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e発明塾通信 vol.777(2020年11月9日号)「腰痛」を直す IoTサービス~次のウエアラブル市場は「遠隔腰痛治療」

・・・ e発明塾通信 vol.777(2020年11月9日号)

 

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おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。

本日は、過去に発明塾や本メール講義で取りあげたエッジ情報の続報、関連情報を
取りあげます。


過去の e発明塾通信 vol.647(2019年8月27日号)では、

「「産業安全」のプラットフォームを目指す、「パワーアシスト スーツ」のエッジ企業」

と題し

「FUSE」https://www.strongarmtech.com/fuse#iot-sensor

という、作業者の姿勢を検出し、ケガや事故が起こる可能性を評価する
製品とサービスを、紹介しました。

e発明塾通信 vol.647(2019年8月27日号)
https://note.com/ehatsumeijuku/n/n63fe47de50b5


配信内容から、関連部分を抜粋紹介いたします。


==抜粋紹介、ここから

今後は

「危険予知」(KY)

を軸にしたプラットフォームサービスへ、徐々にシフトしていくのではないかと、
発明塾的には、予想します。


もちろん、アシストスーツは、危険を低減するためのソリューションです。

他にも、医療や保険、自動化設備の導入、採用支援など、データを軸に様々な
ソリューションを提供できそうです。

「アシストスーツの企業から、産業安全のプラットフォーマーへ」

そんな感じでしょうか。


彼らの特許をよく読むと、

「姿勢の把握」

には、様々な課題を解決できる可能性があることに、気づきます。
(例えば、妊婦さんが、胎児に負荷をかけない生活を送るためのサービスが、関連特許内で提案されています)


興味がある方は、ぜひ、関連特許をお読みください。

==抜粋紹介、ここまで


実はこの

「姿勢の把握」

は、別の配信で取りあげた

「靴」

など、様々なデバイスで検討されています。


たとえば、

「転びそうになる」
「つまづく」
「ちょっと滑る」
「よろめく」

など、重大な姿勢の変化は、靴で検出できるようです。


上で紹介した通り、姿勢の把握には、妊婦の方の安全や

「腰痛」

対策など、単なる

「転倒防止」

にとどまらない様々なアプリケーションがあることが、10年以上にわたる
発明塾(学生版)での調査と討議から、わかっています。


特にここ5年ほどは、

「腰痛」

対策での用途について、米国での最新動向を追いかけてきました。

例えば、

「腰に、どれぐらい負担がかかっているか」
「腰痛のリスクが、どの程度あるか」
「体の ”ゆがみ” が、どの程度あり、どの程度解消されつつあるか」

などを、専用のウエアラブルセンサーで測定し、カウンセリングを行うサービスが
既に存在します。

(ボストン・ウェルネスのHP:英語)
https://bostonptwellness.com/dorsavi/


HPは英語です。英語が苦手な方は、写真だけ、ざっとご覧ください。

以下、簡単に解説します。

このHPは、フィジカルセラピー、日本でいう

「理学療法」

のクリニックのHPです。

誤解を恐れず、分かりやすく言うと、マッサージなどを含む、

「リハビリやトレーニングを行ってくれる」

病院です。


そういうところが、

「患者さん」

に、ウエアラブルデバイスを提供し、日々の状態をモニタリングしながら

「治療・トレーニング」

や、そのアドバイスを行っているのです。


このクリニックが提供しているデバイスは、以下

「Dorsavi」

という企業のデバイスです。

(Dorsavi のHP)
https://www.dorsavi.com/au/en/about/


弊社、および、発明塾(学生版)での、2014年の調査で見つけました。

当時、これが

「動作美(動作の美しさ)を目指すもの」(Dorsavi = ドウサビ = 動作美)

だとしたら、とても イケてる ネーミングだな、と思いました。
(実際には、Dorsa は「背中」を指す英語であり、Dorsaviは、「背中を可視化する」を指すようです)


Dorsavi のHPを見る限り

「姿勢」

のモニタリングのニーズは

「医療」
「産業安全」
「スポーツ」

に分かれているようです。


2014年当時は、HPも非常に簡素で

「医療」
「スポーツ」

用しかありませんでしたので、その後

「産業安全」

分野が伸びてきているのだな、という印象を持ちました。

「運輸」
「介護」

など、人手が必要な分野はまだまだあり、しかも、それぞれに伸びています。


こういうところで取得し蓄積された

「データ」

から、いずれ、たとえば

「腰痛に悩むオフィスワーカー」

に向けた、的確なソリューションが生まれてくると、私は予想しています。


腰痛リスクの高い行動や姿勢、あるいは、場所に対して

「アラーム」

を出してくれるのはもちろん、腰痛になりにくい

「体の状態」

「その維持の方法」(トレーニングを含む)

についても、的確にアドバイスしてくれるでしょう。


現在、盛り上がりつつある

「オンラインフィットネス/ワークアウト」

の市場とも、相性が良いですね。


あるいは、保険会社が、無料でデバイスを提供し

「姿勢が良い人は、保険が安くなる」

そんな時代も、来るでしょう。


いつもお話ししている

「どんどん安くなる技術で、置き換えられないか?」

という問いを考慮すると、データが蓄積されれば

「スマホで撮影し、画像診断」

で、済むようになるでしょうか。


すでに、子供向けに

「しせいカメラ」https://acculus.jp/shiseicamera/

という製品があります。

カメラの画像で、姿勢を判定しています。

「ゲームをしながら、体幹を鍛え、姿勢をよくする」

という、ゲーミフィケーションを取り入れたものですね。
(ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素を、仕事、学習、トレーニングなどに取り入れることを指します、効果や効率性を高める目的で行われます)


在宅勤務が増え、腰痛で悩んでいる、という方が周りにも増えてきました。

お大事になさってください。


起業を検討されている方。

エッジ情報を探しながら、起業ネタを良く練り上げてください。

応援します。

楠浦 拝

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