トヨタ自動車が、HV(ハイブリッド車)に関する特許を無償開放するニュースが大きく報道され注目を集めるなど、イノベーションやビジネスを加速するための知財戦略、特に「オープン・クローズ戦略」(オープン&クローズ戦略/オープン・クローズド戦略 等と表記されることも有る)への注目が高まっています。
弊社が主宰し、2012年から2015年にかけて開催しておりました「国際標準化と事業戦略」に関する勉強会、通称「オープン・クローズ戦略」勉強会での成果に基づき弊社スタッフ(*)が作成し、立命館大学や大阪大学などの「技術経営(MOT)」関連の講義で利用しておりました「ケーススタディー」を公開いたします。
本ケーススタディーでは、オープン・クローズ戦略の成功例として、「インテル」と「クアルコム」の成功事例を取り上げています。
大学・高等専門学校・高校・工業高校・農業高校等での講義用教材として、本ケーススタディーを自由にご利用いただけます。そのままご利用いただく場合、利用に際し、事前の許諾は不要です。
ただし、記載・内容を改変する場合には、事前にご連絡下さい。
以下のリンクの資料ダウンロードページより入手して頂けます。
オープンクローズ戦略のケーススタディ(資料ダウンロードぺーじにつながります)
また上記以外、例えば、企業内での教育 等の目的で配布・利用される場合には、事前にご連絡をお願いします。
ご連絡は弊社お問い合わせフォームや、以下のメールアドレスまでご連絡をお願いいたします。
*メールアドレスをクリックいただくと、メールフォームが開きます
上記以外にも、オープン・クローズ戦略勉強会の成果は、以下の場で発表させていただいております。
研究・技術計画学会 第28回年次総会 にて発表(2013年)
業界構造が変化した後の「成功した企業がなぜ成功したか」、「失敗した企業がなぜ失敗したか」と いった文献は多数存在するものの、「失敗した企業が失敗するまでの途上で何をすべきだったのか」といっ たことを丁寧に分析した文献は少なく、文献が存在しても体系だったものはないという現状がありました。
そこで、本研究では IBM やノキアの動きとその周辺の企業の動きを、ファクトをベースに時系列で横 比較しながら、業界有識者等とディスカッションを重ね、何がポイントになったのかを抽出しました。
日本MOT学会 第5回年次研究発表会 にて発表(2014年)
研究・技術計画学会 第29回年次総会 にて発表(2013年)
オープン・クローズ戦略の考え方について概要を知りたい方は、以下の特許庁や経済産業省の資料をご参照ください。
より詳細な考え方を知りたい方は、以下の小川紘一 先生の著書をご参照ください。
国際標準化と事業戦略―日本型イノベーションとしての標準化ビジネスモデル
また、関連する弊社資料として、以下があります。こちらもぜひご覧ください。
楠浦 拝
* 本資料の作成公開にあたっては、国際標準化と事業戦略勉強会に参加いただいた皆様に、多大なるご協力を賜りました。また、畑田康司 さんには、各文献の記載内容の整合性、および、事実関係の確認などで、ご協力を賜りました。皆様に深謝申し上げます。
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★本記事と関連した弊社サービス
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