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アイデアを育て、発明を創出するために大事なチーム作りとは

発明塾の発明法の一つに「アイデアを育てる®」というのがあります。学生向け発明塾で一人ひとりの想いに真摯に向き合う中で、独自のアイデア育成法を確立してきました。

例えば、真面目にカチッと考える人は自分のアイデアを小さくまとめてしまう傾向があり、そういうタイプの人に僕が「それでええよ」って言っちゃうと本当に小さくまとめてしまいます。なので「もっとぶっとんだアイデア出しましょう!」って盛り上げていく。また、調べるのが苦手な人には、情報収集のコツを教えつつも、その場で一緒に調べてあげながら、自然とアイデアが生まれるように導いてあげる。こんな感じで適性を見極めて、それに応じたやりとりをしながらアイデアを育て、発明まで到達できるようサポートしています。

そもそも最初のアイデアはみんな未熟なものです。未熟だからといって早々に切り捨てたり、諦めて小さくまとめてしまったりしてはダメなんですね。アイデアを出しながら、そのアイデアをみんなで育て、本人にも育ってもらい、小さな成功体験を積み重ねて大きな成果を出してもらうというのが秘訣です。

 

タイプの違う人とチームを組む

また、これまでの経験から分かった、アイデアを育てて発明を創出するために大切なことが2つあります。

一つは、タイプの違う人とチームを組んで行うことです。これは複数人で一つの発明を出すということではなく、あくまでもアイデアを出した人が一気通貫でやるんだけれども、チーム内でそれぞれの発明をお互いに議論しあい、サポートしあいながらするということです。発明には個性や思考回路の多様性が重要なんですね。

チームに必要な「タイプの違う人」とは、とにかくポンポンと思いつきやアイデアを出すのが得意な「アイデアマン」タイプと、なかなかアイデアは出せないけれど、それを具現化するのが得意な「実行マン」タイプです。本当は一人ひとりみんな異なっているので、型にはめて分類してしまうのは本来好きではないのですが、あえて分類すると、大きくはこの2つに分かれると思っています。

学生向けの発明塾では、2つのタイプの人をチームにして、議論してもらいながらお互いの思考回路を真似る感じで、発明法の全体観を習得するようにしています。これを週一回、半年ほど繰り返すと、周囲の手を借りながらも最終的に一人でアイデアが出せるようになります。

 

思考回路が違う仲間と「共通言語」を持つ

そして、もう一つ大切なことは、「共通言語」を持つことです。

思考回路の多様性が重要だと言いましたが、一方で、個性あふれるメンバーが一緒に発明に取り組むには、意思疎通も大事です。考え方のパターンが違う人たちって、同じ言葉でも解釈が違ったりするので、結果として、喧嘩というか、言葉の定義がかみ合わないことによるすれ違いが起きがちです。でも、だからと言って話が通じる人たちとだけ話していても、アイデアは育ちません。つまり、多様性を保ちながらも言葉は通じるようにしていく必要がある。それが「共通言語」です。

発明の現場でも、共通言語を全員が正しく理解してないと、「朝まで討論しましょう」みたいなテレビ番組じゃないですけども、「ブレインストーミングはこういう風にやった方がいいんや」「いやいや僕が読んだ本ではこっちがいいって言ってた」と、方法論の議論で時間を浪費する可能性があります。議論は一見盛り上がるけど、発明は出ません。結果が出ない議論に終始します。僕はこれが大嫌いなんですね(笑)。

なので、発明塾では、発明プロセスの肝になる考え方に「エッジ情報®」など独自の言語をいくつも造って共通言語としています。すでに存在している言葉を使うと、互いに誤解が生まれる可能性があるために、新しく言葉を造ったんです。企業内発明塾®に参加される方には、まず専用の教材で共通言語を理解してもらっています。

 

「良い仲間と良い議論」をしよう!

僕は、一人の人を徹底的に鍛えて何とかしよう、という考え方ではなく、個性を活かし、「良い仲間と良い議論」をしようと思っていて、それが発明塾の一つの原点です。他の取り組みとちょっと違うところだと思っています。人は社会的な生き物ですから、組織やチームの中で成果を出しながら育てばよい、そう考えています。

みなさんも企業で新規事業の企画をする際など、ぜひ発明塾の考え方を取り入れてみてください。一人で発明や起業したいと考えている方を僕たちがサポートすることも可能です。いい議論をして強い発明を生み出しましょう!

「アイデアを育てる」の発明創出例を知りたいという方は、発明塾®動画セミナー「発明塾®事例紹介セミナー」または弊社書籍『新規事業を量産する知財戦略~未来を預言するアイデアで市場を独占しよう!』を、また共通言語や、発明塾の発明創出法のエッセンスを知りたい方は「発明塾®8週間集中パッケージ」などで学ぶことができますので、ぜひご覧ください。

語り:楠浦崇央(弊社代表)
構成:鈴木素子

 

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