「発明塾」塾長の楠浦です。
企業内発明塾参加者／月額顧問サービス利用者／発明塾8週間集中パッケージ受講者のお声とともに、「発明塾で何をどう教えているか」を紹介しています。
・新規事業提案が進まない、提案が集まらない
・新規事業について、「ノーアイデア」の状態で進まない、進め方が分からない
・漠然としたアイデアはあるが、考えても同じところをグルグルするだけでまったく深まらず、堂々巡りで時間だけが過ぎていく、提案につながらない
・考えるアイデアは、すでに他社が手掛けているものばかりだ、どうすればよいか途方に暮れている
・新規事業や研究テーマを積極的に提案できる人材を育成したい
という方々に、ぜひご転送や回覧含め、ご紹介をお願いします。
全社をあげて取り組みたくなる「新規事業企画」を創出できる
【全業種対応】新規事業創出の実働支援サービス 企業内発明塾
https://www.techno-producer.com/kigyounai-hatsumeijuku/
今回は、企業内発明塾に参加された「インフラ系企業（東証一部上場）」の研究開発部門の方の
”特に印象に残ったのは、「アイデアをどう育てていくか」というプロセス”
”ゼロから１を生み出す力を養うことができた”
とのお声を取りあげ、発明塾の指導内容や考え方を紹介します。
いつもありがとうございます。
＝＝お声、ここより
発明塾に参加したことで、多面的に事業立案を考える貴重な機会を得ました。普段はエネルギーに関する研究開発を担当していますが、この塾では日常業務を超えた視点で新しい発想を引き出すことができました。
特に印象に残ったのは、「アイデアをどう育てていくか」というプロセスです。日々の業務では、効率や実用性に傾注しがちで、柔軟な発想や新しい試みに挑戦する時間が限られることが多いですが、発明塾ではその制約を取り払い、ゼロから１を生み出す力を養うことができました。また、異なる職種の参加者とディスカッションを重ねることで、自分の視点では考えつかない斬新なアイデアに触れることができました。
今回の参加を糧に、発明塾で得た知識と経験は、積極的に実際の業務にも活かしていく所存です。この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
「インフラ系企業（東証一部上場）の方・「企業内発明塾」参加者の方」
＝＝ここまで
今回も、一つひとつ見ていきましょう。
発明塾に参加したことで、多面的に事業立案を考える貴重な機会を得ました。普段はエネルギーに関する研究開発を担当していますが、この塾では日常業務を超えた視点で新しい発想を引き出すことができました。
（太字は弊社）
新規事業にも色々ありますが、この方の場合は、「日常業務」を超えた、新しい視点での新規事業が欲しかった、だから発明塾に参加した、ということですね。
同じような立場の方は、ぜひ参考にして、企業内発明塾への参加をご検討いただければと思います。
日々の業務に追われていると、「多面的に新規事業を考える」というのは、なかなか難しいですからね。
まとまった時間を取って集中的に取り組める、「企業内発明塾」のメリットでしょうね。
これを「大変だ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、「日常業務に埋没しそうになりながら新しいことを考える」ほうが、よっぽど大変じゃないかな、と思うのは僕だけでしょうか（笑）。
斬新な視点や指摘をくれる人も、必要ですしね。
普段づきあいの中に閉じて、普段の仕事の合間にできるか、と言われたら、僕は正直無理です（笑）。
数多くの著名経営者や人生の大先輩が、「新しい着想を得る」ために必要なこととして、「旅行」「新しい人に会う」「本を読む」あたりを挙げているのは、「ガラッと場を変える必要性」を示しているのだと、僕は解釈しています。
それをどうやって「強制的に」つくるか。
実際のところ僕は、文字通り毎日のように新しい方と「仕事で」お会いして、密度の濃い議論をしています。
やはり、気づきが多いですし、新しい着想がどんどん出てきますね。
「企業内発明塾」の指導内容やカリキュラムが、ものすごい勢いで進化・深化しているのは、そういうことなんです。
「ちょっと聞かない間に、全然違う話をされてますね」と、僕はよく言われますが、毎日新しい人と密度の濃い話をしていると、自然にそうなるんですよね。
単なる雑談や世間話ではなく、「結果を出すための作業と議論」をしていますから、密度が違います。日々、成長・進化・深化を実感します。
特に印象に残ったのは、「アイデアをどう育てていくか」というプロセスです。日々の業務では、効率や実用性に傾注しがちで、柔軟な発想や新しい試みに挑戦する時間が限られることが多いですが、発明塾ではその制約を取り払い、ゼロから１を生み出す力を養うことができました。また、異なる職種の参加者とディスカッションを重ねることで、自分の視点では考えつかない斬新なアイデアに触れることができました。
（太字は弊社）
この方は、「発明塾」の本質に触れる、とってもいいことを仰ってます。一つづつ見て行きましょう。
まず「アイデアをどう育てえていくか」というプロセスが印象に残った、とありますね。
ここは、発明塾のプロセスの一つの本質であり、ハイライトです。
拙著「新規事業を量産する知財戦略」の第４章、第５章で、実際にゼロから生み出して投資ファンドに提案した発明をもとに、詳細に説明しています。
僕も設計を長くやっていましたのでよくわかるのですが、「技術」を仕事をやっていると言っても、大半は「効率化」「コストダウン」「使いやすさの向上」に関するものが大半ですから、「柔軟な発想」「新しい試み」に割ける時間はきわめて少なく、結果として、そういう「思考回路」も上手く作れていません。
作れている方でも、時間と共に「忘れ去って」「風化して」しまいます。
発明塾では、まとまった時間を取って「ゼロから１を生み出す」ことに集中していただくことで、ご自身では考えつかないアイデアを見つけ出し、それを育て、「セロを１にする」作業を繰り返し行っていただきます。
ここで僕が「繰り返し」と言っているのは、最初から百発百中で狙い通りの発明が出る、なんてことは、なかなか無いからです。
無い、とは言いません。でも、大半の方は、「こういう感じなんだけど、なんか微妙だな」というところから始まります。
この「なんか微妙」は、発明塾では「コレジャナイ感」と呼んで、極めて重視しています。
ここから「本当の発明」が始まるからです。ここが一番楽しいんですよね。
「なんか微妙」で「これじゃない」と思うところから、「あー、これがやりたかった！」という「ヤラレタ感」があるものへ、育てていく。いわゆる「ピボット」ですね。
全然違うものなんだけど、根っこでは、アイデアとしては繋がっている。そんな感じです。
今回の参加を糧に、発明塾で得た知識と経験は、積極的に実際の業務にも活かしていく所存です。この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました！
新規事業の提案が通れば、新規事業開発に、ある程度取り組んでいただくことになるでしょう。
とはいえ、当初はこれまでの業務と兼務で、という方が多いでしょうね。
賛否両論ありますが、僕はそれでよいと思っています。スモールスタートです。
そして、発明塾での経験は、これまでの業務のやり方を見直すいい機会になった、という方が、非常に多いですね。
上司・部下・チームメンバー全員に波及効果があるそうです。
新規事業が始まって、日常業務の取り組み方も大きく変わり、組織も変わる。
やらない理由がないですね（笑）。
サイコーですね！
全社をあげて取り組みたくなる「新規事業企画」を創出できる
【全業種対応】新規事業創出の実働支援サービス 企業内発明塾
https://www.techno-producer.com/kigyounai-hatsumeijuku/
2025年3月25日に開催した説明会の動画も、上記ページの「資料請求」にてご覧いただけます。
ぜひ、ご覧くださいませ。
楠浦 拝
★本記事と関連した弊社サービス
①企業内発明塾®
「既存事業の強みを生かした新規事業の創出」を支援するサービスです。技術マーケティングのプロである楠浦の直接支援により、BtoC、BtoBを問わず、あなたの会社の強みを生かした新規事業の企画を生み出せます。
例えば「ガソリン車の部品技術の新用途を医療・介護分野で創出」・「スマートフォン向けの材料の新用途を食品分野で創出」など、次々に成果が出ています。
➁無料メールマガジン「e発明塾通信」
材料、医療、エネルギー、保険など幅広い業界の企業が取り組む、スジの良い新規事業をわかりやすく解説しています。
「各企業がどんな未来に向かって進んでいるか」を具体例で理解できるので、新規事業のアイデアを出したい技術者の方だけでなく、優れた企業を見極めたい投資家の方にもご利用いただいております。週2回配信で最新情報をお届けしています。ぜひご活用ください。
★弊社書籍の紹介
①弊社の新規事業創出に関するノウハウ・考え方を解説した書籍『新規事業を量産する知財戦略』を絶賛発売中です！新規事業や知財戦略の考え方と、実際に特許になる発明がどう生まれるかを詳しく解説しています。
※KindleはPCやスマートフォンでも閲覧可能です。ツールをお持ちでない方は以下、ご参照ください。
Windows用 Mac用 iPhone, iPad用 Android用
➁特許情報を活用して企業の真の価値と将来性を見抜く新しい投資アプローチを提案する『Patent Information For Victory』。特許が投資に役立つ理由を、専門知識がなくても理解できるようわかりやすく解説します。特設ページで「Chapter.1」まで全文無料公開中です！
ここでしか読めない発明塾のノウハウの一部や最新情報を、無料で週2〜3回配信しております。
・あの会社はどうして不況にも強いのか？
・今、注目すべき狙い目の技術情報
・アイデア・発明を、「スジの良い」企画に仕上げる方法
・急成長企業のビジネスモデルと知財戦略
