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特許を読むのが「苦行」から「楽しみ」へ~「今まで何やってたんだ」と化学メーカー開発職の方のお声

特許を読むのが「苦行」から「楽しみ」へ~「今まで何やってたんだ」と化学メーカー開発職の方のお声

「発明塾」塾長の楠浦です。
今回は、新著『Patent Information For Victory ~「知財」から、企業の“未来”を手に入れる!』へのお声を紹介しながら、
「事業部門や技術者向けの、知財・発明教育」
「IPランドスケープなどの、知財・特許情報活用」
について、お話をします。

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==お声、ここより

私は化学メーカーで開発職をやってます。
業務として、自社の技術が他者特許を侵害していないかチェックするのですが、この業務がとにかくつまらない。
苦行でした。

この経験から自分にとって特許はつまらない読み物でした。
学術論文に比べて華やかさがないし、読むのが辛くなるような表現ばかりです。

一方で、他社の開発の様子を知ることの難しさも感じていたタイミングでちょうどこの本を読みました。
それ以来今まで何をやっていたんだと思うほど、特許を読むのが面白くなりました。
また、自分自身が特許を出す際にも、クレーム範囲の取り方などについて、考え方が変わりました。
本当に読んで良かったです。

==お声、ここまで

僕は、こういう「お声」を読むと、「合格体験記」を思い出します。
受験産業に長くかかわってきたから、でしょうか(笑)。

「特許を読むのが苦行だった」という化学メーカー開発職の方

私は化学メーカーで開発職をやってます。
業務として、自社の技術が他者特許を侵害していないかチェックするのですが、この業務がとにかくつまらない。
苦行でした。

わかります。
僕も、前著「新規事業を量産する知財戦略」で書いていますが、特許、特に請求項は「これ、何の暗号なん?」と思うぐらい読みづらいですからね。
技術者にとって、特許を読むのは「苦行」なんです。

でもそれは、「僕の本を読むまでは」の話です(笑)。
ビフォー・アフターですね。
ダイエットサービスの広告みたいです(笑)。

「特許はつまらない」「論文のような華やかさがない」

この経験から自分にとって特許はつまらない読み物でした。
学術論文に比べて華やかさがないし、読むのが辛くなるような表現ばかりです。

特許はつまらない。
でしょうね(笑)。
他社特許を侵害していないか、という視点で、義務として、「暗号のような」請求項を読む。

「つまらない」の極みです(笑)。
それは、特許がつまらないのではありません。
たまたま、やっていたことが、「つまらない」作業だっただけなんですよね。

でも、そのせいで、「特許=つまらない文書」となっている。
これは、非常に不幸なことだと思っています。
ほんとは、メチャクチャオモロい文書なのに(笑)。

特許が、いかに面白い文書か
皆さんにぜひ知っていただきたくて、僕は「Patent Information For Victory」を書いたわけです。
きちんと、伝わっているようです。

「何をやってたんだと思うほど、特許が面白い」「読んでよかった」

一方で、他社の開発の様子を知ることの難しさも感じていたタイミングでちょうどこの本を読みました。
それ以来今まで何をやっていたんだと思うほど、特許を読むのが面白くなりました。
また、自分自身が特許を出す際にも、クレーム範囲の取り方などについて、考え方が変わりました。
本当に読んで良かったです。

「他社の開発の様子を知ることの難しさも感じていたタイミング」で、この本を読まれた。
まぁ、これって特許以外からは、ほぼわからないですからね(笑)。
極秘情報なので、飲み屋に張り込んでも聞けないですし(笑)、友達にも話しませんしね(笑)。
当然ですが、IR担当も話しません。

「今まで何をやっていたんだと思うほど、特許を読むのが面白くなりました」とのことで、「人って変わるんだな」と思いました。
たった一冊の本で、大きく変わるんです。
「Patent Information For Victory」は、最高の特許・知財教育教材だ、ということですよね。

よく読むと、「クレーム範囲の取り方などについて、考え方が変わりました」とあります。
あの、超つまらない暗号文である「請求項」についても、理解が深まったようですね。
しかも、「自分が出願する時」の話をされています。

もう、最高じゃないですか!
特許の請求項を読まされて、「つまんねー」「苦行だぜ、これマジ」とおっしゃっていた方が、「特許、超楽しい」「今度特許出すから、請求項はこう書こう」とおっしゃっている。

大事なので、もう一回言いますよ。
「Patent Information For Victory」って、最高の特許・知財教育教材ですよね!!!

当初、600ページという厚さについていろいろな意見が出たのですが、僕を含むメンバー全員の結論としては
「売れなくても、構わない」
「発明塾で教科書として使うんだから、内容は削らない」
でした。

僕は常に、教科書として10年後に大ヒットするものを書きたいと思っています。
そうすれば、20年は残るでしょう。
1、2年で忘れ去られるような本を書くには、人生は短すぎるんですよね。
その方が儲かるんでしょうけどね(笑)。

「特許がつまらない」「読むのが苦行」「他社特許の侵害チェックが嫌い」とおっしゃる、すべての技術者の方へ、ご回覧をお願いします(笑)。
皆さん、特許を「喜んで」「楽しんで」毎日読むようになり、なんだったら、「こういう請求項で特許を取りたい」とおっしゃるようになります。
サイコーですね!

一人一冊、社内で配布くださいませ。
600ページで3,300円。
激安ですね!(笑)。

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出版記念セミナー動画も、弊社Youtubeチャンネルで無料公開中です。
こちらもぜひ、社内でご回覧ください。
ある参加者の方が、お声として「面白すぎて内容が頭に入ってこなかったので、もう一度見る」とおっしゃってました(笑)。
面白すぎて頭に入ってこないって、どういうことやねん!(笑)。
まぁ、出版記念セミナーは、僕にとっては「エンタメ」「お祭り」なので、できるだけ面白くなるようサービスして、いつもは話さない内容をドンドン話してますからね。

知財・発明チャンネル「発明塾」
https://www.youtube.com/@techno-producer/videos

お楽しみくださいませ。

 

楠浦 拝

 

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