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【開催報告 追記】「花王のヘルスケア食品知財&新事業戦略」セミナーを開催します(7月8日@オンライン開催)

2022.7.29

【満員御礼】当日は多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

※本セミナーを収録した【発明塾®動画セミナー「花王のヘルスケア食品知財&新事業戦略」】をリリースしました!
詳細・受講のお申し込みは以下のページをご確認ください。

発明塾®動画セミナー「花王のヘルスケア食品知財&新事業戦略」

【開催報告】

開催ご報告を兼ねた、お声のご紹介と、お声をいただきました方々へのお礼をさせていただきます。


●「覚悟を決めて一歩踏み出せ」

(お声)
なんだかんだ言って知財を気にしている経営者はごく少数(業界によっては違うと思いますが)。覚悟を決めて一歩踏み出せれば、他社からリードを奪えるはず。

(楠浦所感)
残念ながら、やはりそうなのかなと思います。
でもそれは、今回参加された方々にとっては、ある意味「絶好の機会」なんですね。
他者・他社がモタついている間に、リードを広げましょう!


●「基礎研究者も、市場を知り、知財開発を」

(お声)
研究力だけでなく、研究企画力や知財力も必要であると感じました。
基礎研究者も市場を知ったり、知財を開発するように研究する必要があると思いました。

(楠浦所感)
研究者向けのメッセージですね。
実は、研究するというのは、知財を開発することそのものではないかなと、最近は強く思います。
すべてとは言いませんが、研究とは、多くの場合、未来を預言して実現する手段の一つなわけですから。


●「ここまで深く広い情報が得られるものはない」

(お声)
他の2時間程度の知財系のセミナーでは、ここまで深く広い情報が得られるものはないと思います。
また、受けただけで満足するセミナーではなく(受けたでけで楠浦さんのように深い分析ができるわけはないので)、楠浦さんの分析の追体験をこなして分析能力を鍛えることができ、分析能力を向上させたい人には非常におすすめです。
(この追体験ができるよう参考資料がセミナー資料に記載されているので、セミナー後もこのセミナー資料にはしばらくお世話になりそうです)

(楠浦所感)
この方は、セミナーの使い倒し方を、よくご存じですね。
セミナーというのは、受けてすぐどうこうなるものではありません。
「追体験」を繰り返し、神髄に近づいていくしかないのです。
それが出来るだけの、充分な参考資料をPDFでお付けしました。
たった2時間話すだけなら、あんなに資料はいりません。
200時間ぐらいかけて、神髄に近づいてほしいから、あの資料があるんです。
よく分かってらっしゃる方でした、ありがとうございました。
使い倒した後に、またぜひご感想をお聞かせください。


●「自分で考えてないと気づけない」

(お声)
豊富な事例と特許切り口での解説が魅力。
非常に多くのヒントがちりばめられているが、自身で考えていないと気付けない。
解決法そのものを求めるより、試行錯誤している人がとっかかりを掴むために参加することをお勧めする。

(楠浦所感)
この方も、学び方をよくご存知ですね。
究極的には、誰かに話を聞いてすぐに「分かる」ということはないんですね。
それについて考えているから、「ああそうなんか」「やっぱりそうか」になる。
これは、「エッジ情報」の「仮説検索」と同じです。
ですから、いろいろ考えて、またこのセミナー資料PDFに戻ると、新たな気づきがある。
そういう資料として作ってありますから、100年とは言いませんが、5年ぐらいはしっかり使ってください。
セミナー前に資料を見た弊社のメンバーがポツリと、「楠浦さん、これで2万円は、ぶっちゃけめちゃくちゃ安いですね」と言っていましたが、そうなんでしょうね。
聞いて一晩寝たら忘れるようなセミナーなら、やらない方が良い、とは言いませんが、なんやちょっと芸がないな、オモロないな、というのがコテコテの関西人である私の考えです。


●「知財に対する情熱や目のつけ方」

(お声)
テーマはセレクションされていて、とても良いとの感想を持っているですが、
それより楠浦先生の知財に対する情熱や目のつけ方を拝聴することできるので、
この世界で仕事をする人間として学ぶことが多いです。
ぜひ参加してみて下さい。

(楠浦所感)
前職で、知財情報を活用して事業機会を見つけ、それを根拠に資金調達に成功するまでは、私も知財や特許のことは全く分かってなかったわけです。
これは、書籍「新規事業を量産する知財戦略」で紹介した通りです。
その事業が、その後無事エグジットされ、皆さまのお役に立っている。
そういう経験を、できるだけ多くの方にしていただき、「ああ、オモロかった」と言って死ねる人生を過ごしていただきたい。
ただそれだけです。
いい意味で、「事業に役立つか」「投資家が興味を持って進めることができるか」「世の役に立つか」「顧客課題・社会課題を解決できるか」という視点だけで、特許や知財を見ています。
セミナーでは、私が率直に感じたことや考えたことを、そのまま解説しているだけです。
それが皆さまの励みになるなら、これ以上何も言うことはありません。
生きてるだけで丸儲けですね。応援ありがとうございます。


多くの方にお声をいただき、すべてを紹介できないことをお許しください。
もちろん、ここに公開していないコメント含め、すべてに目を通しております。
次回のセミナーは、10月以降になる予定です。もちろん、新規事業と知財のお話です。
また是非、ご参加くださいませ。

 


 

2022年7月8日(金)15:00~17:00に、弊社主催「花王のヘルスケア食品知財&新事業戦略」セミナーをオンラインで開催いたします。

<弁理士の方へ>
当社は、日本弁理士会の継続研修を行う外部機関として認定されています。

この研修は、日本弁理士会の継続研修としての認定を受けています。
この研修を受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として2単位が認められます。

説明会の内容】

✓「物質」から「用途探索」、そして、「その先の課題」の権利化など、化学/食品系企業に参考になるであろう、研究開発と知財開発の「着眼」、および「特許の出し方」を紹介。「花王」のヘルスケア食品分野における事業戦略・技術開発戦略・知財戦略を知りたい方におススメです。

✓ 花王の「ヘルスケア食品」「減塩食品」関連の技術・知財動向とキーマンの分析結果を紹介します。特許情報分析データは「減塩食品」関連の出願が開始から最盛期までの2000年~2014年を中心に、一部について最新動向をアップデートしたものを紹介。花王のヘルスケア食品の事業戦略・技術開発戦略を知りたい方はもちろん、「ヘルスケア食品」の「特許取得の着眼点」を知りたい方におススメの内容です

✓ 特に食品や化学で有効とされる「パラメータ特許」と、「分割出願」による特許網の構築についての、花王の巧みな手法について、「減塩調味料」などの例で請求項の作り込み方や、分割時の対応を紹介。「強い特許」を「粘り強く」取得したい方におススメの内容です。

✓ 「減塩」「太らない」にとどまらない、花王が目指す「パーソナライズドヘルスケア」の理想像について、最新の動向を紹介。ヘルスケア関連の新規事業や知財開発を目指す方におススメの内容です。

【参加者の方へ】

✓ 投資家の方

花王が知財に長けた企業であることを知っていただき、それを踏まえた花王の最新特許・技術・新事業動向の「読み解き方」をご紹介します。ここで紹介した情報は、すぐに古くなりますが、手法は一生使えます。豊かな人生のためにお役立てください。

✓ 経営者、および、経営・新規事業・技術企画部門の方

「特許情報活用」と「知財戦略」、「ヘルスケア」分野での新規事業の進め方、「モノ」から「コト」への新規事業戦略、「自社のコア技術」を軸にした新規事業戦略やアライアンスを活用した新規事業の進め方の参考として、ご活用下さい。

✓ 技術者の方

特許情報からどうヒントを得るか、特許をどう使うか、「技術」「事業」の両面で参考にして、日々の業務やテーマ提案などに活用ください。「知財戦略」つまり「戦略的に知財を活用して、事業で勝つ」方法を知りたい方、「技術で勝って事業で負ける」になりたくない方にも、役立つでしょう。

✓ 知財部の方へ

食品・化学、あるいは、メディカル・ヘルスケア関連企業の方は、花王の動向が参考になります。また、「戦略的知財活動」に今後取り組みたいすべての企業の知財部の方に、「花王の知財戦略」はヒントになります。「花王」の特許戦略は、米化学大手「3M」の戦略と非常に似通っていますので、「3M」を意識されている企業の知財部の方にも役立つでしょう。

【目次】

  1. 花王は「ヘルスケア食品のパイオニア」「食品知財の黒船」だった
  2. 花王の「ヘルスケア食品」特許戦略~「ヘルシア」「エコナ」を中心に
  3. 花王の「減塩食品」特許戦略~「健康に良くておいしい」を「独占」する
  4. 花王が多用する特許戦略~「パラメータ」「分割」を巧みに活用
  5. 花王が目指す「カスタマーサクセス」~究極のパーソナライズドヘルスケア
  6. まとめと補足
  7. 【参考資料】 花王のIR資料・公開資料から、経営戦略の変貌を読む

※今回のセミナーの趣旨に鑑み、直前まで最新情報を反映させるため、配布資料はPDFにて配布いたします。


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説明会参加のお申込み

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【講師】

楠浦崇央 Technoproducer株式会社代表CEO 発明塾塾長

TechnoProducer株式会社 代表取締役CEO 楠浦崇央(くすうらたかひさ)

【略歴】

1997年 京都大学工学部機械工学科卒業、京都大学大学院工学研究科エネルギー応用工学専攻 修了
1997年 川崎重工業株式会社 大型オートバイのエンジン設計開発(新製品開発)を担当
2002年 小松製作所の風力発電関連の新規事業開発を担当
2004年 ナノテクスタートアップ「SCIVAX 株式会社」 設立

「オートバイ」設計から「風力発電」「ナノテク・バイオ」と常に異分野で開発・事業化を主導。
CTO 兼ナノインプリント事業責任者を務め、特許情報分析を活用して、自ら企画・顧客開拓・資金調達・事業の立ち上げを行った。企画し立ち上げた事業は総額20億円以上の資金調達に成功し、後に、一部は大手化学メーカーに買収された。

この際、事業の企画立案から立ち上げのプロセスを通じて、BtoBの技術マーケティングにおける特許情報の活用法を確立。

また、一般的には「システム系(組立産業)」と「材料系(シーズ型)」とで新規事業の進め方は異なるが、楠浦は川崎重工・コマツで機械設計を、SCIVAXでナノインプリントを用いた材料開発をCTOとして主導したため、どちらの分野でも実践経験がある。

2008年 TechnoProducer株式会社 設立

2008年 ビル・ゲイツが出資し、50億ドル超を運用する世界初の技術系投資ファンド「Intellectual Ventures」(現 Xinova)より「アジアのTop発明家8名」に選出

その後2012年までの5年間、発明家として常に世界Top10にランクされ、毎年表彰を受ける。

2010年 学生向けの発明研究所として「発明塾」を設立

10年で500回以上の討議を開催し、数百件の発明・企画を創出。
学生だけで投資ファンドより50以上のテーマで1000万円以上の賞金を獲得し、「発明塾」の手法が学生でも・どんな分野でも世界に通用する成果を出せることを実証。

2011年 「発明塾」を企業向けに提供開始
2014年 発明塾の方法論が学べるオンライン教材「e発明塾」提供開始
2016年 導入社数が100社を突破。東証一部上場企業を中心に受講者数が3600名超え
2019年 動画形式で提供する「発明塾動画セミナー」をリリース
教材は全て、自ら監修し、常にアップデート。

2021年 書籍「新規事業を量産する知財戦略 ~未来を預言するアイデアで市場を独占しよう!」出版
Amazonランキング 起業家にて、ベストセラー1位を獲得。

【開催概要】

開催日時 2022年7月8日(金) 15:00開始 17:00終了予定
開催形式 Zoomを利用するオンライン開催です。
「PC」や「スマートフォン」を使って参加していただきます。
開催前日までにZoomの「ミーティングURL(ミーティング番号)」をお知らせする予定です。
受講費用 22,000円(税込)
クレジットカード、コンビニ決済がご利用いただけます。
注意事項 ※申込み期間は、セミナー開催日前日の正午までとなります。
※コンサルタント業/講師業をされている方や教育業界関係者/教材開発業をされている方など、同業/競合の方のお申し込みはおことわりする場合がございます。あらかじめご了承ください。

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