発明塾では、単に発明や知財の知識/スキルを学んでいただくことにとどまらず、創造的になるとはどういうことか、どうすればなれるのか、のような「教育科学」「認知科学」の見地から、教材/ツールの開発を行っています。
例えば、マズロー、ブルーアー、佐藤、ヴィゴツキー(敬称略)のような偉大な先人の知恵と知見を取り入れ、常に方法論を見なおしています。
現在の状況/方針は、以下参照下さい。
==以下「スプリングスクール2016」より抜粋
「発明塾」独自の、以下のような知見に基づいて開発した教材を利用し、学んでいただきます。
また、「実践を通じて体験的に理解する」ことを重視しており、「今まさにアイデアが必要とされている」課題に、実際に取り組んで頂きます。
教育科学が指摘している「細分化により各自の認知負荷を減らしながら、集団で一人の熟達者のように活動に従事し、それを順番に行うことで”統合した熟達”へ達することが可能である」 は、発明塾での実践においても、証明されています。
同様に「熟達者ほど、自分の教わったことを教えようとするが、本来、熟達者の知識は相互に関連付けられ、鍵概念を中心に体系化されているため、部分的に教えることは不可能」という指摘に基づき、発明塾は実際の発明討議を通じて学ぶ スタイルになっています。
「創造」という行為は、適応的で分析的な作業が中心を占めるため特に教えにくく、「認知的徒弟制度」の必要性が指摘されています。
創造性は、「憶えて真似をするテクニック」ではないことが、発明塾での研究と実践から、わかっています。
ピアニストに関する研究から「創造的なピアニストは、自発的学習を重視」 しており 「新しく問題構造を分析し、情報を収集しながら知識を変換していく」 過程を楽しんですらいる、とされています。
「問題解決の中で、自分を変えていく」 ことが学習の本質であり、 「フレームワークという、自分の知の構造を発見、再構築する行為」
であるというのが、発明塾の考え方です。
「つくられたシナリオに基づく議論(導かれた議論/ Guided Discovery )」では、何も身につかないという、発明塾の経験は 「常に真正性のある課題( Authentic Problem )に取り組む」 という形で、運営に活かされています。
発明塾で取り組む課題も、 「実際にアイデアが必要とされている課題」 を設定し、取り組んで頂きます。
ここでしか読めない発明塾のノウハウの一部や最新情報を、無料で週2〜3回配信しております。
・あの会社はどうして不況にも強いのか?
・今、注目すべき狙い目の技術情報
・アイデア・発明を、「スジの良い」企画に仕上げる方法
・急成長企業のビジネスモデルと知財戦略