・・・ e発明塾通信 vol.791(2021年1月7日号)
「「「 企業内発明塾を経験しない人と、大きな差、違いをもたらしたもの 「「「
おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。
今回も、
「企業内発明塾」
OBOGの方のお声を、ご紹介しながら、発明塾の考え方をご紹介します。
==お声、ここから
私は輸送機器メーカーのエンジニアとして、10年程設計やCAE部門で業務を経験した後、新規事業に関わる研究テーマの立案、遂行を担当させて頂くことになりました。
その時に企業内発明塾を受講させてもらうチャンスを頂きました。
発明塾の内容は本当に貴重なもので、受講から7年程経ちましたが、その時の衝撃、記憶は鮮明に残っています。
新規事業立案をテーマにした研修は多くあり、他にもいくつか聞きに行きました。
他の研修とは比べ物にならない程、素晴らしい体験でした。
研修中にまとめたテキストデータは今でも私のバイブルで財産です。
新規事業や発明、企画、知財以外の仕事をしている方でも、企業で働く方である方なら大変参考になる考えを得ることができます。
設計部門で仕事をしてきた自分は、パテントは、他社にその構造をさせない武器程度にしかとらえていませんでした。
パテント回避のため他部署と折衝する、そんな日々でしたから。
パテントがこれほど情報の宝で、パテントを読むことが面白いと考え方が変わったのは発明塾の経験があってです。
きっと、その経験は、発明塾を経験したことのない人とは、大きな差、違いをもたらすと思います。
==お声、ここまで
こちらのOBOGの方は、私と同様、
「設計」
「CAE」(コンピューター支援設計)
の仕事をされていて、新規事業に携わるため、企業内発明塾に参加されました。
過去の私に近い、とも言えるでしょう。
私には当時、発明塾がありませんでしたので、本当にうらやましい限りです。
当時、どなたかに特許情報の価値を教えていただいていれば、新規事業であれほど苦労することはなかったと思います。
同じような
「遠回り」
「無駄」
はして欲しくないと思いながら、企業内発明塾での指導に取り組んでいます。
OBOGの方ご指摘の通り、発明塾では、
「特許情報」
を読み解くことを重視しています。
しかし、その読み解き方は、多くの方が想定されているものとは、大きく異なります。
人によっては、この方のように
「衝撃を受けた」
とおっしゃいます。
発明塾での発明の様子、特許情報読解の様子を
「リアルタイム実況中継」
した動画講座が、以下にありますので、ぜひご利用ください。
発明塾事例紹介セミナー 動画講座
https://e-hatsumeijuku.techno-producer.com/douga-jirei
企業内発明塾に参加された方からも、
「この動画が、発明塾の手法の全体を理解する上で、大変役に立った」
と好評です。
発明塾の手法を、部分的にでも取り入れたい、という方に、
「最初にご利用いただきたい講座」
です。
また、発明塾では、
「自分なりの方法を見つける」(暗黙知の形成)
こと、そして、それを
「自分マニュアルにする」(形式知として一旦固定する)
ことを、推奨しております。
そしてさらに、これを繰り返し
「ご自身なりの、新しいコトの興し方」
を形成していただくことを、期待しています。
OBOGは、支援者として、参加者を手伝う制度にしているのも、これが理由です。
私が25年かけて作り上げてきたものを、3か月・1回で習得いただくのは、やはりどう考えても無理があります。
「結果を出しつつ、継続的に学ぶ」
これが、企業人としては、とても重要です。
お勉強は、大学までで終わりです。
OBOGは、一度成果を出していますから、見える景色も違うようです。
そういうお声もいただいています。
(たくさんありすぎて、紹介しきれません)
このOBOGの方は、いろいろな意味で、私の指導を
「愚直に実践」
いただいたようで、また、その結果として
「その後にも役立てていただいている」
ようです。
感謝申し上げます。
大げさかもしれませんが、企業内発明塾で指導している内容は、多くの方にとって
「職業人生における宝物」
の一つになるはずだ、と確信しています。
ぜひ、無駄なく、漏れなく、吸収し、末永く実践いただきたい。
そんな思いで、毎日、指導にあたっています。
楠浦 拝
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