テーマ別 深掘りコラム 1分で読める!発明塾 塾長の部屋
会社概要 発明塾とは? メンバー
実績 お客様の声

e発明塾通信 vol.795(2021年1月21日号)「95%は上手くいかない」と言われ、研究開発・新規事業テーマ探索に奮起!

e発明塾通信・・・ e発明塾通信 vol.795(2021年1月21日号)

 

「「「 「95%は上手くいかない」と言われ、研究開発・新規事業テーマ探索に奮起! 「「「 


おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。


今回も、

「企業内発明塾」

OBOGの方のお声を、ご紹介しながら、発明塾の考え方をご紹介します。


お声をいただくまで私が知らなかったことが、いろいろありました。

ですので、皆様にお声をいただくことにしております。

例えば、どういう想いで取り組んでおられたか。

お声をいただくのが、私の楽しみになっています。


非常に長文のコメントをいただいております。

一部抜粋になることを、ご容赦ください。


==「お声」の抜粋、ここから

①発明塾との出会い

私が楠浦先生と出会ったのは、日本知的財産協会主催の会員交流会で、講演に出席したことが契機でした。

最初から「これまでとは何かが違う」という期待感を感じていましたが、ハイレベルなご経験に裏付けされた知識の深さ、広さ、話のスピード感、次第に引き込まれる気持ち、高まる好奇心、関西ならではの親近感、過去の講演とは一線を画す先生の講演に、自社でもやってみたい、と決意したことが思い出されます。

新しい研究テーマを模索していたときでしたから、それなりに市場調査やフレームワークに沿ったリサーチは進めていたところでしたが、単独の積み重ねでは到達できないエッジなアイデア、事実に裏付けされた調査方法、自由度ある数々の解決手段など、単独ではなく力をお借りしながら一緒に取り組みたい、そう意識した講演会でした。


②実際に受けてみて

(a)講演会の後も、発明塾をなんとか自社でも開催し、行き詰まり感のある研究テーマ探索のアウトプットを出したい、その思いが強くなっていきます。
社内に持ち帰り、新たな研究テーマを探索する大きな助けになること、創出したテーマを実現していくために企画完成まで出席者の本気度を上げながら取り組んでいけることを確信したことを説き、最終的にトップに立案し開催予算の承認を得ると第一関門突破です。
「95%はうまくいかん」と挑発され、そうであるなら5%を見ていてくださいと、奮起したことが思い出されます。

(b)私は、知財担当という立場から発明塾のサポータとして参加しました。参加者は知財に触れたことがある人、ほぼない人、様々で、準備のための3冊のテキストの予習段階ではずいぶん苦しんだようです。
しかし、発明塾を進めるにあたり、共通の認識を持っておくこと、共通の「言語」を持っておくことは、最低限必須であり、なんとかテキストをやりきった出席者たちは、明らかに当初とは違った意気に変化していたことを思い返しました。
「エッジ」「進歩性」などとテキストに出てくる「用語」が会話の中に出てくるのを聞き、図らずも嬉しかったことも思い出されます。

(c)発明塾のゴールは「学習」ではなく「企画をアウトプットすること」です。
事前説明の際に、「各社本気で取り組むこと、アウトプットできなかったらクビの覚悟で臨む会社もある」ことを伺い、普段はアウトプットができなくても仕方ないという雰囲気が多いのですが、自社にもいても「これはなんとか考えんといかん」と出席者同士が結束しながら自らの意思を向上させ本気度合いが上がってきたことは大きな変化だと思います。

(d)出席者は、自らの企画案、テーマの選定にあたり、最初は根拠を持って「なぜそのテーマを選んだか」を答えられなかったと思います。
しかし、楠浦先生から次々に繰り出される調査方法や発想の仕方をもとに、論理的な矛盾に気づき、自らテーマを軌道修正したり、改めてテーマ選定から再開することを繰り返し、本人が納得できる答えに行き着くことができ、高い達成感を伴う企画が創出されたと思います。
また、開発者として必要な物事に対する姿勢を養うことにもつながったのではないかと考えています。


振り返ると、これまでになく新鮮、かつ実効性ある取り組みであり、楠浦先生との出会いと実施の機会に恵まれたことは、大変ありがたく感謝いたしております。
国内に限らず海外においても発明塾ファンが一人でも多く増えていきますよう、祈念致しております。


==「お声」の抜粋、ここまで


印象深かったのは、以下です。

『「95%はうまくいかん」と挑発され、そうであるなら5%を見ていてくださいと、奮起したことが思い出されます』

トップの方も、ずいぶん煽ったなと思います。


結果としては、この煽りは、

「追い風」

だったのではないかとおもいます。

トップの方は、おそらく、そこまで計算されていたと思います。

経営者・リーダーとは、そういう生き物です。


反対しつつ、期待する。

成長に期待して、逆風を吹かせる。

僕も、そうだからです。
(もう17年になります)

よくわかります。

やれとも言わないが、やるなとも言わない。

こっそり動き始めたのを見て、しめしめ、自分から動き始めたな、と思う。

矛盾する想いを持ちつつ、ものごとを成功へ導く。

それが、真のリーダーであり、経営者です。


様々な想いを持った、参加者の皆さま。

日々、自身の研究開発・新規事業テーマ提案のために、作業を行っておられる。

私の部下ではありませんが、長く指導していると、自身の部下というか、チームメンバーであるかのように、愛情が湧いてくる。

頑張れ、チーム発明塾!

パソコンと携帯電話の前で、毎日、そう念じています。

皆さんもぜひ、チーム発明塾へ。


楠浦 拝

e発明塾通信バナー

03. OBOGの声 記事一覧

2022.10.27 e発明塾通信 vol.802(2021年2月18日号)「イケそう」で「売れる」「勝てる」「儲かる」企画を、次々に創出~自ら「エッジ」を超えろ!

2022.10.06 e発明塾通信 vol.799(2021年2月4日号)「小手先の技術」に終始せず、「課題解決」のための根本的な思考法を磨く

2022.09.22 e発明塾通信 vol.797(2021年1月28日号)迷ったら前へ、尖った話は、尖った人に相談しないとダメ!で結果を

資料ダウンロードへ遷移するバナー

5秒で登録完了!無料メール講座

ここでしか読めない発明塾のノウハウの一部や最新情報を、無料で週2〜3回配信しております。

・あの会社はどうして不況にも強いのか?
・今、注目すべき狙い目の技術情報
・アイデア・発明を、「スジの良い」企画に仕上げる方法
・急成長企業のビジネスモデルと知財戦略

無料購読へ
TechnoProducer株式会社
© TechnoProducer Corporation All right reserved