メールマガジン「e発明塾通信」のバックナンバー第3弾です。
今回は「ヨーグルトがつかない、ヨーグルト容器の蓋」の特許です。
「表面科学」「フラクタル」など、技術について学ぶよい題材であり、また権利としても注目されているものです。
よく「味わって」いただきたく。
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=以下、「e発明塾通信」より抜粋
今回は、「食品包装容器」を取り上げます。ヨーグルトの蓋に限らず「内容物が付着しない包装容器」には、食品を使い切ることができるなど、様々なメリットが有ります。
まずどのような製品なのか、簡単な解説記事で例を見てみましょう。
「Lotus」「フラクタル」といった言葉が出てきます。
この例では、Lotus(蓮)の葉のような、複雑な表面凹凸構造で、撥水性をもたせています。
特許公報で詳細を見てみましょう。
「疎水性酸化物微粒子」と、記載があります。
関連出願に「凹凸状態の面上に一次粒子平均径3~100nmの疎水性酸化物微粒子が付着し」と記載があることから
の組み合わせで、「フラクタル」構造を実現しているのかもしれません。
上記特許は、無効審判が請求されています。
発明としても権利としても、注目すべき「エッジ特許」です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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楠浦 拝
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