営業職の支援者として参加させていただきました。
研究職の参加者たちの議論が専門的で理解できないこともありましたが、この発明塾で研究者としての考え方を少しは身に着けることができ、
今回のテーマに限りませんが、今後のお客さんとの共同開発などについて、特許化を念頭に入れて研究と議論できるようになれたのではないかと感じています。
これまでも社内でいろいろなセミナーを受けてきましたが、これらは自分の仕事とずれていることが多く、話がいまいちピンとこないところがありました。
しかし、楠浦さんは我々の技術・業界をよくご存じで、アドバイスが的確なため非常にわかりやすかったです。
ワークショップの間は、あまり参加者をサポートできませんでしたが、今回掲げたテーマの製品をファーストユーザーに紹介する時は、
開発の背景を知っている営業として、採用してもらえるよう売り込みに注力したいと思います。
ありがとうございました。
事前受講を含めた5か月間、驚くほどの濃い時間になりました。
決して楽ではなくお題決めやエッジ情報探索に悩み抜いた期間でし
終わってみれば、
どのテキストにも「他の誰かに伝えたくなるような」情報があり、
情報探索の方法や、見つけた情報からどう進めるか等、
発明塾は自分自身の思いに本気になる良い機会であり、
このような結果になり大変嬉しく思うとともに、発明塾でアイデアを検討していた時の
ワクワク感を忘れることなく、引き続き取り組んでいきたいと考えております。
これから長い社会人生活になりますが、発明塾で学んだことは一生ものの財産です。
改めて4か月間ご指導いただき、誠にありがとうございました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
発明塾に参加するにあたって、正直なところ、最初は不安でいっぱいでした。
前年度に参加された方の企画提案書を拝見したのですが、どの企画も非常にレベルが高く、入社2年目で新規事業を考えた経験も少なく、これといった専門知識もない私でも発明ができるのだろうかと不安に思っていました。
しかし、事前学習のe発明塾で発明塾における発明の考え方を学んだり、ワークショップで楠浦さんや支援者の皆さんと討議をするなかで、その不安は徐々にワクワクへと変わり、発明塾の最終回終了後には「絶対に事業化したい!」と本気で思えるような企画に仕上げることができました。
これから上層部の方々への企画提案に臨みますが、自信をもってプレゼンできそうです。
発明塾に参加する最大のメリットは楠浦さんの経営者としての視点をお借りできることだと思っています。
ワークショップやチャットによるやりとりで、「こうすればもっと勝てる」という視点でコメントをいただけることが多く、既存事業や業界に縛られず、事業機会を広く捉えてアイデアを検討することができました。
そのおかげで、まだ誰も気づいていないという点で「死角」を突いた儲かる事業へとアイデアを育てることができたのではないかと思います。
まだ解決されていない課題のソリューションを考えるワクワク感はそう簡単に味わえるものではありません。
今後の社会人生活における財産となるような貴重な経験をさせていただきました。
発明塾で得た知見を武器に、今後も新規事業の検討に取り組みます。
楠浦さん、4か月間ご指導いただき、ありがとうございました。
先日の社内のテーマ提案会に発明塾で検討した新規事業企画を上げ、弊社事業部長に取り組み可否を決裁頂きました。
結果は、3件とも無事OKでした。
誠に有難うございます。
各テーマの指摘事項は以下のような感じです。
①テーマA
・イチから考えるのではなく、他企業の買収も考えて検討を進めよ。
・壮大なテーマであり、事業部に限らず研究所の活用及び他社委託研究も含めて検討を進めよ。
②テーマB
・どことどのようにアライアンスを組むかが重要。
・社内のパイプを活用してやれるかの検証を進めて欲しい。
・クラウドアファンディング等を用いるのも視野に入れて欲しい。
③テーマC
(提案内容に対する関心度が非常に高く、ニーズがあると確信しました 笑)
・すぐに出来そうなテーマなので、具体的に進めて欲しい。
・ニーズがあるかの検証を早めて欲しい。
雑多に書かせて頂きましたが、どのテーマも“面白い”という言葉と具体的な意見、指示、テーマ継続の承諾は得ました。
今後必要な費用も提案していますが、それを含め勝ち取れました。
発明塾は非常に良い経験になりました。大きな学びでした。
各テーマはこれでスタートラインだと思いますので、引き続き頑張っていきたいと思います。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
たとえ未知の分野であっても、真摯に情報を集めて分析し、考え抜けば新しい事業のアイデアを生み出せると分かったのは新たな体験でした。
初めは分からないことだらけでしたが、挫けずに最後まで走り抜けられたのは楠浦様の適切なサポートあってのことと実感しています。
発明塾の手法は小手先のものではなく、エッジ情報からその先を予測する発明創出の本質を突いたものだと思います。
既存の技術を超えるのは簡単なことではありませんが、それから逃げずに向き合って考え抜くこと
それが結局は強みをもった事業を創出する近道なのだと思いました。
今回実戦で得た知識や経験を社内に広め、新事業の種が次々と生まれる環境に変えてゆければと考えています。
ありがとうございました。
転職して半年、製品のこともあまり理解しておらず、
ましてや、今まで特許も出したこともなければ、読む機会もほぼ無かった私が、
果たして無事に新規の提案ができるのかと不安を抱えながら参加させていただきました。
受け終わった今、社内提案書の修正はあるものの、無事に形にすることができ、
また、新規開発をするためのスキル・考え方を学ぶ事ができました。
これらは、一人で成し遂げることなど到底できるはずもなく、
毎回の討議についていくだけも大変でしたが、
一緒に参加した方々や楠浦さんのご協力が無ければ、到達できなかったと思います。
逆に言えば、学びたいという意欲があればどなたでも参加できる、
すごいワークショップだと感じています。
発明塾を通して学んだスキル・考え方は、今後の業務において活かすと共に、
自分の土台になっていくと考えています。
3カ月という短い期間でしたが大変お世話になりました。
新規事業や新製品の検討という業務課題は、非常にあいまいな表現で、
“では何をすればいいのか”がなかなかイメージできない方が多いと思います。私もそうでした。
私は既存事業(すでにある程度レールに乗っかっている事業)に携わってきたので、
新規事業化へのステップにおける後半はイメージが付くのですが、前半、特に最初の1歩を
どのように進めていくのか、という点において悩んでましたし、他の研修は受けるのですが、
あまり実のあるモノではありませんでした。
発明塾はまさにその1歩を伴走いただきながら“自分とチームの力”で突破するための実践の場(まさに“塾”ですね)でした。
また、発明塾は自分でやらなきゃ成立しません。お金を捨てるようなものです。
しかし、自分でやれば、想像以上の糧になります。
新規事業や新製品だけでなく、“何かを新しく始める”ことにおいて、発明塾で学んだ知見や手法は
心強い武器になると思います。
塾って受験で合格するためにやっているのですごくしんどいですが、
振り返ってみると楽しい思い出になっていたりします。発明塾はまさに“塾”だと思いました。
今回は発明塾を通して貴重な経験と知見を得ることが出来、大変満足しています。ありがとうございました。
なかなか通らなかった企画の件ですが、マーケティング部門の担当役員(私の上長)に紹介したら大絶賛でした。
追加アイディアも出してもらい大きく前進しそうです。
改めてご指導ありがとうございました。
企業内発明塾を通して、今まで漠然と思っていたアイデアを具体化する手法を学ぶことが出来ました。
特許検索の引用・被引用から欲しい情報を検索する手法は、業務 上でも活用させて頂いています。
特許の課題とそれに対する解決方法を確認することで、技術の立ち位置や盛んに研究されている分野を絞りこむことが可能であることを学びました。
特許から見えてきた仮説をもとに技術進化の流れを把握し、今後の技術動向を推測することは非常に重要なツールに思います。
また、私の主観ですが自主討議やワークがグループであることのメリットとして、他の参加者の進捗に置いて行かれないようになんとか頑張ろうという気持ちが生まれやすいことがあると思います。
楠浦様 3ケ月の期間大変ありがとうございました。
企業内発明塾については、他のOB、OGの方のコメントにも有りますように、
新規事業のアイディアを育てるのに、課題解決思考や特許情報の活用が有用であったのは勿論ですが、
私にとっては、最終段階の企画提案書の作成作業が最も有意義な体験となりました。
企画提案書は「新しい事業提案のための調査結果をまとめた報告書」ではなく、
投資家(=社長)にその新規事業に第一歩を踏みだすための決断を求めるための資料であること、
だからこそ、まず自分の中で納得できる「確信犯」となる資料を作り、次にそれをどうやって
分かりやすく一回のプレゼンで伝え切り、決断していただくか、という観点で再度作り直す、
という過程が必要なのだ、ということが発明塾の活動の中で理解することができました。
また、その事業がどういう「課題」を解決し、顧客に価値を提供するのか、その市場が今後どのように伸びるのかなど、
その事業提案の内容ももちろん重要ですが、それを提案する自分自身も厳しく見られる、
(確信犯になっているか、分かっていること/分かっていないことの切り分けが出来ているか、など、
突き詰めて言えば、どこまで自分事として真剣になっているか、ということかと思います)
ということも初めて実感できました。
その意味でタイトルから、資料に使う文言、図の分かりやすさなど、様々な観点から何度も見直し、
資料を真剣に作り込み、プレゼンの練習でスライドの文言と説明内容の流れがスムーズに一致するか
どうかまで確認しながら練習を重ねたのは今回が初めてです。
完璧なプレゼンでは無かったかもしれませんが、おかげで社長や各事業部長からは興味を持っていただき、
前向きな質問やアドバイスも多数いただいて、自分としては納得が出来る結果となりました。
楠浦さんには発表直前まで詳細なアドバイスをいただき、本当に感謝しております。
新規事業は始めてからが本当の勝負になりますので、今回の発明塾での貴重な経験を活かして
つぶれない、そしてつぶさない(自分からあきらめない)で取り組んでいく所存です。
新規事業の企画提案のところは、楠浦さんに任せておけば大丈夫で安心です。なので今後は会社として、新規事業を立ち上げていく際の支援体制の構築に力を入れて、皆さんが提案してくださる新規事業の企画の実行が滞らないようにしたい。
開催の前は外国人として上手く参加可能か不安もありましたが、適切に用意されているe-learningや教材、そしてメールやSNSの情報のお蔭様で問題なくワークショップ完了が出来ました。
今回発明塾の参加により新規ビジネスの提案者として課題からのアイディア出しや検証、ファーストユーザーの設定と競合や特許分析、企画提案書の準備まで一連のプロセスすべてが体験出来たと思います。
井の中の蛙のような仕事をして来た自分が少しは海を分かるようになり、このようなこの仕事向けの考え方や視野の拡大が出来るように教えてくださった楠浦さんへ感謝致します。
自分は職場経歴が短く、また、日本語言語力が中途半端な外国人として、皆の配慮と手厚い協力のお陰でスムーズにコミュニケーションができ、発明塾は今まで収穫が最も大きい研修と感じています。誠にありがとうございました。
個人的に凄く良い新規ビジネスのアイディアを持っているとしても、それは本当に売れる商品なのか、もしくは売れる商品に作るとしたらどうすれば良いか、確信を得たい提案者や経営者は、ぜひ積極的に参加してください。
今回の貴重な機会で、先行例/特許などの解析・突破方法などの発明塾的な考え方、OBが残した経験、そして集合作業と個人作業の配合、SNSによる言葉の文書化と情報の随時共有などの発明塾的なやり方など、この数か月の間に大量な知識に浴びせかけられ、新規事業の推進だけではなく、日々の業務でも生かすことができて大変受益しました。
自分のアイデアは既に世の中に先行例があり、最初は心細かったのですが、楠浦さんと他の参加者/支援者から頂いたアイデアとヒントで突破口がやっと見つかり、アイデアから、短期的な利益だけではなく「勝てば勝つほど、ますます勝つ仕組み」の長期的な利益を生み出せるコンセプトまで、辿り着きました。
楠浦さん、畑田さん、ご無沙汰しております。
本日、ようやくファーストユーザー候補企業へのヒアリングを実施できました。
色々とお話ししたいことはあるのですが、結論だけ申し上げると、提案した仮説がほぼ当たりでした!
XXの対策(課題の解決)を行うことは決定事項だったようで、ご出席いただいた主担当者はその対策の取りまとめを任されたリーダーの方でした。
なので、一番重要な課題の部分は、開始数分の自己紹介の時点で、あっさりと立証することができました。笑
加えて、対策に私の想定した手段を使用するという解決策の方向性も一致しており、ちょうどその評価を始めたところだと仰っていました。
本日は、NDAを締結してもう少し詳しい話をさせていただけないかというところに留めましたので、まだ提案した解決策がベストアンサーなのかはご評価いただけていないのですが、とりあえずは前進したなと感じています。
今後、NDAを締結したらなかなか詳しいお話をできないかもしれませんので、取り急ぎ簡単なご報告とさせていただきました。
今日は、良い意味で発明塾のおそろしさを身をもって感じた一日でした!
まだ成功した訳でも何でもないのですが、楠浦先生と畑田さんには本当に感謝したい気持ちになりました。
改めてありがとうございました!
まずは企業内発明塾では様々なご助言を頂きありがとうございました。
今回、私は支援者としての立場で企業内発明塾に参加させて頂きました。
支援者として感じたことを反省を含めていくつか記載させて頂きたいと思います。
発明塾で議論を進めるうちに「変えたらいけない部分」と「変えてもいい部分」が出てきます。
そこを早く見つけるのが重要だと感じました。
「部分」はある技術だったり、コンセプトだったり、概念だったり単なるモノだったりと、当然、議論するテーマによって異なりますが、実施者が最初から何となく気づいていたけど確信がない、実施者・支援者が誰も気にしていなかったけど会議で皆が気づくなどいろいろなパターンがあると思います。
「変えたらいけない部分」を変えると発散するだけで時間を無駄にしてしまいます(これはこれで重要な要素もありますが、発明塾では時間が足りないです)。
逆に「変えていい部分」は変えることで広がりを持たせてくれ、課題解決の近道になるときや、真の課題が見つかることもあると感じました。
実施者はどうしても目の前のものに集中し、視野が狭くなるため、支援者として時には制限をかけること、変えていい部分を変えてしまうことも重要な役目だと感じました。
また、実施者は課題の設定にこだわってしまったり、既存技術だけで解決しようと行き詰ってしまうこともあると思います。
支援者は「この課題を解決した先に何が待っているのか。さらにそこに課題はあるのか。今の自社(自分)の技術や製品でそれが解決できるのか。世の中の既存技術ではどうか。何かと何かを組み合わせれば解決できるのか。手持ちで解決できなければ何を手中に収めれば解決できるのか。何が足りないのか。」を常に投げかけることも重要な役目だと感じました。
発明塾を当事者として実施された方は支援者の立場で参加することでより理解が深まると思います。
逆もまた然り。
機会があれば、私は実施者として参加してみたいです。
今回発明塾を経験して、テーマ提案する人と支援者が共に進めていく仕組みが社内に定着すれば良いなと感じました。
もちろん、楠浦さんを社内に招聘することは無理でしょうが、発明塾のやり方に基づいて、社内にもテーマ企画する常設部署があっても良いのではないかと。
これまでも社内でテーマを提案する、実際に検証するための提案書を提出する。そういった経験は何度かありましたが、
・超無難なテーマ
・特段の熱意や思い入れもなく、やらなきゃいけないので仕方なく提案
・結果、ネットサーフィン的になり非効率
というのが、私でした。
一方、発明塾で経験したのは真逆で、
『とがった (エッジな) 、自分がこの先やりたいテーマを、集中して効率的に調査し提案する。』
という手法だったと感じます。
発明塾開始当初、忙しいこともあり、以前の私が提案したテーマを深掘りしようとしていましたが、SNSの楠浦さんからのメッセージを読みながらe-発明塾を受講して気が変わりました。自分の興味関心が薄いものを深掘りするのは苦痛でしかないなと。そこで今回のテーマ選択に至りました。
また、以前受講した方々から、毎週討議があるので結構時間をかける必要があると聞いていたので、毎週情報をアップデートできるのか不安でした。
しかし、知財部の方や支援者の方々、一緒に受講した仲間にご協力いただいて、どうにかテーマを具体化していくことができました。
ここで助けられた仕組みがSNSにどんどん書き込む。というものです。
自分の中でぼんやりしていること、不安なこと、手伝ってほしいことを書き込むと楠浦さんや支援者の方々が返信してくれる。
一人で考えると、もやっとしたままだったり、行き詰ったり、もうそのまま放置したり、ということになりがちでしたが、
とりあえず考えを書き込んでおけば、誰かが返信をくれる→先に進む。これを良い意味で利用していました。互助の精神に本当に助けられました。
そして、そこに書き込むためには言語化することが必要で、何がどうで困っているのか、何が気になっているのか、を具体的にする。
自分の頭の中もある程度整理しないといけなくなるので、言語化の非常に良い訓練・実践になりました。
次に価値仮説を立てるために、とことん深掘りすることを経験できました。
以前は表面だけの情報を切り貼りして、それらしくまとめていましたが、それでは自信を持って提案するにはほど遠く、提出したとて響かなかっただろう。と思います。
発明塾では5W1H (とKSQ)で技術面だけでなく、市場やユーザーを含めて最先端を深掘りしていく。新しい発明の価値の裏付けを行っていく。
この作業に慣れず最初はとまどいましたが、徐々に1つずつピースが揃ってくるのが面白くなっていきました。
これから検証実験に移るわけですが、検証がうまくいかなかったり、仮説が違っていたり、そんな場合にも発明塾の手法は大いに活かせるだろうと感じています。
もう一つ、学んだことは『売れる・勝てる・儲かる』という経営者側の視点を持つということでした。
この伝え方に関して今回は反省点がありましたが、まずそういった上層部が気になる部分も含めてテーマ提案なんだと感じました。
このような発明塾の手法を社内でも仕組み化できれば、より多くの中身のあるテーマ提案につながるのではないかと思います。
以上のように、大変貴重な経験を積ませていただいたこと、教えていただいたこと、感謝しております。
事前受講から約5ヶ月間本当にお世話になりました。
先日社内発表を行い、技術的なことについて色々つっこまれましたが、おもしろそうだからやってみると良いと検討の許可を頂けました。
発明塾期間中はテーマを二転三転どころではなく迷走しましたし、正直何度も挫けそうになりましたが、
皆さんの助けもあり一つの企画を仕上げることができた経験は今後の自分にとって大きな財産になったと思います。
発明塾のやり方が身についたとはまだ全く言えない状態ですが、今後もテキストやメッセージなど見返し新たな提案を企画する中で少しずつものにしていきたいと思います。
これから受講を考える方へのアドバイスとしては、間違いなく大変だけど、最終的にはなんとかなる、そして大きな財産になる。
今の研究開発のスタイルに行き詰まりを感じている、ステップアップしたいと考えている方にはぜひ受講をおすすめしたいと思います。
入社してから研究所に籍を置いているため、
この状況を打開したいと考え、
発明塾内での活動を通じて、
発明塾では限られた期間に一定以上のアウトプットを得るため、①
また、
企業内発明塾、大変お世話になりました。
私は今回、支援者としての立場で企業内発明塾に参加し、
参加者の部下がのたうち回って苦しんでいるのを傍目で見ているのが主でしたが、
楠浦さんのコメントや示唆で息を吹き返すのもまた、傍目で見てきました。
当たり前ですが、苦しみのないところからは何も生まれないですね。
苦しむ「場所」として、発明塾は適切な環境だと思いました。
数人のチームで互助しながら、時に情報共有、時にアイディア提供を行い、
最後は企画書のレベルまで調査、仮説設定を行う、
そんなことを行う「場所」として、長年のご経験からの様々な配慮を感じました。
また、私自身のこれまでの(大したことない)経験と照らし合わせて、
「絶対にあとで困るところ」、「いつも躓くところ」を先にしっかりと押さえておく、
そんな調査方法がシステマティックに組み立てられていました。
これを我流でやってしまうと、「わかっちゃいるけど」でスルーしてしまうんですよね。
そういう意味で個人的にはひとつずつのトピックスが腑に落ちました。
もちろん今回作り上げた企画がうまく承認されればいいのですが、
そうであろうとなかろうと、価値のあるマインドセットが我々の中に残ったと思っています。
あとはそれが当社のカルチャーとして根付けば、と考えており、
そこは参加者/支援者関係なくやらなくてはいけないところです。
短い期間でしたがたくさんの学びの機会をいただきました。
感謝しています。ありがとうございました。
これまで、「技術的に面白い」といった、技術者の都合の開発と提案をおこない、
棄却される度に、なぜこの技術提案が通らないのかわからずにいました。
楠浦さんに出会い、発明塾の思考法を習得するにつれて、その答えが鮮明にわかっていきました。
技術者目線の技術的な面白さ、ではなく
「会社として売れるか」「儲かるか」「やる意味があるのか」
「課題解決としての技術手段になっているのか」
という視点を身に付けることができました。
「世に出ない技術はやる意味がない。世に出ないのはむなしすぎる」
心に響く数々の言葉を頂き、技術者の立場で会社の未来を考えることに前向きに取り組めるようになりました。
社会人人生のベクトルが変わる体験でした。
ありがとうございました。
「アイデアの価値は課題の大きさで決まる」
「技術で課題を独占する」
この2つの考え方は研究開発活動を行う上で大きな指針になりました。
当たり前ですが、なかなかこの考え方で研究テーマを設定し、継続するのは難しいものです。
顧客価値をに繋がる技術、世の中のためになる技術の開発を目指していこうと思います。
昨日、社内報告会が無事完了しました。
社長の喰いつきも良く、非常に良い新規事業の提案が出来たと思っております。
これも、楠浦様のご指導あっての成果です。
新規事業の企画は、今まで(現職以外の他社でも)業務で取り扱ったことが無く非常に険しい道のりでした。
発明塾の手法を習得した事で、今後の業務に生かせそうです。
6か月間の長丁場でしたが、貴重な学習ができたことに感謝しております。
今まで本当にありがとうございました。
本日、ようやく開発トップへのプレゼンを行いました。
※時間はかかりましたが、周りのご協力を頂き自身の工数も確保できたので、プレゼンをすることができました。
審議の結果、OKが出ました!
そんなにうまくいくか?といったコメントももらいましたが、既存の開発技術を転用できる、1st ユーザーの規模が小さいなど、小さなリスク、支出で始められる点を説明できたことがGOをかけてもらえた大きな要因だったと思います。
「強い特許の作り方」講座受講も完了したので、まずは特許出願準備に急ぎ着手します!
これまで大学および研究機関にて基礎研究よりの研究業務に携わってきたことから、発明を権利化するという発想が乏しかったことを自覚していました。そして、新規事業開発に携わるようになり、その重要性を認識しているにもかかわらず何から手を付けていいのかわからないという状況でした。
その点、発明塾は最適でした。その名の通り、如何に権利化するかを目的として構成されており、典型例だけでなく失敗例などにも触れ、陥りがちな“木を見て森を見ず”といった近視眼的思考をマクロ化してくれる事前学習パッケージ講座は気づきの連続でした。ただ、そこには特殊な技法があるわけではなく、正確にはマインドセットや考え方の整理または言語化といったもので、つまり、小手先ではなく本質的なものがそこにはあると感じました。
おかげさまで特許が非常に身近なものになり、その視点から現在地を確認することができるようにもなり、視野を広げること、避けて通ることやピボットするなど柔軟な発想が手に入ったように思います。
(今のところ野望でしかありませんが)今後は、技術とビジネスを特許でつなぎながら面で攻めていけるような企画を事業化していきたいと思います。楠浦先生ありがとうございました。
発明塾の考え方は非常に有意義で、モノの見方や調べ方にも違いをもたらしたと感じています。引き続き、8週間パッケージを受け直したいくらいです。自分の子どもにも将来受けさせたい笑
研究→ビジネスのギャップが大きいと感じたところが埋められたと思っています。
発明塾は、大学・研究機関等でも非常に求められる思考回路だと思いました。
楠浦先生、畑田さん、事前受講から合わせると6か月弱、大変お世話になりました。
半年前は想像もできない企画ができつつあり、発明塾は偉大だな、と感じています。後輩の皆様へ、発明塾のすごさを以下の通り伝えたいと思います。
発明塾は以下4つが揃っているので、やる気さえあれば誰でも発明出来るようになるのだと思います。
(1)事前に、受講期間中に、随時知識習得できる教材・データベース
(2) (1)で得た知識を使って自身で企画を作る
(3) (2)で躓いても、ワークショップや自主討議で立ち直りのきっかけが得られる
(4) (1)~(3)で得られる能力を定着させる仕掛けがある(振り返り、自分マニュアル化を強く推奨頂くことや、重要な知識情報はSNSや教材で繰り返し自然にINPUTされる)
(1)は発明塾独自のもので素晴らしく、他の皆様が感想を寄せている通りです。更に(2)~(4)があるので、(1)が自分の力として定着していく実感があります。
そのようにして自分の企画に足りないピースを集めていくと、これまでの自分では絶対に出来ないレベルの企画が現れてきます。
私は視点が技術に偏ったり、ファーストユーザーが不明確だったり、紆余曲折続きでしたが、躓いてそこに気づかせてもらうことで大事なことを身に付けられたと感じています。
とはいえ、発明塾で教える内容は本当に膨大なので、今も改めて振り返ると新しい発見や実感があります。これからも勉強を続けます。
またいつか、改めて2回目の発明塾を受けたいとも思っています。
受講すべきか悩まれている方がおられるのであれば、受講に悩むより発明で脳をフル回転させてみませんか?と助言をしたいです。
長すぎず短すぎず、限られた期間の中でアイデアを育てて企画書に仕上げるという過程を体験することができました。そして、これから上層部に提案をし、最終的には予算を獲得するところまでやるという非常に実践的な内容です。
社内の人からは、よくあるコンサルの研修だと思われて、「いつ終わるの?時間ばかり取られるのに結局企画作るだけなんでしょ。大変だね。」と言われましたが、「よくあるコンサルの研修じゃないんです。本気でやる事業を考えています。絶対やりますからね。」と答えていました。
企画書の最終仕上げ中ですが、「保留」にならないように、「いいんじゃない?やってみたら?」という言葉をもらえるようにしたいです。
昨年、新規事業について営業開発内で半年位かけて案を練っていました。
色々と案は出ましたが、結局は、今の事業の延長線上にあるような内容で落ち着いた気がします。
今回の発明塾で考えたことは、この新規事業検討時には、全く考えもしなかった内容です。
それだけでもこの発明塾に参加した甲斐があったと思います。あとは、実際に新規事業として採用されるように、会社の念願の第3の柱として育つように進めていきます。
いつもペースが後れがちでしたが、叱咤激励して後押ししてくださってありがとうございました。
短い期間でしたが、大変貴重なご指導をいただき、ありがとうございました!
8週間集中パッケージを終えた時点では企画書まで作りこめる自信が持てませんでしたが、
その基本的なスキル・考え方をベースに、企業内発明塾にて楠浦さんに具体的なアドバイスを
いただいたことでなんとか企画提案書を仕上げることが出来ました。
その意味では、リアルな企画を検討している方は、企業内発明塾まで通して受講されることを
強くお勧めしたいと思います。
本当に提案技術を欲しているファーストユーザーを特許情報に限らない様々な観点で調べることや、
顧客へ提案する際にどういう資料を持っていけば次のアクションにつながるのか、など多くの気づきがありました。
「勝てる」「売れる」「儲かる」を、社内で説得力をもって示すためにはどんな根拠が必要か、
この辺は企業内発明塾を受講しないとリアルな体験として得られなかったと、振り返ってみて実感しています。
「説得力がある資料は、多くの公知事実と、それに基づく少しの推測」という言葉が個人的には
1番印象的でした。
弊社内でも、「勝てる」「売れる」「儲かる」という勝ち目を明確にせずに技術開発を進めているテーマが
あることも事実ですが、やはり出口は「事業・収益」であるということを改めて強く認識した次第です。
その意味では、全く新しい事業企画だけでなく、既に開発を進めている案件について戦略・方向性を見直す
ことにも活用できますし、発明塾で学んだ考え方を今後も実務に活かしていきたいと思います。
最後に、改めて楠浦さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。
発明塾に参加して意識が変わってきましたが、以前は特許の読み込みを全くやっておりませんでした。好奇心とジャストアイデアだけで新技術と銘打ち、視野狭く自己満足な技術開発だということがよくわかりました。特許を読み込み、世界の動向を掴み、他社の強みを理解し、その上でとるべき戦略を考えながら技術を開発する(技術マーケティング)という逆読み・確信犯な技術開発を目指します
楠浦さん、3か月という短い期間でしたが多くのご指導ありがとうございました。
受講開始前は、本当に企画書提案までいけるのかは不安でしかありませんでしたが、実際に「企業内発明塾」のワークショップ(WS)が始まると、着実に企画書の形になりつつあるというのが実感できたのは安心材料になりました。
第6回までで企画書を仕上げなければならないという「成果創出」を「コミットする」サービスの形態にもあるのかなと思っています(笑)
個人的な感想になってしまい申し訳ありませんが、御社のサービスはやはり楠浦さんが一緒に伴走してくれることに最も価値があると感じました。事前に「発明塾」の8週間集中パッケージを受講しましたが、実際に企画書の形に落とし込もうとすると、容易にできる訳がなく、楠浦さんのご尽力無しではこの企画書は完成できなかったと振り返って思う次第です。
また、個々のアイデアやテーマの状況が違う中で、各個人の状況に照らし合わせてベストな解を一緒に、かつリアルタイムに探索してくれる。この経験は、楠浦さんと一緒に取り組まないとその価値は十分に理解できないと感じました。さらに、一緒に参加したメンバーの製品やアイデアの形が全く異なっていても、そのメンバーの状況に合わせた企画書に仕上げていく考え方なども非常に勉強になりました。単に、自分の企画書を作成するだけでなく、他の受講生に対するコメントなどを得て、発明塾のノウハウの経験値を積むことができたと感じています。
最終的な価値は、実際に受講してみないと得られないとは思いますが、受講で得られた知識や経験は今後の社会人人生において必ずプラスになりますので、是非受講されることをお勧めいたします。
楠浦さん、どうもありがとうございました。
参加させていただく前は、知財調査を主軸とした新たなアイディエーションのためのフレームワーク程度に思っていました。
もちろん、発明塾には体系立てられたフレームワークやテンプレートも用意されており、丁寧な使い方サポートもあります。しかし、本質は、日本企業の中で散見される、やや硬直化し、特定分野に偏重した文化を持ちがちな組織に対して、いかに効率的、効果的に新規企画をとおし、さらにはその先の新規事業の成功までを真剣に考えることにあると感じました。
新規企画は不確定要素も多く「やらない理由」が先に立つことが多いものです。それを「やるべき」でなく「やらない手はない」に落とし込むことの妙は日本企業の特性を熟知されておられる楠浦先生ならではの手法だと思います。今後も卒業生を中心により多くの「確信犯」が生まれることを期待します。
楠浦さん、濃密な3か月をありがとうございました。
発明塾を終えて感じることは、
楠浦さんも仰っていたことですが、
私は一貫して右往左往を続け、
また、主体が“参加者自身”
通常、
このメソッドが発明塾の期間内だけで終わってしまうことの無いよ
開発や発明とかに縁遠い業務を行ってきて、更に会社から出されたテーマは全くの範疇外と我ながらよく参加したなと思う私ですが、経営層への最終発表まで終わって、発明塾に参加してその手法の有難さ(良さ)を改めて感じております。
正直に言えば、始めた時は、私、途中リタイヤするのかな?って思っていました。が、そんな私でもお陰様で最終報告まで出来ました。(それどころかメンバーのうち一人からはその方の企画が採用されたら企画内容でリンクする部分もあるので協力して欲しいとも言って頂けました!実際はどうなるか分かりませんが、技術者であるメンバーにこう言ってもらえたことが(最終発表よりも?)嬉しかったです(笑))。
私なりに最終報告まで出来た理由を考えてみたところ、もちろん楠浦さんのきめ細かい指導やフォローはもちろんですが(余談ですが、楠浦さんのSNSのレスポンスの良さには尊敬すらを覚えました)、3名でグループを組んでそれぞれの企画を隔週で支援者有/無しで議論するスタイルが、素人な私には合っていた気がします。
支援者よりも現場に近い目線で他のメンバーに助けてもらったり、楠浦さんや支援者からは経営の目線や現実的なのアドバイスを頂け、それぞれに非常に参考になりました。そして、ほぼ毎週のようにワークショップがあったのが大変な一方でよいマイルストーンになった気がします。
また、楠浦さんは「勉強になりました」はダメと仰っていましたが、『特許情報を確認する』という事を教えて頂き非常に勉強になりました。特許情報はごく一部の特別な人だけのもので私の人生には関係ないと思っていましたが、企画書を作成するだけでなく、日常の業務でも技術について知りたいことがあればGoogle Patentsにアクセスするようになりました。(特許情報の読み方はまだまだ勉強中ですが…。)
なので、無い無し尽くしの私でも最終発表まで出来ましたし、社内でもし少しでも興味を持った人がいれば、『企画書を作成して経営層に報告をする』という与えられたミッション以外にも個人でも会社員としても得るものは多いと思うので、その人のバックグランドに問わず参加してみることを薦めたいと思います。
11月に行われた新規事業提案の検討会の結果が出まして、来年度のテーマ化が内定いたしました。 今年度は、仮説検証の他に来年度の企画書作成など進めて行くこととなります。 一部の審査員からは厳しいコメントや評価もありましたが、弊社内では進めにくいと言われていた分野の新規事業開発を進められるという結果に達成感を感じています。 これ以上の達成感を感じられるという期待が大きく、仮説の証明を進めていくのが楽しみでなりません。
これまでエンジニアとしてキャリアを送ってきましたが、知財について疎く、
特許・新規事業開発については自身に全く関係のない話と思っていました。
(特許は全く読んだことありませんでした。)
そのような私でも発明塾を受講し、エッジ情報にもとづき、それを突破する形で
新規事業提案が可能でできることを体感できたことは、目から鱗の思いでした。
今回8週間集中パッケージの受講からでしたが、中身が非常に濃く、時に主務との
兼ね合いが厳しい場面もありましたが、発明塾の内容が自身のスキルアップに
繋がっているとの確信があったことで、やりきることができました。
主務と兼ね合いによる時間的な制約があったことは、考え過ぎを防止する意味では
自信にとっては逆に良かったのでは、とも感じています。もしもっと専念できる環境で
あったならは、考え過ぎ、調べすぎで悶々とし、右往左往していたことと思います。
多くのエンジニアは以前の私と同じような状況かと思っています。
今回受講してみて、現場を知っているからこそ顧客のニーズを多く感じる立場であり、
現場を知るエンジニアが事業の種を提案できることがもっとできれば会社としてもっと
成長できるのでは、と感じています。
一方で実務との兼ね合いが困難な場面も多々あることを実感していますので、そのあたり
を上手くフィードバックできる仕組みづくりについても何らか会社に提案していきたいと
考えております。
この度は貴重な体験を有難うございました。
最初、単なる新規事業を企画できるようになりたくて社内応募しましたが、受講終了後に振り返ってみたところ、新規事業提案ができたのはもちろんですが、考え方や行動習慣という根本的なところについての考え直しは、最大な収穫だと思っております。
自分の場合は、エッジ情報の調査段階に、面白そうな資料を多く調べていたと思いましたが、右往左往でお題を決められずに「確信犯」にならなくてかなり焦っていました。その時、楠浦さんに過去の記録をもう一度読もうと強く勧められました。そこで、今までの調査回路か足跡を確認しながら、発明塾受講メールに書かれた「好奇心満足の調査」というわなを思い出して、どっちは有効な情報になるか、どっちは好奇心満足のだけの情報になるか、を仕分けて情報をまとめて、だんだん自分が最もやりたい、やるべきだと考えることを見えるようになりました。ちょっと痛かった経験になりましたが、自分の癖か弱点を認識することができて、今後仕事にも生活にも気を付けようと思っております。
また、発明塾に蓄積されたエッジ情報のデータベース、SNSに残された討論や調査や思い付きのメモを読むたびに、「書き留め」習慣化の大切さ、その継続の力を深く感じました。本当に楠浦さんがおっしゃった通り、「捨てる」ために「書く」、「書け」ば「いつでも戻れる」。言語化することによって、頭の回路を自然に整理できて、いつもすっきりした状態でどんどん新しいことを入れながら前へ進められます。今後も引き続き実践しようと思っております。
過去、社内で種々の新規事業に関する取り組みはあったものの、現在までに残る成果は得られませんでした。このため、発明塾については半信半疑での参加でした。
しかし、回数が進むにつれて、自身の発案が成長するのを目の当たりにし、今までの社内プロジェクトとは次元が違うことを実感しました。また、何よりも自分のやりたいことを企画に仕上げる作業は、大変ではありましたが非常に楽しかったです。
発明塾の討議では楠浦さんからの助言やグループメンバーの指摘を通して、どうやって人を説得するのか、自身の企画に確信を持つためには何をすべきかなど、自分に足りないものがどんどんと明確になっていきました。
約3か月と短い期間でしたが、発明塾で得た経験は今後の会社人生を180度変える程のインパクトのある内容でした。今後は発明塾の企画手法(思考回路)を自分の中にため込まず、社内にどんどん広げていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
技術者として、常に新規技術、新規事業の創出を意識したいと思い、その手法を学ぶために発明塾に参加しました。
これまでは方々の専門家との関係性を構築し、密に連絡を取り行っていた新技術に関する情報収集を行っていましたが、発明塾で紹介している手法を用いれば、今の時代に即した効率的かつ網羅的な情報収集ができると感じました。
企業内発明塾においては、通常業務と並行して進めることが大変ではありましたが、10年、20年先の会社を担う新規事業の創出という、やりがいと好奇心から意欲的に進めることができました。また、学んだ手法を身に着けるためには繰り返し実施することが一番だと思いますので、今後も業務の中で意識して取り込んでいきたいと思います。
今回は既存の事業・技術に囚われない研究開発テーマの発掘を目的に、オブザーバーとして参加させて頂きました。
そのなかでも、「発明塾」の進め方や本質の捉え方、参加者をファシリテートしていく際の言葉の選定センスなど、
実務においても大変参考になりました。研修と言うと兎角形式論や表層的な内容に終始しがちですが、「発明塾」は
ビジネスの実際の現場で戦うには何が必要か(どのようにロジックを組み立てるか)に大きく焦点が当てられている
と感じました。当方自身がこれまでに得てきた知見と照らし合わせても、「発明塾」の手法は共感できる点が多く、
まるで自身が答え合わせをしているような感覚がありました。参加者は相応の苦労をしたと思いますが、一方で
新たな思考方法を授けて頂いたと思いますし、それが各人の今後の成長にもつながっていくと期待出来る、有意義な
時間でした。この場をお借りして改めて、楠浦さんに感謝申し上げます。
開発テーマ企画・立案・・・完了。
盛り沢山だったので、身につけるために再度立ち返る必要がある。
公報の請求項や明細を意識的に読むと、出願人、発明者のニーズでは?という内容を透かし見ることが出来る、という事を教材の誘導に従う事で体験できた。今まではニーズ、本当の課題が特許から読み取れると思ってもいなかった。
これを誘導なしで出来るようになることや、早いサイクルで仮説検証を繰り返すなど、習熟が必要な点は多々。だが、出来る、と認識出来た事が大きい。
●どの参加者さんも同じとは思いませんが、多くの参加者さんが、自分の力というより、
楠浦さんの力で企画が出来上がっている感触がある方が多いのではないでしょうか。
実際、私も1回目はそうでした。
今回は、2回目の参加でした。1回目の発明塾を通して、発明塾で私が重要だと思ったことは、
・最新の情報(特許とウェブ検索)を探せているのか
・今考えている案は、本当に今考えられる最善の形態か
・とことん企画書を突き詰めて考えられているか
の3点を常に自分に問い続けることでした。2回目の今回は、すでにこれがわかっていたので、
昨年度より自分の力で企画書を作り上げている感触がありました。
これが本当に驚いたことで、「もしかすると楠浦さんなしで、企画書が作れる?!」と小さな
自信が芽生え始めています。
ちなみに、2回目をとおして、私のマニュアル(上記3点)に
・プレゼンを聞いた人がどう受け取るか
も追加されました。楠浦さんはことあるごとに、このことの重要性を説かれておりましたが、
本当の意味で理解していなかったように思います。上記3点は「企画」を作り上げるために
必要な要素、今回学んだ1点は「企画”書”」を作り上げるために必要な要素だと思います。
今回は、「企画書」を作り上げる段階まで進めることができたから気づけたことだと思います。
企画を通すというところまで今回で行くのかわかりませんが、通すつもりで、最後まで作り
あげたいと思います。
●子育てと仕事の両立は、どちらも中途半端になってしまうと悩む方が多いと思いますが、
特に発明塾では悩みがつきませんでした。楠浦さんとの討議や自主討議の直前・直後は特に
時間をしっかりとって企画に向き合いたいところですが、どうしても保育園のお迎え時間が
あるので、納得いくまで取り組むということは残念ながらできませんでした。
しかし、時間がないからこそ、どう効率的に取り組むかというところにおいて、楠浦さんを
はじめとして、支援者の方の力をうまく借りながら進めることができ、結果的に企画書は
いい具合に完成できそうなところまで進めることができました。
結局、時間がなくても、時間をかける以外の別の方法をとることによって、どうにかなるの
で、子育てやその他理由で時間がない方も、安心して(そこまで構えず)発明塾に取り組ん
でもらって大丈夫だと思います。
●理由はよくわかりませんが、技術開発の進むスピードやトレンドの変化がこれまでとは
けた外れに早くなっていることを感じます。脱炭素も今はトレンドになっていますが、はたして
5年後にはどうなっているのでしょうか。
そんな中で、いち早く最新技術やトレンドを察知して新規事業を考える必要があるというのは
みなさんが悩まれていることなのだと思います。
これを解決するための手法の一つが、特許技術を活用する発明塾の手法なのですが、
私も、特許技術を活用するというのが唯一に近い解決方法なのではと感じています。
これまでの知財部は、「事業があって知財部がある」でしたが、これからは、
「知財部があって事業がある」といえる存在にならないといけないのだと思います。
社内でいろいろ反発がありますが、はねのけるためにも、個人がもっと力をつけていかなければ
なりませんね。
テキスト全体を振り返ると、発明塾の共通軸があると気付いた。共通原則を、言い方や材料を変えて何度も伝えてもらうことで徐々に理解できてくる。
アイデアを育てる、新事業を起こすというものがどのようなものであるか、いままでの考え方をガラリと変えて頂きました。
「発明塾」を通して育て上げた企画を役員にプレゼンした際に、聴講していた同僚から楽しそうに企画を説明していたと言われました。自分でも気が付いていませんでしたが、このアイデアを育てる楽しさが「発明塾」にはあると思います。
社内では若手に分類される年齢ですが、発明塾の考え方をこの年齢で学べて幸せに感じております。今後の会社人生を大きく変えた受講期間でした。
社内では「発明塾」の考え方が少数派でありますが、この考え方を浸透させていきたいと考えております。
また、この楽しさを今後受講される全ての方が体感できることを、願っております。
楠浦先生、畑田さん、私のキャリアにおいて最も濃い3ヶ月間をご提供下さり、誠にありがとうございました。
新事業系の研究開発に従事して4-5年になりますが、これまでのモヤモヤを一気に晴らしてくれたのが発明塾でした。
発明塾で特に衝撃を受けたのは、「死角にある重要な課題」を見つける方法が方法論として確立されている、という点です。
よくある新事業系のセミナーでも、バックキャスティングなどで新しい課題を見つけましょう、
新しい課題を解決できればブルーオーシャンで新事業を展開できます、と言いますが、
その課題を見つけるまでの方法論がボンヤリしており、具体性や確実性に欠けるなと感じていました。
その点、発明塾では、具体的に「誰が何に困っている(将来、困るはず)」まで明確に落とし込むことができました。
しかも、それが単なる個人の妄想ではなく、きちんと客観的な事実に紐づけられる点が実に素晴らしかったです。
振り返ってみると、新事業企画は「課題を発見」した時点でほぼ勝負ありだったのかなと思いました。
これからは「発明は、新しい技術を発見することではなく、新しい課題を発見すること」なんだと肝に銘じ、
発明塾で学んだことをフル活用して新事業に携わっていきたいと思います。
本当にありがとうございました!
楠浦さん、e発明塾及び企業内発明塾でのご指導ありがとうございました。
管理者として参加しつつ、支援者の役割もさせていただきました。
本当にいろいろと勉強になりました。ありがとうございました。
自分自身が新規事業開発中心に30年近くを今の企業の中で過ごすなかで、
「事業開発って何?」「技術開発とは何が違う?」という疑問をもっていました。
プロジェクトマネジメントだったり、リーダー研修だったり、MOTだったり
いろいろと学びはしたものの、実践方法がわかりませんでした。
楠浦さんとお会いしたのは2008年ですので、かれこれ14年。
企業内発明塾を実践し、ようやく違いが分かった気がします。
根本はWillで、何をもって社会に貢献したいと「確信」しているかだなと感じています。
経験上、引っ張るリーダーがいれば道は開けますが、
その人がいなくなるとまぁ崩壊することを何度も経験しました。
後に残るのはXX円投資したのに無駄になってしまったという酷評ばかり。
気が付けば、手をあげる人はいなくなり、道を示せる人もいなくなりました。
企業内発明塾の事例として、VRの医療展開をお聞きしかなり食指が動きましたが、
10万ですら動かせない役職で上を説得することもできませんでした。
それが5年前くらいでしょうか。
昨年、楠浦さんの本を読ませていただき、やはりこの方法(発明塾)は試すべきではないかという思いが募ったことで、
(ほかにも本当にいろいろなことが重なりました)
ようやく実践できました。
Willといっても、1部上場企業に入ってきている社員ですから、
「こんな製品つくったらちょっとは儲かるんじゃないかなぁ...」
というくらいの人がいるかいないかという感じの組織です。
これだと誰かを引っ張って道を切り開くなんて無理なわけです。
発明塾に参加して、
現状確認>仮説課題の立案>ソリューションの仮説立案>ファーストユーザーの仮説立案>各仮説の検証=現状確認>仮説課題の立案>...
というような感じのサイクル(実際はそんなに綺麗なサイクルではありませんが)を回して、
Willを醸成し「これやったら儲かるじゃん!!」といった「確信」に変わることがやはり大事ですし、
その変化の様子を見ることができました。
まだ仮説状態の事柄が多いので、「これやったら儲かるんじゃないか!?」くらいですけど、
思惑通り、モチベーションが上がっているのを感じます。
このような人材とアイテムを毎年3つくらいずつ作ってテーマ化する仕組みが
定着できると良いと思っております。
参加者3名とも部長級が並ぶ席上でも臆することなく、それぞれ立派なもので思わず目が潤みました(笑)
技術分野のバックグランドのなかった参加者が、これはアンサーに戸惑うのではないかと冷や冷やする質問に対しても、毅然と別添資料や関連HPを映し出して応える姿に、ご指導を賜りながら、提案テーマの最先端の情報を極めた自信が感じ取られ、頼もしいと思いました。
素材のいい内容は良き議論を呼ぶがごときに、プレゼン後役員、各部長から質問、前向きな意見が飛び交い、充実した会となり、将来の選択肢を広げる発明として権利確保を進めることとなりました。
終了後、役員からも「所内管理者のみなさんのメンタリングが奏功したのではないか」とのコメントがありましたし、指導者としてのマネージャ・上長の役割についても賞賛していました。
弊社も企業風土を変えなくてはいけません。
課題に衝突した行き詰まりを諦めの材料にするのではなく、これに喜び
どうしたら課題をクリアできるのかに目を向けて洞察行動のアクセルを踏む、
上司はその背中を押す、そして努力の成果を率先して社内に訴求することの重要性、
これを本年度の発明塾での取り組みを通じて学びました。
●今まで漠然と考えていた新規事業の創発におけるポイントを言語化できたのが大きいです。
例えば、
「お題の設定の方法としては、アセットの活用を考える/将来を預言する、ことからスタートし、そこでどれだけ『課題を独占できるか』がポイントとなる。『市場規模が大きい(大きくなりそう)』だから、という理由で選んでも売れないし儲からない」
など。
既存事業では、きちんと次に必要となる価値を読み、競合との比較をし、どう課題を独占していくか、という絵が描けています。
事業として成立しているということは、その有効性、必要性の立証ができていると言えます。
ですが、新規事業ではなかなかそれができません。既存事業には絵を描くだけの十分なアセットがあるから、ということだと思いますが、十分なアセットがない新規事業でもやるべきことは同じで、そこから逃げてはいけないし、足りないアセットを補完するのが特許を始めとする情報分析と理解しました。
言語化することで、自身の頭の整理もできましたし、今後、社内への展開を図っていくこともできそうです。
●とはいえ、専門分野でないところの「将来を預言する」というのはかなり難しいとを感じました。
専門分野は関係ない、というお話もありますが、領域やその人が持っている(暗黙)知のレベルによると思います。
専門分野でないところに踏み込むと、得た情報が本当にエッジなのか、自分が(容易に)理解できるレベルで留まってしまっているのではないか、という懸念を持ちました。
一方で、新規事業(新商品ではなく)として「独占できる課題」を探索するためには、専門家でないと理解できないような細かい領域に踏み込むのではなく、一般人でも概念的に理解できるようなことを探索していくのが適当なのでは、とも考えています。この点については、まだ自分としての答えは出せていません。
●誰でもできるかというとそうでもないと思います。
知識、論理的思考力、理解力などもないよりあった方がいいですし、なにより「新しいこと」との出会いにワクワクできる感性、「新しいこと」の中で良いものは受け入れる自己変容型知性、人に「なるほど」と思わせるストーリーを創り上げたいという欲望とそれに対する執着心、小さなことでも社会に/顧客に貢献したいと思える価値観、なんかを持ち合わせている人が適していると思います。
多くの人が一定持っているもので、でも壁にぶち当たると弱ってしまうモノ。
そこで挫けずに前に進める風土(仲間)を醸成していくことが必要と思いました。
●「わかる」と「できる」の違いを痛感しました。
正直言って事前の講習で学んだフレームワークは、私にとっては突飛な内容ではありませんでした。しかし、実際の討議に入って、それがどれだけ使えたか、フレームワーク通りにできていたか、と振り返るとできていないことが多々ありました。
また、実際の作業をすることで、テキストに書かれている意味の理解が深まることもありました。
初めての発明塾討議を終えた今、「もっともっとできるはず」と感じています。
お題の設定から、「仮説」と「検証」のやり方、討議の仕方など、改善の余地はいっぱいあると感じています。
これも机上のお勉強だけでは気づけなかったことであり、実際の討議、企画書作成を経験したからこそ、ですね。
ブラッシュアップを続けていきたいと思います。
5か月間ありがとうございました。
これまで、主に技術系の仕事に携わってきた中で、特許に触れる機会は決して少なくはありませんでしたが、目的を持って調査し、読み進めることで、事業の創出、強化に直結する取り組みになることをより感じました。
ご紹介いただいた書籍も、大変勉強になりました。
特にこれからの若手の技術者を指導するのにあたって、漫然と特許を読み進めるのではなく、目的を持って、確信が持てるネタを見つけられるようになるまでのプロセスを身につけ、自分なりの答えの出し方、発明法を見出していく経験を積ませることで、個人や組織の大きな成長につなげられると思います。
また、何より、討議での先生の情報収集のスピード感やアドバイスの広さ、深さは、一朝一夕には会得できないことを身に染みて感じつつ、事業創出を牽引する立場の目指すべき姿としてイメージしながら、今後も励みたいと思います。
本当にありがとうございました。
企業内発明塾を始めるトリガーとなったのは、トップダウン設定された後発商品における事業企画の行き詰まりでした。
商品や対象市場のアイデアを考える上で、特許情報は我々なりに活用してきたつもりですが、発明塾討議を重ねていく中で、特許引用・被引用から技術や市場の流れを読むこと、そこからエッジ情報を見極めて、後発商品がトリガーでもギリギリの飛躍が狙えることが実体験を通じて学ぶことが出来ました。
またそのギリギリの飛躍が、個人的にずっと引っ掛かっていたある後発商品への進出に「必然性」を生み、トップ意向に関わらず新たな事業企画として「たとえ一人になってもやりたい」と思える、自分自身が腹落ち出来る企画提案になったと思っています。
ただ、1テーマだけの検討で、発明塾の発想法や視点の変え方を自立して出来るようになるのは難しいとも思いますので、今後また新たなテーマで発明塾手法を反復・経験し、自分の思考ツールとして定着させていきたいと思います。
これまでのご指導有難うございました。
無事にかどうかは不明な所ですが、なんとかやり切ることが出来ました。
楠浦さんを始めとしてフォロワーの皆さんのたくさんのご協力があって何とか最後まで走り抜けることが出来たと思います。
これまで新規事業の創出に関わることが無かったので、今回の発明塾は自分の中ではとても大きな挑戦でした。
通常の業務では既に業界も顧客もいるなかで新たな製品を開発していますが、発明塾は真逆の状況でした。
分野、用途、製品、ターゲット顧客といった全てをゼロから作り上げなければならなく、まさに新規開発を体感する3か月でした。
到達地点が見いだせずに心折れかけそうなときも何度かありましたが、その都度、楠浦さんとフォローをしてくれるOBの方々に助けられてきました。
今回の発明に辿り着いた瞬間は正に霧が晴れた気分で、「これが発明なんだ」と真の意味で理解出来たと思います。
道をうまく作れば可能性は無限大に広がることに気付けたことが今回の何よりの収穫です。楠浦さん本当にありがとうございました!
大変お世話になりました。
発明塾で良かった点は、参加者の互助が活動の前提である点です。
一方的な講義形式ではなく、あるいは自分1人で抱え込むのでもなく、参加者全員が意見を出し合い、それを深掘りし、最終的に発明に仕上げる貴重な体験をする事が出来ました。
普段の業務や研修ではなかなかできない体験だと感じました。
また、発明とは何か?について改めて考える機会となりました。
研究開発の仕事に就いていると、どうしても解決手段にばかり目が行きがちで、課題ベースの考え方がおろそかになっていました。
発明塾での1からの新規事業検討は、そのような日常業務外の考え方に触れ、それを実践する事ができ、とても有益な取り組みでした。
・当社では、出願は事業を守るためが第一であったため、絶対に誰もが通る部分、その事業を行う誰かが使う場面を想定して特許出願を目指したことが新鮮でした。
・企画をするという上で、楠浦さまの引き出しの多さは少々のことで真似できるものではありません。発明塾に参加する一番のメリットは、楠浦さまの知恵を借りることができるということだと思います。
・企画を作っていくということとは、少し外れるような内容(例えば日ごろの情報収集のやり方など)も含め、様々なことをお教えいただき、視野が広がったように思いました。
私は参加者として1回、支援者として2回、企業内発明塾を経験しました。
発明塾には「アイデアを育てる」という考え方があります。今回、これがいかに難しく、いかに大切な考え方なのかを改めて感じました。
私は3回目の経験を通して、そもそも「アイデアが育つための場があること」がとても大事なのではないかと考えるようになっています。
発明塾では参加者全員がフラットな関係で、思っていることを臆せず、互いに率直に共有できる空間を自分たちで積極的に作っていきます。
まさにそれがアイデアが育つための土壌なんだと理解しています。そして参加しているメンバーが本気であれば、その土壌の上でアイデアが育っていく。
こういう空間は、社内だけで作ろうと思ってもとても多くの壁を超えないと難しいと感じています。
今は楠浦さんの力をお借りしていますが、この場を自力で作れた時、我々の組織は多くの発明を生み出せる組織に変わるのではないかと思います。
今回も多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
この度は、知財部門で出願・権利化業務をおこなっているチームで参加しました。
私は支援者の立場で参加し、参加者3名は技術分野のバックグランドのない者や知財業務経験の浅い者もおり、やり遂げられるか不安がありました。
楠浦さまとのワークショップとの間に実施した自主討議では、次にどの方向で調査・検討すべきかが分からなくなり、行き詰ることもありましたが、楠浦さまから調査・検討のきっかけとなる情報を紹介いただく等により、導いていただきました。
支援者の立場としては、主に参加者の検討に役立つ情報を提供する役割でしたが、ご指導いただいた仮説を立てて検索することにより、最先端と思われる情報や、まさに求めていた情報が得られる場面が多く、興味深く取り組むことができました。
このような検索の考え方は今後の業務にも役立ちます。
なお、私は参加者の上司(管理者)でもありましたが、企業内発明塾資料のなかの「「支援者」の役割とは?」を読み、情報提供が業務指示と受け取られないように、参加者の自主性に任せるように心掛けました。
今回は3テーマに取り組み、途中段階では3テーマ全てを企画にするのは難しいかもしれないと考えたこともありましたが、楠浦さまは、これまでの豊富なご経験から、どの段階で行き詰るかや、行き詰る理由を把握しておられ、場面に応じて適切にご指導いただき3テーマともやり遂げることができました。
大変お世話になり、ありがとうございました。
発明塾に出会わなかったら今後も本物の新規事業企画について理解しないままでいたと思います。
発明塾との出会いは今後の新規事業企画の考え方に大きな変化をもたらしてくれるものでした。
これまでは新たな事業を立案する場合に、どうしても今まで取り組んできた範囲での思考になってしまい、「勝てる事業」、「市場を独占できる事業」にはなっていませんでした。
また新商品の開発をすることもありましたが、既存製品に改良を加えるに留まることが多く、「顧客に対する提供価値」の点が足りていませんでした。
新規事業立案するにあたり、最先端の情報(エッジ情報)を見つけて、その先を行くという方法で取り組みますが、”普通に思いつくことは世界中の頭の良い人が既に検討済みか、もう実現している”ということを実感しました。
特許情報の引用、被引用を徹底的に調べてエッジ情報にたどり着くという方法は今までに取り組んだことがない方法であり、この方法だからこそ新たな発明が生まれることが分かりました。
取り組みを進めていく過程で、道に迷ってしまうことが起こります。
楠浦さんの講義でも”こうなると道に迷ってしまうので注意してくださいね”と助言があったにもかかわらず、私はどこへ進めば良いのかが見えなくなり道に迷ってしまいました。
その際に、”現時点で何が分かっていて、何が分かっていないのか”を明確にするというアドバイスをいただき、参加者みなさんの協力も得て何とか迷子から抜け出すことができました。
発明塾の考え方である「互助」の考え方は、非常に心強く、企画がうまく進まないメンバーを助け、取り残さないようにするからこそ、強いチームワークができ、ディスカッションも活発になるのだと思いました。
今回発明塾に参加して得たことを活かして、これからも取り組んでいきます。
大変お世話になりました。ありがとうございました。
発明塾を通して、単純なアイデア発明ではなく社会課題を解決し、ますます勝つ仕組みになり、
市場を独占できる可能性のある案を社内で提案することができました。
これも発明塾のシステムと楠浦先生のバイタリティのおかげだと感じています。
半年間の発明塾で学んだ事は多々ありましたが、特に以下の3点のおかげで独創的なアイデアが出せたと思っています。
①知財の読み方が変わる
今までの先行特許検索では、類似特許が見つからないように祈りながら行っており結果に一喜一憂していました。
先行がなくても「網羅できていなのでは」と不安になることもありました。
発明塾の「エッジ特許」の考え方は、通常の特許の見方とは正反対の考え方で目から鱗でした。
「エッジ特許」の考え方では、最先端特許の発見方法や最先端と判断する方法、その特許の見落とし点を見つける方法などが学べます。
そのため根拠や確信をもって、不安を無くすことが出来ました。
さらに誰も気がついていない課題を見つける事ができました。
②発明は証明問題という認識になる
発明塾を受講する前は、発明は思いつきや偶然で生まれるものと思っており、当初この意味が分かりませんでした。
しかし仮説検索などの発明塾独自の方法や仮説の立て方、検証方法のロジックなどを学ぶことで、
今まで思いつきで行ってきたアイデア立案が
証明問題を解くように体系的でロジカルに組立てることができる、と気づけた点は大きかったです。
③適切なタイミングでのフィードバックが得られる
発明塾では、発明を行うには様々なフェーズがある事を学びました。
今自分がどのフェーズにいるのか判断してくださり迷子にならないように適切にアドバイス頂けました。
さらに教材の中には、迷子になった際の質問集(KSQ)などが用意されています。
タイミング良くフィードバック頂けることで受講期間内でも結果を出すことができました。
最後に発明塾では、アイデア出しでありがちな「アイデアに賛同するだけ」「問題点を指摘するだけ」では終わりません。
どの様に発明を行えばよいか、楠浦先生方やメンバーとトコトン考えます。
発明の導き方やメンバーとの議論の重要性を今後の業務にも活かしていきたいと思います。
半年間と短い期間でしたが本当に有難うございました!
私が発明塾で学んだことは、「企画とはどういうことか?」ということです。
会社で年次が上になるほど要求されることですが、社内では誰がきちんと教えてくれるわけでもなく(教えられる人もそういるわけではなく)、また、社内外のセミナーなどの座学だけでレクチャーされてもその場限りで身につくことはありません。
発明塾では、自分の選んだテーマで、時間をかけて自分で真剣に考え悩みつつ指導を受け、企画を完成させることで、企画とは何かを体感することができました。
実際、会社で新規開発テーマ提案を昨年(独自で)と今年(発明塾の指導を受けて)行いましたが、今年の方が格段にレベルが上であることを実感しています。
これまで人事部その他の研修に数多く携わり、新規事業や研究・開発テーマを企画立案する研修を多数開催してきましたが、大半の受講者は「この研修を受講しなくても作れる発表内容」で終わり、研修翌日から「研修前の社員」に戻ってしまうという、「実りの少ない研修」が多く見られました。
発明塾は「どこにもないカリキュラム」と「代替不能な楠浦先生」で成り立っており、受講生が自らエッジ情報を獲得し、その業界における発明の最前線まで進み、発明塾を開催しないと出てこないアイデア・企画を生み出すことが出来ます。受講後は事業センス・発明センスが明らかに強化された社員が誕生するのを見てきましたので、研修を企画した事務局としては大成功だと感じました。
今後も受講生の皆さんが、「発明塾ならでは」のアイデア・企画を提案されることを期待します。
支援者として参加しました。
支援者の役割は、参加者から「こんな情報が欲しい!」と依頼された時、情報をタイムリーに提供することだと思って発明塾をスタートしました。
しかし、ワークショップ1回目の楠浦さんから、
「思ったこと、気付いたことは、どんどんコメントしてみんなで共有しましょう!」
とのお話で、当初の考えはなくなり、「じゃーお構いなくやらしてもらいます(笑)」となりました。
そこから、「このコメントをすると参加者の考えを惑わすかな?」、「テーマから少し脱線していないかな?」と思うこともどんどんコメントしていきました。
そうすると、自分の中の参加意識も高まり、なにより、コメントを拾ってもらい、話が前に進んでいくことに喜びを感じました。
このように、みんなのコメントを受け入れ、否定せず、広げていき、どうすれば話を前に進めれるか考える、発明塾の雰囲気はとても心地が良かったです。
結果、どんどんコメントすることは正解でした。
人はそれぞれ考えが違うため、コメントをした当人も気付かなかった考えにたどり着き、話が前に進むことが多々あったためです。
まさに、「みんなで育てる!」でした。
終わってみると、当社でこれまで思いもつかなかった新規テーマを見つけることができました。
ありがとうございました。
発明塾に参加したメンバーの調査の腕がメキメキ上達して、いろいろな情報を集めてくることができるようになるのを目の当たりにしました。
最初の思い付きからそう遠くないところでまとまったものから、途中から全く違う道へ進んだものまでありましたが、楠浦先生のご指導の下、それぞれが自分たちの調査結果に基づいて短期間に「発明」にたどり着けました。
この達成感や一体感の経験は、今後も参加者の大きな力になってくれるものと思います。
本当にありがとうございました。
楠浦さん、短い間でございますが大変お世話になりました。
発明塾を振り返って思うことは、発明はゴールではなくスタートだということでしょうか。
新しい発明には新しい課題があり、それを解決するためには新しい発明が必要と、
よく考えたら当たり前のことなのかもしれませんが、今までは気づいておらず誰かに先を越されていたらすぐに諦めていました。
発明塾ではそこをスタートとして、どうやったら新しい課題を解決し発明になるか、そこに至るまでの道(思考の仕方)を学ぶことができました。
また機会があれば教えを請いたいと思いますが、まずは自分の発明を形にすることに全力を注ぎたいと思います。
ありがとうございました。
第1回目を終えたときは、達成感と感動と疲労(笑)とで胸一杯でした。
でも、発明塾の方法を習得するためには、どうしても2回目が必要でした。
そして幸運にも、一年後、ちょうど第一回目と同じ季節の開催チャンスに恵まれました。
正直申し上げますと、とても身が引き締まる想い(畏怖の念?(笑))でしたが、開催しない選択肢はありませんでした。
まさに「苦労するけど、やれたら最高」の想いでした。
そして、無事やり終えた今、やはり発明塾なしでは得難い成果と方法論の獲得に、再び成功しました。
途中、他の業務との関係で、どうしても時間配分の難しい時期がありましたが、粘り強くやり切れて良かったです。
以前より一段も二段も高い視座を獲得できたことを自分でも誇りに思います。
そして又、第三回目を開催することで、より高次の領域に到達したいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
【後日、いただいた内容】
昨日、突然、夕方の部長会に招集されました。
所属部門の役員の方は、当方の提案の実行に非常に前向きで、既に色々動いて頂いているそうです。
報告したときも、「ここまでの内容になっているので、頑張りは想像できる」と御言葉を頂きました。
役員の方の根回し効果もあり、協力者集め等が予想以上にスムーズに進捗しています。
要は私の想定以上に必然性の高い新規事業提案だったということかと思います。
しかしながら同時に又、やはり発明塾なくしてはできない提案だったとも思います。
全てのワークショップが終了した2週間後、社長への企画書説明会を開催しました。
3件の企画書の説明を終えたところで、普段は叱咤激励タイプの社長から、
「3件とも面白い。よくこんな案件思いついたね。」と言われ、全てが報われたと感じました。
しかし、そこでちゃんと言っておきました。
「いや、思いつきではないから、ここに行きつけたんですよ。
今までの『思いつき新規ネタ探し』では、この案には絶対に行きつけなかったんです。」と。
まさに発明塾で教わった内容が全て詰まった企画書を仕上げられたと感じました。
・思いつきはダメなこと。体系的にやらないといけないこと。
・いままで自分が出していた新規ネタはやっても無駄なところ(すでに解決されている課題)だったこと。
・特許情報分析ができれば、発想力が大したことなくても新規案を出せること。
その他、楠浦さんも含めて、参加者・支援者・見学者のチームワークを感じました。
互助の精神で、頼まなくてもお互いをフォローし、結構厳しい指摘もしあうところは学生時代の部活動も思い出しました。
活動に移るこれからが本番なのですが、今は「発明塾ロス」を感じてしまっております。
楠浦さんからの多くのアドバイスや検索結果のフィードバックに加え、Aさん・Bさん(支援者)からのレスポンスが大変支えになりました。Aさんの検索能力の高さやBさん(支援者)の特許検索スキルの高さを知ることができました。Cさん(支援者)からは当社の過去検討データをいただいたり、Dさん、Eさん(支援者)からは多くのエンカレッジをいただき、「いい仲間」と企画をともにできてうれしく思います。想定していた倍の工数がかかってしまいましたが、それだけの時間を費やす価値があったと自負しております。私の部門の幹部役員からのお墨付きで通常業務に関して配慮いただき、部署をあげて発明塾の実施を応援してもらえたのも挫折することなく、企画提案にこぎつけた秘訣だと思います。それも、楠浦さんが事前に幹部とも面談していただいたからではないかな?と邪推しています。
「発明塾」のやり方を一言で説明するのはとても難しいと感じています。これは上層部との相談が必要ですが、個人的には、他の同僚たちもぜひ発明塾に参加し、考え方を身に着けながら新規事業探索をしてもらいたい、そうすることで当社の研究部門はずっと良くなると思っています。
今回の発明塾を通して、「いかに効率よくテーマを出すか」ということを身を持って学ぶことが出来ました。
はじめに教材に取り組み、頭では理解しているつもりでした。
しかし、実践でそう簡単にできないことがよくわかりました。笑
これまでいかに自分が情報に溺れ、非効率な検索を行っていたかを痛感致しました。
実際、他の方にとっては初歩的なことだったかもしれませんが、私は情報探索からアイデア出しに至るまで、かなり苦労しました。
しかし、発明塾の参考資料や動画で、「Q&A」のように求める解決策に近いものをあげてくださっていたので、逐次見直すことで着実に進めていくことができました。
加えて、SNSを通して、楠浦さんにタイムリーに的を得たご意見をいただけたことが、一番ありがたかったです。
言語化して考えを共有することで、参加者、支援者のみなさんの力添えをいただき、アイデアの実現度が高まり、「アイデアが育つ」過程を体感することができました。
これは私の中で一つの成功体験に近いものとなり、仕事に対するモチベーションも自然と上がっております。
この経験を活かして、実践を重ねてより良いテーマを提案できるよう、よりいっそう励みたいと思います。
貴重な経験をありがとうございました。
企業内発明塾を経験する前も、技術動向調査という名のもと特許調査などはやっていましたが、
テーマ提案というところまではいかず、所謂「勉強」止まりでした。
一方で、3か月という短い間でしたが、企業内発明塾を通して、
「新規テーマを企画する」というアウトプットまでたどり着くことができ、自分でも驚いています。
わからないことを調べ、仮説を立てる。そして、また調べ、アイディアを出し、検証する。
このような、一見すると当たり前のようなことができていなかったことに気づかされました。
心強い支援者(楠浦さん)の元、特許の読み方、欲しい情報の探し方、アイディアの育て方など、
様々なことを実践形式で学ぶことができ、「必ず成果を出す」ことで得られる経験は非常に大きかったです。
発明塾で得た経験や知識は日々の業務でも活用させてもらっています。
本当にありがとうございました。
今回、私は支援者として発明塾に参加いたしました。
準備期間を含めて5カ月間、ハードな内容でしたが、
発明のアイデアを参加者と毎日議論し、一喜一憂したことは今思えばとても充実した日々で、楽しかったです。
参加者の方々が、次第に、情報収集能力や発想力が上がっていくことを感じ、
最終的に非常に高いクオリティの企画書を仕上げていくのに、驚きました。
学んだ手法を活用し、今後も質の高いテーマ提案をしていきたいと考えています。
発明塾は、日本の発明者および研究者のレベルを上げる有効な手法であると思います。
最終回のコメントでも少し触れましたが、私は「自ら何かを提案する」が苦手で、
そういう事をなるべく避けてきました。背景には「どうせ自分の提案なんて・・」という自信のなさがあります。
従って、今回発明塾に参加するように言われた際も不安しかありませんでした。
事実、事前のe-learningを受講しても自分が発明をしているイメージが一切湧きませんでした。
(もちろん、発明塾の考え方などは勉強になりましたが)
こんなマイナスイメージでWSがスタートした訳ですが、
SNSに自分の考えを投稿する→主に楠浦さんがレスポンスしてくれる→また自分の考えを投稿する・・・
というやり方が非常にやりやすく、どんどんのめり込んでいきました。
何故だろう?と今振り返ってみて、以下の理由が考えられます。
・多少おかしなことを言っていても絶対に否定されない
・すぐに的確なアドバイスが返ってくる
・楠浦さんの人の企画を理解する理解力の高さ
この中でも否定されない、というのは一番大きかったかも知れません。寧ろ少しでもいいアイデアが出るとポジティブな返信を貰える。
変な言い方になりますが、楠浦さんに褒めて(認めて)貰いたくて、頑張っていた面もあるかもしれません。
今思えば人の承認欲求をうまく利用しているような気がしました(それを狙っているのかもしれませんが笑)。
発明・提案には理解者がいてくれることが重要だな、というのが発明塾を通して感じた部分です。
その点、楠浦さんが「自分よりも自分の企画の本質を理解してくれる」ので今回の自分の企画も自信を持って提案できるまでに成長させられたのだと思います。
今回の発明塾での学びで、自分でもここまでの提案ができるんだぞ、という自信に繋がりました。
今後の社会人としての生き方・考え方が変わる、本当に良い経験をさせて頂きました。
ありがとうございました。
「役に立つアイデアが思いつかない」
「思いついてもアイデアが優位性を持っているかわからない」
「アイデアが出来ても事業に繋がるかわからない」
ゼロイチの事業を立ち上げる上では多くの心配事や壁を感じていました。
(新規事業を作る方々の「あるある」ではないでしょうか)
発明塾では、知財情報という非常に明確な基軸を持ちながら、
自由な発想やチームとの共創を効率的に促進するメソッドを組み合わせ、
事業提案にまで一気にまとめ上げる一連の流れをご教示いただきました。
講義を通じて非常に短時間で「イケそう・提案できそう」と思える事業提案が出来たこと自体にも驚きがありましたが、
それ以外にも、「調査による周辺知識の深まり」「チームでの発想・共創のメソッド」といった副産物が
その後、2つ目、3つ目の事業構想を効率的に作り上げることに応用できたことがより大きな驚きでした。
私個人にとっても、今後の人生における大切な心構えとその実践を支えるツールを手にすることが出来る、有意義な時間になりました。
先を見通せない世の中では、自律的に自らエッジを超えていくことが最も効果的なアプローチだと考えます。
そうした方々が発明塾を通して世に増えていくことを願って御礼とさせて頂きます。
自分の中の考えが、よりクリアになった有意義な時間でした。
楠浦さんのお話は、他では聴くことができない、すぐに使える実践的なお話です。
分かっているようで整理できていなかった独占の考え方、
新規事業テーマを始めるときは必ず立ち返るエッジの考え方、
この2つは、今でも私の血肉になっており、実務で使える大切な考え方だと思います。
御社の発明塾を受講した弊社参加者からは、発明発掘のための情報の探し方や読み方、発明の技術整理の仕方を学ぶことができ、また、発明塾で学んだ発想法は、あらたな発明の発掘に活用できる、といった声が聞かれました。
研修内容のボリュームや、チャット機能を用いた討論に負担を感じた参加者も多かったですが、実際に発明塾に参加したからこそ、そのような課題を感じることができたかと思います。
特に、リモートワークのと組み合わせた働き方も見据え、発明発掘の討議を体感する良い機会となるのではないのでしょうか。
我が社の場合に、業務の中から発明を創出する意識が少ないことから、その経験を積んでもらうために開催しました。
エッジ技術の調査、その後のチャットなどを使った討議などにより、発明の深堀りをする経験を参加者が積むことができたことが大きな成果です。
特に、先行文献などの情報の探し方、読み方、技術的な流れの把握、整理の仕方、本発想法が手段の一つとして活用できることなど、を習得できたとのコメントを受けております。
文献(公報)検索の仕方や読み方は、以前よりeラーニングでも学習していましたが、今回、時間をかけて取り組んだことで、理解が深まり、実務への効果が期待できると感じている方が多かったようです。
発明塾を終えて、当時を振り返ってみると、「かなり楠浦さんに鍛えられたな…」というのが正直な感想です。
それと同時に、このような新事業創出プロジェクトを社内メンバーだけで実行したとしても、どうしても甘えが出てしまい、前に進まなかったな、とも思います。そういう意味では、外部からメンバーを入れて、違う考えを取り入れるというのはとても意味があったと思います。
発明塾期間中を思い出すと、「自分がこの会社でやりたいこと…」を考えるいい機会になったと思います。
発明塾を始めるにあたり、「お題」を一つ決めてスタートしますが、私の場合、回を重ねるうちにどんどん考えが発散していき、フラフラ迷走していきました。
楠浦さんから「あなたはそもそも何がやりたいのか、もう一度、原点に返って考え直した方がいい」という厳しいコメントも…
自分としては一生懸命考えているつもりでしたが、なぜか自分だけが攻められているようで…自暴自棄でやけ酒の日々もありました(笑)
ただ、そんな自分を楠浦さんは見捨てることなく「とにかく、考えたことをアウトプットしなさい! でないと助けれるものも助けれない!」と叱咤激励しながら、最後まで並走してくれました。
(今思えば、これが生みの苦しみか…と思えます)
自分は、発明塾期間中の半分の期間を使って、‟自分は何がしたいのか”を考えていました。先生と決めたリミットの日付のギリギリまで悩みぬいて、調べぬいて、一つ自分で答えを出しました。
結局1周して(いや2~3周したか…)、自分のやりたい企画に戻ってこれた。そんな感じでした。
それと同時に、迷走したからこそ確信が得れた。という感覚。そこからは2次関数的に一気に企画書を仕上げていきました。もう迷いはなかったです。
(思い出すと涙が出そうになります…)
発明塾の最後の集大成として、社内プレゼンを行いました。
とても楽しんでプレゼンが出来ました。
自分が発明塾を通して学んだこと。
「生みの苦しみから逃げるな」
「決断から逃げるな」
「企画する者が楽しむこと(つまらん企画は、たいてい企画者が楽しんでない)」
楠浦さん、どうもありがとうございました。
コロナで打ち上げができていませんが、いつか再会できることを楽しみにしています。
発明やアイデア発想という掴みどころの無い難しいテーマに対して体系化されており、単なる思い付きではなく「狙って発明する」というところが素晴らしいと感じました。
また知財やエッジ情報を活用して、最短経路で発想するという考え方を学べたこともとても良かったです。発明塾の手法に沿って考えていくことで、解決すべき課題が見えてきてそれを突破することが発明なのだと感じることが出来ました。
実践の中では紆余曲折があり、それ相応の苦労があるのですが、参加したメンバーは今までに無い新たな思考方法を手に入れたのではないかと感じています。
ご指導をいただきありがとうございました。
あるアイデアに対して、知財、特許という切り口を設けることで、アイデアの価値の客観視、事業へのインパクト、競合情報、必要要件のような、横断的評価が可能になり、常にアイデアの形を変えながらダイナミックに議論することができました。
特許はどちらかというと企画プロジェクトの後半から確認、取得しに行くものという認識でしたが、プロジェクトの初期段階から客観的戦略探索ツールとして取り入れることで、企画の質が高まることを実感しました。この感覚をより多くの関係者がつかみ、対等にディスカッションできるようになることがこれからの事業創出に欠かせないものになると考えます。
デザイン思考、マーケティング手法などなどが存在する中で、一つの思考法として非常に役立ちました。
発明塾では、小手先の技術ではなく
課題解決のための根本的な思考法から取得することができるため、
社内の様々な業務に応用することができ、私にとって非常に有益なものとなりました。
内容が体系化されており、課題の抽出から解決方法の考案までのプロセスを
細かく段階を踏みながら学習していけるため、誰でも取り組みやすい内容になっています。
そして、発明塾で学んだことをベースに業務に取り組めば、
どんな人でもおそらく自身の仕事の質が一段上がっていること実感できるのではないかと思います。
私自身、課題の抽出に関して、これまでは経験的に導き出しているところがありましたが、
発明塾を受講してからは、そのプロセスに対して論理に基づいた理由付けをしっかりとできるようになり、
業務に自信を持てるようになりました。
密度の濃い、良い学びの機会をご提供いただき、本当にありがとうございました。
楠浦先生、本当に貴重な機会をいただき感謝いたします。
コロナ禍の真っ只中、全てWeb対応となり、当初は慣れないながら、徐々に参加メンバーの発想心が擽られ、一体感が生まれ、最終的には、各メンバーともこれまでにない企画案を練り上げることができました。これも楠浦先生のご指導の賜物です。
今後、こうした発明塾のDNAを少しずつ社内へ植え付け、創造性豊かな製品・サービスをできるだけ多く、世の中へ提供していきたいと思います。ここまで本当に良い機会をいただきありがとうございました。
特許情報から将来の技術の兆しを掴む、その技を発明塾でご教授いただきました。
特許情報なんて、過去に誰かが考えたことで、将来の兆しにどうしてつながるのか?、と思われるかもしれません。
将来は、ゼロから作られるわけではありません。これまでの技術を背景にして行われるのです。
そこで、これまでの様々な技術がどのように積み重ねられてきたのか、これを、巨人の肩の上に乗る、というという言葉を具体化したやり方で、ロジックをもって、過去の技術である膨大な特許情報の中から、将来の兆しとなる情報を見つけ出す、これが発明塾なのです(という当方の理解です)。
楠浦先生は、これをほとんど魔法のように、さらっと見せてくださるので、最初はキツネにつままれたような気持ちになるかもしれませんが、裏には、ロジックがきちんとあります。頭に汗をかきながら、このロジックを身に着ければ、巨人の肩の上に乗ることができます!
私は輸送機器メーカーのエンジニアとして、10年程設計やCAE部門で業務を経験した後、新規事業に関わる研究テーマの立案、遂行を担当させて頂くことになりました。その時に企業内発明塾を受講させてもらうチャンスを頂きました。
発明塾の内容は本当に貴重なもので、受講から7年程経ちましたが、その時の衝撃、記憶は鮮明に残っています。新規事業立案をテーマにした研修は多くあり、他にもいくつか聞きに行きました。他の研修とは比べ物にならない程、素晴らしい体験でした。
研修中にまとめたテキストデータは今でも私のバイブルで財産です。新規事業や発明、企画、知財以外の仕事をしている方でも、企業で働く方である方なら大変参考になる考えを得ることができます。
設計部門で仕事をしてきた自分は、パテントは、他社にその構造をさせない武器程度にしかとらえていませんでした。パテント回避のため他部署と折衝する、そんな日々でしたから。
パテントがこれほど情報の宝で、パテントを読むことが面白いと考え方が変わったのは発明塾の経験があってです。きっと、その経験は、発明塾を経験したことのない人とは、大きな差、違いをもたらすと思います。
率直な感想は「もっと早く知りたかった」ということです。
私が発明塾に参加させて頂いた当時は、特許分析すら満足にできない状態でしたが、そのような基礎力が身についただけでなく、新規探索における基礎~応用までを幅広く学ぶことができました。
使用するツールは特許が中心でしたが、特許だけに拘らない姿勢もあり、非常に柔軟に応用が利く“考え方”だと思います。
その後の業務にも大いに役立つ、有意義な機会でした。
企業内発明塾を経験し、個人的に身についたことを2点挙げさせていただきます。
それは「①新規テーマの調査方法」「②特許情報の読み方」です。
これまでの新規テーマの調査では、手法を意識せず、やみくもに情報収集しておりました。その際、多くの既知の情報は集められるものの、自身のアイディアがありませんでした。また、分らないワード出てきた場合、それを調べ理解することに時間を取られ、知識を蓄えるだけになっておりました。
情報収集の方法として、企業内発明塾を経験することで、自身のアイディアを考えることができるようになりました。既存情報の先を仮説し、その仮説が正しいのかを証明するために、再度深堀していく方法により、そのアイディアの確度が高いのか判断できるようになりました。
また、企業内発明塾では、多くの特許情報を調べ、特許情報には多くの情報が集約されていることを改めて実感できました。今後も、独自のアイディアを考える際に、本手法を活用していきたいと思います。
新規テーマのアイディア出しだけでなく、個人的なスキルが身についたことは、非常に有難く、やりがいがあるものでした。 短い間でしたが、大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。
中長期経営計画の作成にあたり、関連するテーマの次世代の先端技術を調査する仕事において、
既に開示されている情報から隠れた先進情報を引き出すという斬新かつある意味王道のやり方を教えていただきました。
私は究極の文系人間でして、特許というものを見たことが無い状態で発明塾に参加したのですが、活動の中で実際に特許を見てみると非常に面白く感じました。
特許の引用・被引用の状況分析からコア技術を推定する方法など、言われてみれば至極当然…という事もあったりしたのですが、様々な「視点」についてご指導を頂き、日々新たな発見があって、とても楽しい体験でした。
もしかすると、特許を知らなかったことが逆に良かったのかも知れません。
特に若手の方には是非体験していただきたいと思います。
実践編では営業さん達と一緒に取許を調べるという流れになりましたが、顧客訪問や展示会に前に、お目当ての会社・製品・開発者の特許を見ておくのは、もはや常識だと思います!
私は企業内発明塾に2019年に参加しました。発明塾についていま改めて思い返すと、発明に至る過程・考え方を見える化または具体化し、必要な考え方をまとめたものだと個人的には感じます。
ですので発明塾は決して魔法の杖ではありません。手を動かさず、ほとんど調査せずに変なテクニックで発明のアイデアを出すものではありません。
その代わり、発明塾に参加することで得られた考え方は汎用性があり、多くの分野で適用可能です。
参加した時に調査した分野以外の発明を考える際も、役に立つと思います。ですので楠浦塾長が事例として紹介された分野以外の方も参加すれば多くのものが得られると思います。
私も参加後に、特許を調べることがあり、以前よりもその企業が注目していることが分かるようになったと思います。
参加している期間は苦労することもありますが、得られるものは多く、得られた知識、考え方は、発明塾終了後も、参加した皆様の役に立つと思います
楠浦さん、3か月間大変お世話になりありがとうございました。大変濃密な期間を過ごしました。
特許という一つの文献から、発明者(ひいては会社)の様々な思惑が読み取れることを、今回の塾を通じて知ることができました。
これを突き詰めていくと、今ある最先端の「その先」が見えてくるのだろうと感触は持っていましたが、残念ながら3か月の期間では極めることができなかったと思います。
しかし新たな発明を生み出すための考え方、ものの見方、などの基本的な考え方は得る事ができたと思っています。
継続していけば、必ずいいアイデア(発明)にたどり着けるのではないかな、と思います。
私は営業部という部署に属するので、新たなアイデアを生み出すという観点のみならず、特許全般を眺めることにより滲み出てくる潜在顧客、競合他社の開発方向性、および、
先端製品に導くための技術トレンドなどから、どのようにして新規顧客を開拓していくか、という活動にも役立てるよう試行錯誤しています。
また機会があればご指導いただければ幸いです。
迷ったら前へ。2年前、数名のグループで、尖った技術のビジネス探索にチャレンジ。課題は研究開発の事業化でした。3Cは? 市場の声は? と頭を悩ませた社内の会議。尖った話は尖った人に相談しないとダメ!と明言されて気持ちがふっきれ、楠浦さんの門を叩きました。
発明塾って特許の海からのネタ探しだろと思いきや、塾長からの提案は6週間の強化合宿ともいうギュギュっと詰まったテーマ企画書作成コース。何を指導いただけるんですか?と野暮な質問をした自分が恥ずかしいです。調べて考えて対話して、言葉を出し切り転換して発想を拡げる。やるのは自分自身、ただ結果はだします、と。
これは新ビジネスのライザップか、とメンバー一同半信半疑で飛び込みました。個性的で一匹狼的な人、切れ味よく回転できない人等、スマートとは程遠いメンバーには、はじめは過酷でしたが、楠浦様の冷静なリードと、「これはどう?」と次々違った切り方で迫られるプレッシャーから学んだおかげで、全員1人1提案までたどり着きました。
横で見ていた私が一番学んだことは、正解がないことであっても、世には先人・先例のヒントがある。それをさらにひねれば違った価値を発見できること。何よりひと月半で企画提案書まで行けた実体験。違うテーマであっても、あの濃い体験はスキルとして活かせるはずだと思います。
マーケティング経験のない研究開発系のメンバーで構成されたチームが、
自社のコア技術を活かしつつ、ニッチだが伸びる可能性のある市場を探索し、
テーマ化する!という大きな難問に対して、発明塾のお力を借り
マクロから落し込まず、「論文・特許でニッチなターゲット」✖「チームの想像力」で
非常に面白い事業化テーマを、社内で提案することが出来ました。
本当に楠浦様にはお世話になりました。感謝いたします。
企業内発明塾を通して、今まで漠然と思っていたアイデアを具体化できるようになりました。
特許検索の引用・被引用から先端情報・欲しい情報を取りに行く手法は業務上でも活用させて頂いています。
わからない事、わからない分野に恐れず調べることの重要性。その先にある物、情報を整理して、アイデアを育てていく。技術の組み合わせで課題解決し、突破発明する。当たり前の様ですが、『では具体的にどうすればそれを実現できるのか?』を学ぶことが出来ました。
なかでも、『新しい』や『変化』といったアイデアには少なからず、抵抗が生まれます。その抵抗を感じさせない(説得させる)ために、どういった技術でどういった課題を解決できるのか?を徹底的に深堀・具体化し、価値を見出すプロセスを学ばせていただきました。ありがとうございます。
楠浦さん、3か月と短い期間でしたが、貴重な学びの機会頂きまして大変ありがとうございました。
コロナ禍によりweb会議を軸としたワークショップで、当初は不安があったのが本音です。ただ楠浦さんのキメ細やかな手厚いフォローやSNSにより迅速に情報共有する手法の活用、またOBの支援などもあり、そんな不安は杞憂に終わりました。
メンバー全体の企画では、OBのものよりもクオリティが高まったのではないかと上層部からコメントが出るほどでした。会社勤めが長くなって、入社した時の仕事に向かう「ワクワク」が薄れてきていましたが、本活動を通して、そういった気持ちやモチベーションを思い出すという意味でも大変良い機会になったかと思います。
市場競争原理では「当然」なことなのかも知れませんが、発明塾内で使われる「勝てる」「独占できる」などのワードに衝撃を受け、忘れていた「社員も経営者目線で考える」ということを再認識させられました。
今回、発明塾で得た手法や考え方などは、漏らさず日々の業務に生かしていきたいと考えております。本当にありがとうございました。
発明塾に参加した2か月弱、本当に得るものが多い活動であったと感じております。
アウトプットオリエンテッドを旨とする発明塾に研修という単語は相応しくないのかもしれませんが、この期間を一研修として振り返った時、社会人となってからこれ程までに血肉となったものは他にありません。
このような機会をいただけたこと、誠に感謝しております。
発明塾においては発明を創り出す過程を学ぶ中で、様々な方法論、考え方を教えていただきました。
私が発明塾を受講する中で特に素晴らしいと感じたことは、これらひとつひとつの方法論や考え方がしっかりと言語化されており、また、その内容のほとんどがそのまま日々の研究開発業務にも応用できているということです。
受講のきっかけは「新規事業(の軸となる発明)を産み出せる力を得るため」であったと思いますが、仮に新規事業を立ち上げるような業務に携わる機会が持てなくとも、発明塾で学ぶ多くの内容によりエンジニアとして、あるいはビジネスパーソンとしての地力が格段に強化されると確信しております。
今後ぜひ社内でも、発明塾から得られたものを伝播させていきたいと思います。
発明塾の大きな特徴の一つは、所定の期間で必ず新テーマ(成果)を出す事が挙げられると思います。
発明、新規テーマ創出に関して特に何も知見も経験も無い頃は、
必ず成果を出すって無理な事もあるんじゃなかろうかと思いもしました。
しかし、いざ参加してみると、成果がでる事に非常に納得感がありました。
語弊あると思いますが、一言で言えば「今できる全力を”効率よく”尽くす(*)」ということになるでしょうか。
今得られる最良の情報を選択し、その裏に隠れた事象を思考する。
人の特徴である曖昧さやブレを利点として活用し、発想する。
集団と個人を最大限に活用して、発想を発明に昇華させる。
言葉では表現しきれませんが、人の性質を理解し、人である事を利用した手法であると言えるかもしれません。
恐らく楠浦さんはご自身の経験や思考を通じて獲得した無形の知があって、
それを人に伝達するために限りなく有形化されたものが発明塾なのかなと思います。
所定の期間で成果が出るとは言っても、発明に終わりはありません(受け売りです)。
実践を通じてこの無形の部分をどれだけ体感し、どれだけ身につけるのかが、
発明塾を終えてから自分が如何に行動できるか?につながるのかと思います。
(*)言葉そのものの意味は「最善を尽くす」に近いですが、
「最善を尽くす」では現状の自分の枠の中だけで成立できるため、
成長や変化が必ずしも含まれない点があることと、
最善だと全力に比べ熱意が足らない気がしたことから不適かと思いました。
アイデアを発想するためのアプローチ、
アイデアを育てるための技術の探し方、
アイデアを提案する上で必要な情報の取捨選択、といった
技術側からの企画書作成プロセスがスピード感を持って身に付くだけでなく、
ファーストユーザはどこの誰なのか、
アイデアのどの価値に強みがあるのか、
アイデアのどこをアピールすれば良いのか、を自然に考えるようになり、
経営側からの視点を意識することで、
質疑応答を想定する力も身に付いたと感じます。
今はまだ、”新規”取り組みとしての位置付けですが、
“当たり前”になるよう、社風・文化として根付かせる活動を進め、
ニーズの変化に対応できる集団を形成して、
新製品の開発に取り組みたいと思います。
前回、今回、そしておそらく次回もご相談させて頂くと思いますが、
感謝と共に、今後も宜しくお願い致します。
3ヶ月間、非常に貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。
発明塾で印象的だったことは、『アイディアを育てる』という考え方です。
私は研究者として、新しいものを生み出せない焦りや不安を感じていました。
しかし発明塾を通して、今までの自分は『できない理由』を必死に探していた事に気づきました。
『できない理由』を探すのではなく、『どうやったらできるようになるのか』という考え方を学び、日々の業務にも活かされています。
社内でも、この考え方を持つ『仲間』が増えていけば、きっと会社が良い方向に向かっていくと信じております。
この度は、素晴らしい機会を頂き、本当にありがとうございました。
昨年は参加者として、本年はOBとして、企業内発明塾を2度経験しました。
発明塾のすごいところ、それは参加者以外にも発明のワクワクが伝搬することではないかと思います。
弊社の研究所長(当時)が、成果報告を受けた際に目を輝かせていたのを覚えています。
このワクワクは、発明塾でアイデアが育つ過程を参加者が楽しんでいるからこそ出てくるのだと思います。
なにより楠浦さんが真剣かつ、実に楽しそうにフォローくださるので、自然と前向きになるんですよね。
発明塾を通して発明の方法を学ぶと、発明に対して前向きになる。
すると、周りもワクワクに引き込まれて、情報が集まってくるから不思議です。
OBとして参加した本年は、参加者のために情報を集めて自分もワクワクしていました。
今、来年も発明塾を開催して、ワクワクする仲間を増やしたいとたくらんでいます。
事業に興味が湧くことでビジネスマンとしての基礎体力もアップするので、
若手研究者をどんどん巻き込んでいくつもりです。
楠浦さん、ぜひ来年もよろしくお願いします!
①発明塾との出会い
私が楠浦先生と出会ったのは、日本知的財産協会主催の会員交流会
最初から「これまでとは何かが違う」という期待感を感じていまし
新しい研究テーマを模索していたときでしたから、それなりに市場
②実際に受けてみて
(a)講演会の後も、発明塾をなんとか自社でも開催し、行き詰ま
社内に持ち帰り、新たな研究テーマを探索する大きな助けになるこ
「95%はうまくいかん」と挑発され、そうであるなら5%を見て
(b)私は、知財担当という立場から発明塾のサポータとして参加
しかし、発明塾を進めるにあたり、共通の認識を持っておくこと、
「エッジ」「進歩性」などとテキストに出てくる「用語」が会話の
(c)発明塾のゴールは「学習」ではなく「企画をアウトプットす
事前説明の際に、「各社本気で取り組むこと、アウトプットできな
(d)出席者は、自らの企画案、テーマの選定にあたり、最初は根
しかし、楠浦先生から次々に繰り出される調査方法や発想の仕方を
また、開発者として必要な物事に対する姿勢を養うことにもつなが
振り返ると、これまでになく新鮮、かつ実効性ある取り組みであり
国内に限らず海外においても発明塾ファンが一人でも多く増えてい
当初、弊社も参加を決めかねておりました。
理由は、
また参加を決める前に拝見した過去参加者の方々に、
ですが終わってみれば、それらは全くの杞憂でした。
弊社のような上流材料メーカーにも「発明塾」の手法は絶大で、
感謝申し上げます。
現在、楠浦ロスを心配しています。(敬称無しご容赦ください。)
研修を終えての私の最初の感想は、この発明塾が、会社人生の中で参加させて頂いた社内外の研修の中で一番得るものが大きかったということです。
私は、文系営業出身の経歴で、特許についてはほぼ読んだこともない状態で発明塾に参加させて頂きました。
そういう意味では、この発明塾は、やる気と新規事業への想いのある方であれば、いままでのキャリアは関係なく、得られるものが大きな研修になること間違いないです。
それは、特許×新規事業、集合作業×個人作業、楠浦先生のアイデア/ヒントなどなど、自分のみでは到底習得できないスキルや考え方を学ぶことができたからです。これらの成果は、単に新規事業の企画遂行のみならず、どの業務でも生かすことができます。
自分自身が40歳を過ぎたタイミングで、さらに時代が大きく変わってきているときであり、私たち社員に求められるスキルも変わりつつあります。そのような時期に、発明塾でさらに自分の実務能力を見つめ直し、磨く機会を発明塾は提供してくださいました。本当にありがとうございました。
私は大学での基礎研究プロジェクトのマネジメントを行っていました。物性物理学における新現象が研究対象でしたが、プロジェクトとしてその現象の用途提案を行うことが求められていました。新現象の用途は既知の現象との類推からどのような応用可能性があるか大まかの方向性はわかります。
しかし、既知の現象と比べた際に新現象の優位性を示すことは容易ではありません。その優位性は個々の具体的な用途における細かな設計まで考えなければ示せないからです。
企業内発明塾を同プロジェクトで導入することで、可能性のある用途における技術課題を特定し、その具体的な技術課題の解決として新現象に優位性があるかどうかを検討する方法論を身につけました。この活動は非常に有用で、それまでに出願されていたコアとなる特許に続く、優位性が発揮できる用途アイデアの特許を複数作り出すことができました。
現在は大学での研究を続けながら、ベンチャー企業の経営を行っています。発明塾の方法論はベンチャー企業が既存製品との差別化を明確化するためにも有用であり、発明塾で得た方法論が日々の業務に活かされています。
昨年の発明塾で立案した企画から、新たな顧客ニーズを発掘できました。
有望な顧客ニーズが掘り起こせた結果、テーマ候補が増えて、企画サイドの体制が追い付かない状態です。
発明塾プログラムを営業などにも展開したいです。
参加者の一体感、前向き感が顕著に表れてきており、特にAさん(技術者)の気持ちの変化を目の当たりに見たことは大きく、これも楠浦先生のご指導の賜物と、自身も感動した次第です。
みんながこのような経験を積んでいき、世界の名だたる企業と勝負できる創造性を得、製品の販売に向けて進んでいきたいと思います。ここまで本当に良い機会をいただきありがとうございます。
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