なかなか通らなかった企画の件ですが、マーケティング部門の担当役員(私の上長)に紹介したら大絶賛でした。
追加アイディアも出してもらい大きく前進しそうです。
改めてご指導ありがとうございました。
企業内発明塾を通して、今まで漠然と思っていたアイデアを具体化する手法を学ぶことが出来ました。
特許検索の引用・被引用から欲しい情報を検索する手法は、業務 上でも活用させて頂いています。
特許の課題とそれに対する解決方法を確認することで、技術の立ち位置や盛んに研究されている分野を絞りこむことが可能であることを学びました。
特許から見えてきた仮説をもとに技術進化の流れを把握し、今後の技術動向を推測することは非常に重要なツールに思います。
また、私の主観ですが自主討議やワークがグループであることのメリットとして、他の参加者の進捗に置いて行かれないようになんとか頑張ろうという気持ちが生まれやすいことがあると思います。
楠浦様 3ケ月の期間大変ありがとうございました。
企業内発明塾については、他のOB、OGの方のコメントにも有りますように、
新規事業のアイディアを育てるのに、課題解決思考や特許情報の活用が有用であったのは勿論ですが、
私にとっては、最終段階の企画提案書の作成作業が最も有意義な体験となりました。
企画提案書は「新しい事業提案のための調査結果をまとめた報告書」ではなく、
投資家(=社長)にその新規事業に第一歩を踏みだすための決断を求めるための資料であること、
だからこそ、まず自分の中で納得できる「確信犯」となる資料を作り、次にそれをどうやって
分かりやすく一回のプレゼンで伝え切り、決断していただくか、という観点で再度作り直す、
という過程が必要なのだ、ということが発明塾の活動の中で理解することができました。
また、その事業がどういう「課題」を解決し、顧客に価値を提供するのか、その市場が今後どのように伸びるのかなど、
その事業提案の内容ももちろん重要ですが、それを提案する自分自身も厳しく見られる、
(確信犯になっているか、分かっていること/分かっていないことの切り分けが出来ているか、など、
突き詰めて言えば、どこまで自分事として真剣になっているか、ということかと思います)
ということも初めて実感できました。
その意味でタイトルから、資料に使う文言、図の分かりやすさなど、様々な観点から何度も見直し、
資料を真剣に作り込み、プレゼンの練習でスライドの文言と説明内容の流れがスムーズに一致するか
どうかまで確認しながら練習を重ねたのは今回が初めてです。
完璧なプレゼンでは無かったかもしれませんが、おかげで社長や各事業部長からは興味を持っていただき、
前向きな質問やアドバイスも多数いただいて、自分としては納得が出来る結果となりました。
楠浦さんには発表直前まで詳細なアドバイスをいただき、本当に感謝しております。
新規事業は始めてからが本当の勝負になりますので、今回の発明塾での貴重な経験を活かして
つぶれない、そしてつぶさない(自分からあきらめない)で取り組んでいく所存です。
金曜日に著名なベンチャーキャピタルのXXさんとwebミーティングをしました。
弊社の事業Aに関してはかなり期待を持っていただいているのですが、
「どうやったら「(Aの)波」を起こせるのか?」
「最初から世界に出ていくプラン」
「独占までの「シナリオ作り」→エクセルが精緻である必要はない」
いつも楠浦さんが言っていることとほぼ同じ内容でした。
投資額の大きな人と話すとビジョナリーな話題と可能性の話になり、
投資額の小さな人と話すとエクセルの精緻さと確度の話になる。
新規事業の企画提案のところは、楠浦さんに任せておけば大丈夫で安心です。なので今後は会社として、新規事業を立ち上げていく際の支援体制の構築に力を入れて、皆さんが提案してくださる新規事業の企画の実行が滞らないようにしたい。
塾長の楠浦崇央が企業内発明塾のOB・OGへ向けて、弊社メルマガ「e発明塾通信」でお届けしている「参加者のお声」と「塾長からのコメント」をまとめたものです。
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