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知的財産に関する研修を行う方法は、セミナーやeラーニングなど様々です。本コラムでは研修を始める第一歩として、「どんな研修方法があり、どこでその情報が得られるのか」について整理します。
まず、無料で手軽に受講したい方向けに、無料受講可能な研修プログラムの情報を整理します。続いてセミナー、eラーニング、社内研修の順で、研修の形式ごとに関連情報を整理します。
そもそもどんな研修方法が選択肢になるかわからない、という方の参考になれば幸いです。
無料受講できる知財研修関連のコンテンツやセミナーについて、代表的なものを紹介します。
独立行政法人 工業所有権情報・研修館（INIPIT) の提供するオンライン学習システムのIPePlatは、知的財産のビジネスへの活用を支援する教材を提供するプラットフォームとして2020年4月1日よりスタートしたサービスです。
知的財産に関する初心者向け説明会の内容など基礎的なものから、海外ビジネスで知っておきたい知的財産関連契約のポイントなど応用的なものまで、幅広くeラーニング教材として提供されています。
知的財産制度の普及と啓発に向けた全国各地のセミナー・イベント情報が掲載されています。例えば日本弁理士会関西会主催のパテントセミナーや、日本弁理士会関東会主催の知的財産セミナーなどは参加無料で、受講可能です。
セミナー後に無料相談会を行っている場合もあるようなので、相談できる弁理士を探したい場合にも活用できるかもしれません。
知財研修関連のセミナーやイベントについて、情報源となるサイトを紹介します。
主に公的機関が主催する知的財産に関する説明会・セミナー・研修等の情報がまとめられています。例えばINIPITの知的財産活用研修では、中小・ベンチャー企業や国公立の研究開発機関向けに知財活用に関する教育を行っています。
株式会社サイエンスインパクトの運営するサイトで、知財関連の情報が幅広く入手できます。知財セミナー・知財イベントのページでは、企業や公的機関が開催する最新のセミナー・イベント情報が参照できます。
パテントマップの作り方、ライセンス契約、特許調査など様々なセミナーの情報が掲載されています。
弊社の過去セミナーについては動画セミナーとして提供しています。弊社代表の楠浦が、発明やビジネスの現場で実践しながら身につけた手法をお伝えしているのが特徴で、当事者から具体的な話が聞きたい、という方にお勧めです。
eラーニングは個々人が自分に合ったペースで進めることができ、まとまった知識を得るのに便利な方法です。代表的なサービスを紹介します。
知的財産権の基本に関するeラーニング講座が提供されています。特許、意匠、商標、著作権などを分割して短時間の講座にしており、好きな講座を組み合わせて受講できるます。カバーする範囲が知的財産権の基礎に限定されるので、具体的な実務への対応法を学びたい場合は、他の教材と組み合わせて学習するのが良いかもしれません。
技術者向けのコンテンツ、テーマ別の知財教育コンテンツ、特定業界向けの知財教育コンテンツなど、職種を問わず幅広いテーマで知財教育の教材が提供されています。初期設定料金が9万円ですが、受講者数が多いほど一人当たりの受講料が下がる価格体系になっており、大人数で受講するのに適しているようです。
弊社の提供するeラーニング講座で、名前の通り「発明」を創出する「研究開発者」に向けて設計されており、発明創出の実績があるメンバーにより製作されています。アイデア創出や知財戦略の構築など研究開発の現場で活用頂ける幅広い講座をラインナップしており、特に研究開発者の方、研究開発を支援する方にご活用頂きたい内容になっております。
初期費用はなく、講座単体受講が可能なので、個人ごとの教育目標・スケジュールに合わせて柔軟に受講いただけます。
企業に講師が訪問し、社員の方向けにセミナーを行う、という形式の知財研修セミナーについて紹介します。
中小企業の企業活動や経営戦略に知的財産を効果的に活用してもらう目的で、企業訪問や講師派遣などが実施されています。例えば知的財産権制度の概要や、国の知財関連支援策に関するセミナーが行われており、オンライン・無料対応も可能です。
特許や知的財産の入門的な内容から、発明提案、特許調査の方法などのセミナーが紹介されています。
弊社でも企業訪問形式でのセミナーを承っており、オンラインでの実施も可能です。例えば、「特許情報分析を用いた技術マーケティング」社内セミナーは、スタートアップにおける顧客開拓と資金調達に特許情報を活用した実体験をセミナー形式でお伝えします。
また、動画セミナーページで紹介している各講座を、社内セミナーとして実施することも可能です。特に、”技術者に知ってほしい「知財・特許で得する」こと” セミナーは、知財に興味のない技術者がどのようにその価値に気づき、活用したかをざっくばらんにお話しているので、これから知財を学ぶ方の動機付けに最適な内容となっております。
様々な研修方法をご紹介しましたが、ご不明な点があればお問合せフォームよりご連絡下さい。また、弊社の教材に関する資料は資料ダウンロードページより無料でご提供しております。ぜひご活用ください。
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★本記事と関連した弊社サービス資料
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★書籍出版のお知らせ
弊社初となる書籍『新規事業を量産する知財戦略』を出版しました！新規事業や知財戦略の考え方と、実際に特許になる発明がどう生まれるかを詳しく解説しています。
※KindleはPCやスマートフォンでも閲覧可能です。ツールをお持ちでない方は以下、ご参照ください。
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