長期間に渡り、
発明塾は中身が濃い上に、内容も多く、
資料に書いていることの意味が分かる・
実際に自分だけで使える・使いこなせるというまでには、
そんな私でも、新規企画がある程度の形になったのは、
指導頂いている内容の意味は理解できたことと、
楠浦先生始め、皆さんの手厚いサポートのおかげです。
本当にありがとうございました。
また、発明塾のワークショップを通じ、新規事業・
自分の欠点や会社の課題が改めて浮き彫りになり、
(例えば、これまでも特許出願はしていたが、
自分の欠点、会社の課題を言語化し、深堀することで、
今までなんとなく上手くいかない、モヤモヤする、
だいぶ整理され、腑に落ちました。
欠点の改善や課題解決にはまだまだ時間が掛かりますが、
状況把握が進んだことは最初の一歩として大きな意味があったと感
今後も、
私は新事業企画、
そんな中、発明塾に参加する機会を頂き、
私が自分一人でやっていたら、
これは絶対無理、となるまで諦めることなく、
あとはやはり強制的にやらなくてはいけなくなる状況になることが
現業が忙しくなると時間が取れなくなりますが、
最終的にアウトプットを得ることができ、
当時の感想を述べますと、基礎研究の現場で、研究者自身に応用を具体的に考えてもらうのは、リソース的にもモチベーション的にもかなり難しい。(おそらく楠浦様も参加者の温度差を感じられたのではないかと思います。)また、そうしたことを頼める人もほとんどいない大学の環境下で、結局プロマネの立場の人がその研究をプロデュースするしかないというのが現実解だと思います。私自身そうした活動へのモチベーションを持って勉強をしてはいましたが、実際の経験も手法も持たなかったため、発明塾の方法論を学び、現場でそれを実践した経験は非常にためになりました。ややポジショントークですが、そうした役割を担う専門の人がいて然るべきだと思いますし、そうした現場力を持った人が増えるべきだと思います。
一般論として、基礎研究の成果が、プロマネや支援者が関わる時間スケール(5-10年)で応用の段階に移れるか、スタートアップになる段階に移れるかは、わかりません。そのため、自分の選んだテーマによってはそうした活動が徒労に終わるリスクがあります。また、共同研究をしたり、スタートアップを作ったり、という段階では、自身が当事者として活動する覚悟も必要と思います。それはアイデアだけ出して終わりという仕事には人もお金もついてこないからです。
そうした側面から、成果が出れば大きいですが、成果が出ない間は、評価が難しい活動でもあり、それがこうした仕事を主たる業務にして稼ぐのが難しい理由だと思います。
それでもやりがいはあり、経験者と事例が増えれば解消する側面でもあると思うので、粛々と挑戦あるのみかと思います。
実は齊藤ERATOプロジェクトに関連して、磁性体を使った熱電材料のより実用化を目指した内田ERATO プロジェクトが1年前から始まっています。ありがたいことに、こちらのプロジェクトでの知財関連のサポートを依頼いただきまして、発明塾で教えてもらった方法論を使って、良い特許が書けていると思います。これらをもとに企業との共同研究に繋げられたらと思っています。数年が経ちますが、色々なところであの時の経験が活きていまして、本当に発明塾やってよかったと思っています。
雑談です。自戒の念を込めて。
今朝の千本ノックに「負けたら放心状態になるぐらい悔しがらないとダメです。負けて絶叫。勝つまで禁酒。」という言葉を見て、改めていろいろと考えることがあります。
自分自身が研究員時代や本社での新規事業立ち上げを進めていた時、このレベルの気持ちを持っていたかというと、正直に申し上げて、全然違うんです。「勝てるだろう/勝てるはずだ」のレベルまでは取り組みますが、「勝てないはずがない」という確信をもって事に当たったことは、ほとんどない気がします。だから、負けたとしてもそこまでは悔しがらない。。
発明塾の”確信犯”という言葉がここにも繋がるところではありますが、やはり自分自身のマインドセットの変革も非常に大事だと感じています。(勝てなくても生活に困らない、という大企業に所属していることへの大きな甘えがあることも認めざるを得ませんし・・)
ということで、引き続きよろしくお願いいたします。
営業職の支援者として参加させていただきました。
研究職の参加者たちの議論が専門的で理解できないこともありましたが、この発明塾で研究者としての考え方を少しは身に着けることができ、
今回のテーマに限りませんが、今後のお客さんとの共同開発などについて、特許化を念頭に入れて研究と議論できるようになれたのではないかと感じています。
これまでも社内でいろいろなセミナーを受けてきましたが、これらは自分の仕事とずれていることが多く、話がいまいちピンとこないところがありました。
しかし、楠浦さんは我々の技術・業界をよくご存じで、アドバイスが的確なため非常にわかりやすかったです。
ワークショップの間は、あまり参加者をサポートできませんでしたが、今回掲げたテーマの製品をファーストユーザーに紹介する時は、
開発の背景を知っている営業として、採用してもらえるよう売り込みに注力したいと思います。
ありがとうございました。
塾長の楠浦崇央が企業内発明塾のOB・OGへ向けて、弊社メルマガ「e発明塾通信」でお届けしている「参加者のお声」と「塾長からのコメント」をまとめたものです。
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