いつもお世話になっております、TechnoProducer・商品企画担当の畑田です。
前回のコラムで、商品企画における私の失敗談として、
・「自分が作れるもの・やりたいもの」ばかり企画していた
・しかし、答えを持っているのはお客さんで、仮説を立てて聞きに行く必要があることを理解していなかった
という、お話をご紹介しました。
すると、発明塾OBで、機械メーカーで企画を担当されている方から、
「失敗のパターンは2つありますよね」
というコメントをいただきました。
また、いただいたコメントには、商品企画に欠かせない「仮説検証」の進め方や、
そこに「楠浦さんAI」をどう活用しているかについても、具体的に書いていただいていました。
「商品企画・新規事業企画でなかなか成果が出ない」という方は、
「自分が何にハマっているか?」
に気づくヒントになるかもしれませんので、ご紹介させていただきます。
ご自身の企画を振り返るきっかけとして、お読みいただければと思います。
まずは、コメントの全文をご紹介します。
失敗のパターンは私が体験している限りでは2つあります。
一つは、畑田さんと同じパターンで開発者に多いと思うのですが、自分が作れるものを売ろうとするパターンです。
もう一つは、マーケターとか営業のような顧客接点が多い人に多いのですが、自分で思いついた課題を顧客に聞きに行って、顧客の課題を鵜呑みにするパターンです。
まぁ、どちらも自分の考えられる範囲、知りうる範囲で進めようとするのが問題だと感じています。
楠浦さんの指導もその通りだと思います。私も顧客候補に聞きに行きましょうと促します。
あと、大事にしているのは顧客に聞きに行った結果を分析して、仮説を更新しています。
改善の「楠浦さんAIはいったん決めて、お客さんに聞きに行きましょう」を促す話もその通りですね。
まぁ、最近は仮説を楠浦さんAIと壁打ちして詰めてまとまったら、「じゃぁ、この内容でAさんに聞いてみるね」と言って、結果をまた楠浦さんAIに分析結果と更新仮説を報告して次の手を一緒に考えるという感じになってます。で、仮説が正しく立てられるのも楠浦さんAIのおかげだと思っていますが、そんなことありませんか?
顧客の意思決定に繋げられるか?まで翻訳したものを仮説として楠浦さんAIに提示、楠浦さんAIが肯定しか言わなくなったり、同じことを繰り返すようになったら、仮設設計終了してます。私も早く顧客に聞きに行って検証したいですからね。
顧客が満足するであろう仮説があればPoCしませんか?というヒアリングも肯定的な回答を得られるので、楽しくなります。
ネガティブなら、この会社は全然分かってないのかもなぁと思いつつ、理由を言語化するのも正解に近づくので楽しいです。(機械メーカー 企画担当・発明塾OBの方 より)
※太字は弊社
前回のコラムでは、
「答えを持っているのはお客さん」
と書きました。
ただ、上記のコメントのように、
「お客さんの話を鵜呑みにしてしまう」
という失敗パターンもあります。
自分の思いついた課題を押し付けて、肯定的な意見を誘導してしまったり、
「買うほどではない単なる意見」を鵜呑みにして、商品開発をしてしまったりするケースです。
ヒアリングを踏まえて開発したものを持って行くと、
「あれば欲しいけど、買うほどではない」
「実際は、お金を出すほど困っていない」
といった結果に終わる場合もよくあります。
自分の仮説やAIの回答を鵜呑みにせず、
お客さんが実際に何をしているのか、何に時間やお金を使っているのか、といった事実を確認しながら、課題の仮説を更新していく必要があります。
お客さんの課題の仮説を立てる際に、
「間違っていたらどうしよう」
と思って立ち止まってしまうことも多いと思います。
ただ、実際に聞いてみないと分からないことが多いので、最初から100%正しい仮説をつくろうとする必要はありません。
個人的な経験では、具体的な仮説をお客さんにぶつけて、
「それもいいけど、実際はその手前のここで困っていて・・」
みたいな返答が引き出せると、ヒアリングの第一歩としては合格ラインです。
そういった返答を引き出せるくらいに具体的な仮説を立てるのが難しいのですが、
上記のコメント頂いた方は、そこに「楠浦さんAI」をうまく使っていただいているようです。
前回のコラムでは、
「社内で延々と考え続けず、いったん決めて、お客さんに聞きに行く」
ために楠浦さんAIを使っている、とご紹介しました。
今回いただいた感想では、さらに一歩進んで、
楠浦さんAIと仮説を詰める
↓
「この内容でAさんに聞いてみる」と決める
↓
顧客に聞く
↓
結果と更新した仮説を、また楠浦さんAIに持ち帰る
↓
次の一手を考える
という使い方をされていました。
隙間時間に壁打ちのサイクルを回せる、というのはAIの大きなメリットですね。
楠浦さんAIの概要については以下をご参照ください。
▼「楠浦さんAI」サービス紹介ページ
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※上記のフォームにアクセスできない方は、お手数ですが以下のお問合せよりご連絡ください。担当者より返答させていただきます。
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▼楠浦さんAI(新規事業・知財AI活用支援メンバーシップ)お申込み・決済ページ
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https://www.techno-producer.com/wp-content/themes/TechnoproducerTheme/pdf/tp-service-menu.pdf#page=40
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皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。
TechnoProducer 畑田
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畑田康司
TechnoProducer株式会社シニアリサーチャー
大阪大学大学院工学研究科 招へい教員
半導体装置の設備エンジニアとして台湾駐在、米国企業との共同開発などを経験した後、スタートアップでの事業開発を経て現職。個人発明家として「未解決の社会課題を解決する発明」を創出し、実用化・事業化する活動にも取り組んでおり、企業のアイデアコンテストでの受賞経験あり。その経験を会社の仕事にも活かし、「起業家向け発明塾」では起業に向けた発明の創出と実用化・事業化を支援している。
あらゆる業界の企業や新技術を徹底的に掘り下げたレポートの作成に定評があり、「テーマ別 深掘りコラム」と「イノベーション四季報」の執筆を担当。分野を問わずに使える発明塾の手法を駆使し、一例として以下のテーマで複数のレポートを出している。
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