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e発明塾通信 vol.785(2020年12月10日号)新規事業アイデアの「質が高まる」「客観的戦略探索ツール」が「知財」

・・・ e発明塾通信 vol.785(2020年12月10日号)


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おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。

本日は、企業内発明塾OBOGの方のお声を交え、発明塾、および、企業内発明塾で、
よくお話ししていることを、一つ取りあげ紹介いたします。


企業内発明塾では、特許・知財を

「情報」

として活用するだけでなく、

「事業化するときに、必要な知財・特許はどのようなものか」

のように考え、知財の視点で

「出たアイデアを、どんどん進化」

させていきます。


この点について、大変ありがたいことに、以下のような「お声」をいただいております。


==お声、ここから

あるアイデアに対して、知財、特許という切り口を設けることで、アイデアの価値の客観視、事業へのインパクト、競合情報、必要要件のような、横断的評価が可能になり、常にアイデアの形を変えながらダイナミックに議論することができました。

特許はどちらかというと企画プロジェクトの後半から確認、取得しに行くものという認識でしたが、プロジェクトの初期段階から客観的戦略探索ツールとして取り入れることで、企画の質が高まることを実感しました。この感覚をより多くの関係者がつかみ、対等にディスカッションできるようになることがこれからの事業創出に欠かせないものになると考えます。

デザイン思考、マーケティング手法などなどが存在する中で、一つの思考法として非常に役立ちました。

==お声、ここまで


プロジェクトの初期段階から役立つ

「客観的戦略探索ツール」

であり

「企画の質が高まる」

とのご感想をいただきました。


討議の中では、出たアイデアや企画について

「特許・知財が取れる点はどこか」

は、もちろん議論します。


しかし、それは、きっかけにすぎません。


「そこが強みだとしたら、どういう事業になるのか」

のように、

「特許・知財」

のフィルターを通すからこそ見える強み、価値を最大化する事業の全体像を考えます。


一点を通して、全体を見通すわけです。


そして、そもそも、そのアイデアから描き出される

「事業の全体像」

において、

「取るべき知財」

はどのようなものか。


それを再び

「アイデアに落とし込む」

とどうなるか。


このような議論を繰り返し、

「アイデア・企画を、どんどん進化」

させていきます。


「常にアイデアの形を変えながらダイナミックに議論」

と仰っていただいたのは、この部分の印象だと思います。


独りよがり、思いつきでアイデアを変えていくのではなく

「知財・特許という軸」

を持ちながら、進化・深化させていく。


この方のアイデアについての討議も、大変楽しい議論でした。

皆さまも、是非。



楠浦 拝

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