・・・ e発明塾通信 vol.753(2020年8月3日号)
「「「 ビジネスに興味がある「普通の技術屋さん」に、勇気を出して、力をつけ、実績を出してほしい 「「「
おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。
本日は、発明塾、および、企業内発明塾で、よくお話ししていることを
一つ取りあげ紹介いたします。
私はよく、企業内発明塾参加希望の方に、
ビジネスに興味がある、普通の技術屋さんに、勇気を出して、力をつけ、実績を出してほしいんですよ
というお話をします。
「ビジネスに興味がある、普通の技術屋さん」
実はこれ、過去の私のことです。
「企業内発明塾に参加するのは、ハードル高そう」
と思われている技術者の方、それも、過去の私です。
川崎重工業 入社4年目ぐらいの私は、技術屋としては、一通りいろいろやって
「なんか、もっと新しいことやりたいなぁ」
「もっとビジネス寄りのことを、いろいろ考えたい」
と、
「なんとなく」
考えていました。
もちろん、そういう素養はゼロですし、アイデアもありません。
何となくやりたい、という言葉が、まさにぴったりな感じでした。
現在の企業内発明塾では、
「新しいことを、やらないといけない」
という方が、参加者の半数以上を占めておられます。
そういうミッションを与えられた方や、立場にある人、という感じです。
もちろん、そういう方は最優先なのですが、私としては、
「もう一歩、すそ野を広げたい」
という想いがあり、体制を整備しています。
「やらないといけない」
人に限られているとすると、
「過去の楠浦」
は、漏れてしまっているからです。
私は、特に
「新しいことやれ」
とは言われていませんでした。
「なんとなく、次世代の新しい事業/製品の事業化に携わりたい」
と思っていましたが、具体的なアイデアはありませんでした。
そういう人の声、というか、想いを吸い上げる仕組みは、当時の会社にはありませんでした。
御社にも、
「過去の楠浦」
は、いるはずです。
「新しいことをやりたい」
「社会に価値を提供したい」
「技術だけでなくビジネスも」
という想いがある、だけど、アイデアはない。
そんな
「普通の技術屋」
さんに、もっと参加いただきたい、そう、考えています。
そして、
「アイデアも、情報も、必要なものは、すべてその場で手に入ります、やるなら成功してください」
そう、過去の私に伝えたい、というのが、今の私の気持ちです。
以下に、もう少し詳しく書きました。
「企業内発明塾」の参加対象者として、どういう人が良いでしょうか?
~よくいただく「ご質問」より
https://note.com/kusuura/n/n7632f61febc4
参加者選定のご参考になれば、幸いです。
楠浦 拝
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