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e発明塾通信 vol.767(2020年10月1日号)「逆境」に強い発明塾式/「技術マーケティング」に成功した企業内発明塾OBのメッセージを紹介!

・・・ e発明塾通信 vol.767(2020年10月1日号)



「「「 「逆境」に強い発明塾式/「技術マーケティング」に成功した企業内発明塾OBのメッセージ 「「「 


おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。

お陰様で、企業内発明塾参加者の方が、毎年毎年、少しづつ増えております。
今後、OB・OGの交流も行っていきたいと考えております。

本日は、企業内発明塾のOBの方からいただいたメッセージを一つ、ご紹介申し上げます。

現在、その方は、大学で研究職をされながら、ご自身の会社を経営しておられます。

皆様の日々の活動の、励みとしていただけますと幸甚です。

なお、読みやすさより、ご本人の「息づかい」のようなものを損なわないことを
優先したく、原文をそのまま紹介いたします。


==メッセージ、ここから

私は大学での基礎研究プロジェクトのマネジメントを行っていました。
物性物理学における新現象が研究対象でしたが、プロジェクトとして
その現象の用途提案を行うことが求められていました。

新現象の用途は既知の現象との類推からどのような応用可能性があるか、
大まかの方向性はわかります。
しかし、既知の現象と比べた際に新現象の優位性を示すことは容易では
ありません。その優位性は個々の具体的な用途における細かな設計まで
考えなければ示せないからです。

企業内発明塾を同プロジェクトで導入することで、可能性のある用途における
技術課題を特定し、その具体的な技術課題の解決として新現象に優位性があるか
どうかを検討する方法論を身につけました。
この活動は非常に有用で、それまでに出願されていたコアとなる特許に続く、
優位性が発揮できる用途アイデアの特許を複数作り出すことができました。

現在は大学での研究を続けながら、ベンチャー企業の経営を行っています。
発明塾の方法論はベンチャー企業が既存製品との差別化を明確化するためにも
有用であり、発明塾で得た方法論が日々の業務に活かされています。

==メッセージ、ここまで


大学での基礎研究シーズに対して、5‐10年後の用途を探索し、
まず特許を取得する、という活動を、当時、一緒に行いました。

いわゆる

「技術マーケティング」

です。


物理学における新現象、のような、画期的な基礎研究シーズの場合、
用途はなかなか見つからない、と思われがちですが、
参加いただいた研究員の方にも大変頑張っていただき、プロジェクトは
大成功でした。

「用途のない技術シーズはない」

私はそう思っています。


私自身、研究開発と市場開発にダブルで行き詰まって

「もう、つぶれるな」

と思ったスタートアップで、技術マーケティングを駆使して活路を見出し、
資金調達を成功させ、事業を復活させ、その事業がその後エグジットまで
たどり着いたからです。


一見、事業化・具現化は、厳しいように思える。

一度取り組んだが、行き詰まった。

そういう案件こそ、楠浦の経験と、発明塾での実践で培われた一連の手法が
真価を発揮しています。

弊社の説明会で詳しく説明していますが、実際、数億かけて大手コンサルティング
会社に依頼して成果が出なかった案件で、弊社は、100分の1の予算で成果創出し、
皆さまに満足頂いています。

「逆境」
「実践」

で磨き抜かれた手法があります。


発明塾の手法が

「行き詰まる」

ことを前提にした方法であり、それであるがゆえに

「レジリエント」
「ロバスト」
「汎用性が高い」

ことは、以下の動画講座で、実例を追いかけながら詳細に説明しています。

発明塾セミナー 動画配信講座 「発明塾事例紹介」セミナー
2020年6月26日(金)収録分
https://e-hatsumeijuku.techno-producer.com/douga-jirei


必要なのは

「構想力」

であり、大きな市場にたどり着くまでの

「ストーリー」

です。

「企画」

とは、そういうことです。



楠浦 拝

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