかりますよね。課題を列挙して並べていくと見えてくるものがある。その課題を整理する とその会社が何に取り組んでいるのかわかってくる。
これに取り組んでいるんだったら、その企業が乗ろうとしているトレンドは正しそうだ。だから投資しよう。そういう感じですね。そこまで俯瞰して理解できると、特許は本当に投資に役立ちますよね。

A氏:そうですね。一つひとつの特許を正確に理解するのは難しいんです。でも、例えば半導体なら、各企業が特許を1件しか出していない、ということはなくて、たくさんの特許を出しています。それらを企業 ごとに並べてみるだけでも、ある程度の方向性が理 解できます。
またそのためのツールとしてGoogle Patentsは、誰でも手軽に活用できるものだと思いますね。

楠浦:皆さん本当に忙しいので、手軽さは大事ですね。Aさんも一日に何社にも取材されたりすごく忙 しい日々を送ってらっしゃるので、どうやって効率 よく情報を収集するかは重要ですよね。また同時に、皆さんからお預かりしたお金を運用するという責任 の重い仕事ですので、投資先選定に確信が持てるかも大事ですよね。
確信につながる情報は、特許だけではないのは 重々承知しています。ただ、効率よく確信を持てる投資先を選ぶ、そしてその投資先を評価していく、という作業において、特に製造業を中心とした技術系の企業では 、例えば保有特許のC P Cを見ていくような作業にすごく意味があるわけですね。

A氏:そうですね、投資先企業について勉強をする場合、特許情報はとても効率がよいツールだと思っています。

楠浦:こういう、特許情報を投資に活用しておられる現場の方のお話を直接聞ける機会って、そんなに ないんですよね。そもそも特許情報を使って投資先 の研究をしている方が、あまり周りにいらっしゃらないんです。だから今回のお話は、投資家の方にとっても貴重だし、知財業界の方にとっても貴重だし、おそらく経営者の方にとっても、いろいろヒントになるんじゃないかなと思います。もちろん技術者の方でも、特許ってそういう読み方、使い方があるのかって思う方も多いでしょう。
今回お話しいただいた内容は、どなたにとっても 大変価値がある情報だったんじゃないかなと思い ます。
貴重なお話をありがとうございました。

A氏:ありがとうございます。今後も引き続き特許情報を活用して、成果を出していきたいと思います。

構成:鈴木素子

 

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