◆「イノベーション四季報」のご感想
他社(Meta、Netflix)との具体的な提携事例が示されており、マイクロソフトが近年行ってきたオープンイノベーションのための特許戦略がより理解できました。
また、マイクロソフトは日本ではITの文脈で語られることが多い企業ではありますが、本書にあるように「脱炭素化」にとても注目している企業です。マイクロソフトの脱炭素戦略について、短いながらも良くまとまっており、脱炭素技術への事業投資に興味を持っている企業には一読をお勧めします。
◆書籍「新規事業を量産する知財戦略: 未来を預言するアイデアで市場を独占しよう!」のご感想
書籍の中で触れられていた ”レオン自動機” 様は、弊社が理想形として考える企業の一つです
◆「イノベーション四季報」のご感想
主に、ここ20年のマイクロソフトの取組みがコンパクトに纏まっており、大局と細部がバランス良く組み合わさっており、短時間で要点を理解できたことに満足しています。マイクロソフトの取組みに係る過去・現在・見通しを押さえたい方にお薦めです。
◆「発明提案書のための発明の把握法」のご感想
演習はもちろんのこと各章で振り返りを自分の言葉でまとめることで理解が深まった。
発明提案書の作成に活かしたい。
<受講全体のメリットとして感じた点、受講を検討されている方に向けたメッセージ>
出願検討のステップが図式化されていて理解しやすかったです。
演習も多く、出願に向けてどういう観点で実験結果を昇華させるか学べるので、
開発初心者でも参加できそうと思いました。
まずは企業内発明塾では様々なご助言を頂きありがとうございました。
今回、私は支援者としての立場で企業内発明塾に参加させて頂きました。
支援者として感じたことを反省を含めていくつか記載させて頂きたいと思います。
発明塾で議論を進めるうちに「変えたらいけない部分」と「変えてもいい部分」が出てきます。
そこを早く見つけるのが重要だと感じました。
「部分」はある技術だったり、コンセプトだったり、概念だったり単なるモノだったりと、当然、議論するテーマによって異なりますが、実施者が最初から何となく気づいていたけど確信がない、実施者・支援者が誰も気にしていなかったけど会議で皆が気づくなどいろいろなパターンがあると思います。
「変えたらいけない部分」を変えると発散するだけで時間を無駄にしてしまいます(これはこれで重要な要素もありますが、発明塾では時間が足りないです)。
逆に「変えていい部分」は変えることで広がりを持たせてくれ、課題解決の近道になるときや、真の課題が見つかることもあると感じました。
実施者はどうしても目の前のものに集中し、視野が狭くなるため、支援者として時には制限をかけること、変えていい部分を変えてしまうことも重要な役目だと感じました。
また、実施者は課題の設定にこだわってしまったり、既存技術だけで解決しようと行き詰ってしまうこともあると思います。
支援者は「この課題を解決した先に何が待っているのか。さらにそこに課題はあるのか。今の自社(自分)の技術や製品でそれが解決できるのか。世の中の既存技術ではどうか。何かと何かを組み合わせれば解決できるのか。手持ちで解決できなければ何を支柱に収めれば解決できるのか。何が足りないのか。」を常に投げかけることも重要な役目だと感じました。
発明塾を当事者として実施された方は支援者の立場で参加することでより理解が深まると思います。
逆もまた然り。
機会があれば、私は実施者として参加してみたいです。
ここでしか読めない発明塾のノウハウの一部や最新情報を、無料で週2〜3回配信しております。
・あの会社はどうして不況にも強いのか?
・今、注目すべき狙い目の技術情報
・アイデア・発明を、「スジの良い」企画に仕上げる方法
・急成長企業のビジネスモデルと知財戦略