・・・ e発明塾通信 vol.775(2020年10月29日号)
「「「 新規事業のお悩み「何かやらないといけない」「やりたいけど、どうしたらよいか分からない」に応える 「「「
おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。
本日は、企業内発明塾を修了された方のお声を、一つ取りあげ
私が、発明塾の提供を通じて実現したいことの一つである
「良い仲間との良い議論ができる、結果が出る組織づくり」
について、お話しいたします。
大変ありがたいことに、長文の「お声」をいただいております。
以下、今回お伝えしたいことの関連部分を抜粋し、紹介いたします。
==お声、ここから
当社事業は、市場の縮小が予測されることから、新商品・新事業が必要と感じており、
研究開発部門として、「何かやらないといけない。やりたいけど、どうしたらよいか分からない」
という思いを前から持ち続けていました。このような中、上司から発明塾の話を聞き
「何かヒントになるのでは。良いきっかけになるのでは」と思い発明塾に参加しました。
<中略>
当社は、数人で参加させていただきましたが、企画提案書をつくる終盤に差し掛かるにつれ、
メンバー全員が、映画やドラマで見る研究開発部門のように、活発に議論する様になり、
それによって一体感も生まれ、映画やテレビでみるような研究開発部門のような、
熱い思いで取り組むことが出来ました。
<中略>
最後に、今後、自分自身この熱を冷まさないよう、引き続き取り組んでいきたいと思いますし、
部門全体が、このような風土になるようにしていきたいと思います。
塾長、ご指導ありがとうございました。
==お声、ここまで
冒頭で仰っている
「何かやらないといけない。やりたいけど、どうしたらよいか分からない」
という思い(想い)というか、危機意識から、企業内発明塾の開催に向け、
弊社へお問い合わせいただく例は、多くあります。
「なんとなく、みんなそう思っているけれど、誰も動き出さない」
そういう状態をどう打破するか。
組織運営の、一つの肝だと、私は思っています。
誰か気付いているはずのことが、埋もれてしまい、変革につながらない。
ちょっと気を抜くと、そうなってしまう、と、私はいつも考えています。
(危機感です)
「良い仲間との良い議論」
を通じて、打破できる。
そういう確信が、この一年、特に2020年1月以降の取り組みで、得られています。
「企画提案書をつくる終盤に差し掛かるにつれ、メンバー全員が、
映画やドラマで見る研究開発部門のように、活発に議論する様に・・・」
やはり、
「結果を出す」
ことへのこだわりが、
「組織」
「チーム」
を創りあげていくのだと、感じています。
「結果が出れば、人は育つ」
そして
「結果が出れば、チームは育つ」
そういうことでは、ないでしょうか。
日々、その現場に立ち会って、ひしひしと、感じます。
楠浦 拝
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