入社してから研究所に籍を置いているため、
この状況を打開したいと考え、
発明塾内での活動を通じて、
発明塾では限られた期間に一定以上のアウトプットを得るため、①
また、
企業内発明塾、大変お世話になりました。
私は今回、支援者としての立場で企業内発明塾に参加し、
参加者の部下がのたうち回って苦しんでいるのを傍目で見ているのが主でしたが、
楠浦さんのコメントや示唆で息を吹き返すのもまた、傍目で見てきました。
当たり前ですが、苦しみのないところからは何も生まれないですね。
苦しむ「場所」として、発明塾は適切な環境だと思いました。
数人のチームで互助しながら、時に情報共有、時にアイディア提供を行い、
最後は企画書のレベルまで調査、仮説設定を行う、
そんなことを行う「場所」として、長年のご経験からの様々な配慮を感じました。
また、私自身のこれまでの(大したことない)経験と照らし合わせて、
「絶対にあとで困るところ」、「いつも躓くところ」を先にしっかりと押さえておく、
そんな調査方法がシステマティックに組み立てられていました。
これを我流でやってしまうと、「わかっちゃいるけど」でスルーしてしまうんですよね。
そういう意味で個人的にはひとつずつのトピックスが腑に落ちました。
もちろん今回作り上げた企画がうまく承認されればいいのですが、
そうであろうとなかろうと、価値のあるマインドセットが我々の中に残ったと思っています。
あとはそれが当社のカルチャーとして根付けば、と考えており、
そこは参加者/支援者関係なくやらなくてはいけないところです。
短い期間でしたがたくさんの学びの機会をいただきました。
感謝しています。ありがとうございました。
■全体を通しての感想
楠浦さんの経験をベースに、試行錯誤を重ね、収れんされた手法がぎゅっと
凝縮された教材なので、どこを切り取っても「なるほど」、「今すぐマネしたい」
と思うところばかりという感じでした。綺麗なことが書いている事業開発の
書籍とはいい意味で違ってる教材という印象を持ちました。
一方で、私の実力の問題ですが、一気に流れ込んできた情報をうまく処理し
きれず、頭の中が混乱状態になってしまったので(何か出そうで出ないという
便秘の様な状態になってしまったので)、受講期間中にe発明塾で学んだことを
活かして、何かの成果に結びつけるということはできませんでした。今後、
自身の業務上のミッションに取り組んでいく中で、どうにか学んだことを
活用してきたいと思っています。
■e発明塾を受講しての気づき
課題解決思考(2)の学習時間が、課題解決思考(1)の2倍程度になっており、
各種セミナーなどを通して、様々な角度から思考する訓練はしている
ものの、やはり思考のクセみたいなものが邪魔をして、何かしらのとっかかりを
つかめないと、自分の中に新しい情報や考え方をおとしこむことができないの
だろうと感じました。
現時点では、何が原因でこういう状態になったのかまでは突き止めきれていない
のですが、こういう自身のクセや傾向を認識して、扱えるようにしておくと、
アイデアをよりうまく育成できるようになりそうだなと思いました。
コンテンツの量が多くて大変でしたが、いくつかの種類のコンテンツがあるから
こういう違いがわかるので、パッケージで受講してよかったなと思いました。
また、余談にはなりますが、私は入社以来、定期的に新事業の創出を掲げた部門
に関わってはいるのですが、1回も成果らしい成果を出せていないのは、こういう
思考の傾向も関係していそうだなと感じました。やるべきことをやれば、それに
見合ったアウトプットは出るはずなので、自分で自分の思考の罠にはまっている
ことは多々ありそうです。
■教材そのものについて
やるのに時間はかかりましたが、記入式の紙のテキストがあったことで、
理解が深まったような気がしました。仕事上の結果に結びつけられてないので
「理解した」というのもおこがましいのですが、ただスライドを進めていくだけ、
動画を見るだけといったeラーニングとは明らかに内容の浸透の仕方が違うこと
が実感できました。
また、発明塾事例セミナーという動画も、最初は量に圧倒されましたが、発明全体
の流れを直感的に知るには、効果的なツールだったので、一番、最初に視聴して
よかったなと思いました。これがなかったら、途中で挫折していたかもしれません。
私はまだ学んだことを消化不良気味ではあるのですが、ここまで人の思考の
プロセスを再現可能な形で教材としてまとめたものは他にないような気がするので、
興味がある人には「大変だけど、ぜひ1回やってみたらいいよ」とおすすめしたい
教材だと思いました。
◆「強い特許の作り方」のご感想
切り餅やインクカートリッジのようなシンプルで誰にでも理解できるものを特許の題材としている。
企業内発明塾で学習した内容と考え方に共通点が多い。
・検討している新規事業企画における基本特許群の考案と出願
・事業企画、発明のブラッシュアップ、見直し
に活かしたい。
<受講全体のメリットとして感じた点、受講を検討されている方に向けたメッセージ>
事業目線で有効な特許を出願するために必要なことを学ぶことが出来る
これまで、「技術的に面白い」といった、技術者の都合の開発と提案をおこない、
棄却される度に、なぜこの技術提案が通らないのかわからずにいました。
楠浦さんに出会い、発明塾の思考法を習得するにつれて、その答えが鮮明にわかっていきました。
技術者目線の技術的な面白さ、ではなく
「会社として売れるか」「儲かるか」「やる意味があるのか」
「課題解決としての技術手段になっているのか」
という視点を身に付けることができました。
「世に出ない技術はやる意味がない。世に出ないのはむなしすぎる」
心に響く数々の言葉を頂き、技術者の立場で会社の未来を考えることに前向きに取り組めるようになりました。
社会人人生のベクトルが変わる体験でした。
ありがとうございました。
塾長の楠浦崇央が企業内発明塾のOB・OGへ向けて、弊社メルマガ「e発明塾通信」でお届けしている「参加者のお声」と「塾長からのコメント」をまとめたものです。
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