3行まとめ
売上高の8〜10%をR&Dへ再投資
Corningは毎年売上高の8〜10%を研究開発に再投資し、世界で2,000名以上の科学者がR&Dに従事している。2025年のResearch, development and engineering expensesは1,110百万ドルで、2023年・2024年から増加した。
Sullivan Parkが研究から製品開発までを担う中核拠点
ニューヨーク州ErwinのSullivan Park Science & Technology Centerは、施設規模が2 million square feet超の中心的R&D拠点である。初期段階の研究から製品開発までを担い、複数のパイロットプラントを備える。
Gen AI需要が光通信セグメントの成長を牽引
2025年のOptical CommunicationsのSegment Net Salesは6,274百万ドル、Segment Net Incomeは1,048百万ドルだった。Q1 2026ではGen AI製品への需要と新たなSolar製品の立ち上がりが成長要因として示された。
この記事の内容
Corning Incorporatedは、ガラス科学、セラミック科学、光物理学に関する技術を事業基盤としている企業である。同社の報告セグメントは、2025年時点ではOptical Communications、Display、Specialty Materials、Automotive、Life Sciencesで構成され、これにHemlock and Emerging Growth Businessesが加わる。2025年1月1日付でAutomotive Glass Solutions事業はEnvironmental Technologies事業とともに管理され、新たなAutomotiveセグメントとして表示された。2026年第1四半期からはセグメント表示が変更され、DisplayとSpecialty MaterialsはGlass Innovationsに統合され、Hemlock Semiconductor Groupならびに太陽電池ウェハーおよびモジュール製造事業はSolarセグメントとして表示される。Optical CommunicationsとAutomotiveは継続表示され、その他の結果はLife Sciences and Emerging Growth Businessesとして表示される。
Corningの2025年Form 10-Kによると、2025年12月31日に終了した年度のNet salesは15,629百万ドル、Cost of salesは10,008百万ドル、Gross marginは5,621百万ドルであった。Research, development and engineering expensesは1,110百万ドルであり、2024年の1,089百万ドル、2023年の1,076百万ドルから増加した。2025年のOperating incomeは2,279百万ドル、Income before income taxesは2,052百万ドル、Net income attributable to Corning Incorporatedは1,596百万ドル、Diluted EPSは1.83ドルであった。Q4 2025のGAAP Net Salesは4,215百万ドル、Net Income attributable to Corning Incorporatedは540百万ドル、Diluted EPSは0.62ドルであった。Q1 2026のGAAP Net Salesは4,144百万ドル、Net Income attributable to Corning Incorporatedは371百万ドル、Diluted EPSは0.43ドルであった。
Corning公式情報によると、同社は毎年売上高の8パーセントから10パーセントを研究開発に再投資しており、世界で2,000名以上の科学者が研究開発に従事している。同社の中心的R&D拠点はニューヨーク州ErwinのSullivan Park Science & Technology Centerであり、施設規模は2 million square feet超である。同施設は初期段階の研究から製品開発までを担う拠点であり、複数のパイロットプラントを備える。2025年Form 10-Kでは、同社が研究、開発、エンジニアリングに重要な投資を行っていること、これらの投資が経済的リターンを生まない可能性があること、イノベーションモデルが専門知識を引き付け維持する能力に依存していることが記載されている。USPTOの2018年組織別Utility Patents統計では、Corning Incorporatedに2018年中に付与された米国Utility Patentsは295件であった。
Corningの公式発表では、Q4 2025のCore salesは4.41 billionドル、Core EPSは0.72ドル、FY2025のCore salesは16.41 billionドル、Core EPSは2.52ドルであった。FY2025のCore operating marginは19.3パーセント、Q4 2025のCore operating marginは20.2パーセントであった。Q1 2026のCore salesは4,345百万ドル、Core EPSは0.70ドルであった。Q1 2026発表では、Gen AI製品への需要および新たなSolar製品の立ち上がりがQ1成長要因として記載されている。Q1 2026のOptical CommunicationsのNet Salesは1,846百万ドル、Net Incomeは387百万ドルであり、SolarのNet Salesは370百万ドル、Net Incomeは7百万ドルであった。Q1 2026発表では、Q2 2026についてCore salesが約4.6 billionドル、Core EPSが0.73ドルから0.77ドルの範囲になるとの見通しが示されている。
2025年Form 10-Kでは、研究開発およびエンジニアリング投資が経済的リターンを生まない可能性、顧客が求める製品や技術のパイプラインを提供できない場合または新興技術により同社製品が陳腐化した場合に収益や営業利益率に悪影響を及ぼす可能性があることが記載されている。また、同社は比較的少数のエンド顧客が各事業セグメントのNet Salesの高い割合を占めると説明している。2025年時点で、Optical Communicationsでは上位2エンド顧客が同セグメントNet Salesの28パーセント、Displayでは上位3エンド顧客が59パーセント、Specialty Materialsでは上位2エンド顧客が43パーセント、Automotiveでは上位3エンド顧客が61パーセント、Life Sciencesでは上位2エンド顧客が45パーセントを占めていた。環境浄化および関連訴訟に関する未割引負債見積額は、2025年12月31日時点で約89百万ドル、2024年12月31日時点で約78百万ドルであった。
Corning Incorporated(以下、同社)の公式サイト「Transformative Innovation」によると、同社は売上高(revenues)の8パーセントから10パーセントを毎年研究開発(R&D)に再投資する方針を掲げている[1]。同ページでは、現在、世界中で2,000名以上の科学者が同社の研究開発に従事しており、通信技術(telecommunications)の強化から空気清浄化(cleaner air)に至るまでの広範な分野に注力していると記載されている[1]。
同社の2026 Proxy Statementによると、同社の取締役会(Board of Directors)は、技術、研究開発、イノベーション、製品開発に関する経験を取締役候補者の経験・資質の一部として記載している[2]。同資料では、人工知能(AI)が同社および世界にもたらす機会とリスクを理解している取締役の存在が、情報に基づいた戦略的決定およびリスク管理に関係すると記載されている[2]。
同社の2025 Form 10-KにおけるRisk Factorsの項目には、同社が研究、開発、エンジニアリングに対して重要な投資(significant investments)を行っていることが記載されている[3]。同資料では、これらの投資が経済的リターン(economic return)を生まない可能性、顧客が求める製品や技術のパイプラインを提供できない場合や、新興技術によって同社製品が陳腐化した場合、短期的および長期的な収益や営業利益率に悪影響を及ぼす可能性があることが説明されている[3]。また、同社のイノベーションモデルは専門知識を引き付け維持する能力に依存していると記載されている[3]。
同社公式サイトの「Global Labs」ページによると、同社の研究開発の中心的な拠点(central location)はニューヨーク州Erwinに位置する「Sullivan Park Science & Technology Center」である[5]。同拠点の名称は、同社初の研究ディレクター(research director)であり、材料科学(material sciences)に焦点を当てた多分野にわたる研究開発研究所を組織したEugene Sullivanに由来する[5]。
公式サイトによると、Sullivan Parkの施設規模は2 million square feet以上である[5]。同施設は、初期段階の研究(early stage research)から製品開発の取り組みに至るまでの同社の主要拠点である[5]。さらに、施設内には生産規模の製造をテストし、プロトタイプを作成するための複数のパイロットプラント(pilot plants)が併設されている[5]。また、Sullivan Parkに加えて、アジアおよびヨーロッパ全体に小規模な研究所(smaller laboratories)のグローバルネットワークを保有している[5]。
同社公式サイトの「Contact Us」ページにおいて、米国内外に展開する拠点として以下の住所および連絡先が公開されている[4]。
2025 Form 10-KのRisk Factorsでは、同社および契約製造業者の一部の工場がAsia Pacificに地理的に集中していること、製品の特殊性および単一拠点製造の性質により、特定拠点で混乱が生じた場合に代替生産能力や代替施設を見つけられない可能性があることが記載されている[3]。
同社の法定開示資料および四半期決算発表資料における全社業績、ならびに研究・開発・エンジニアリング費用の実績は以下の通りである。
Corning Incorporatedの2025 Form 10-KにおけるConsolidated Statements of Incomeに基づく年間財務実績は以下の通りである[3]。
|
項目名 |
単位 |
2023年実績 |
2024年実績 |
2025年実績 |
|
Net sales |
$ in millions |
12,588 |
13,118 |
15,629 |
|
Cost of sales |
$ in millions |
8,657 |
8,842 |
10,008 |
|
Gross margin |
$ in millions |
3,931 |
4,276 |
5,621 |
|
Selling, general and administrative expenses |
$ in millions |
1,843 |
1,931 |
2,122 |
|
Research, development and engineering expenses |
$ in millions |
1,076 |
1,089 |
1,110 |
|
Amortization of purchased intangibles |
$ in millions |
122 |
121 |
110 |
|
Operating income |
$ in millions |
890 |
1,135 |
2,279 |
|
Income before income taxes |
$ in millions |
816 |
813 |
2,052 |
|
Provision for income taxes |
$ in millions |
(168) |
(221) |
(310) |
|
Net income attributable to Corning Incorporated |
$ in millions |
581 |
506 |
1,596 |
|
Diluted EPS |
$ |
0.68 |
0.58 |
1.83 |
Year ended December 31, 2025におけるNet salesは15,629百万ドル、Cost of salesは10,008百万ドル、Gross marginは5,621百万ドルであった[3]。Research, development and engineering expensesは1,110百万ドルであり、2024年の1,089百万ドル、2023年の1,076百万ドルから増加した[3]。Operating incomeは2025年に2,279百万ドル、2024年に1,135百万ドル、2023年に890百万ドルであった[3]。Net income attributable to Corning Incorporatedは2025年に1,596百万ドル、2024年に506百万ドル、2023年に581百万ドルであった[3]。
Corning IncorporatedのQ4 2025 Earnings Releaseによると、Three months ended December 31, 2025におけるNet Salesは4,215百万ドルであり、Three months ended December 31, 2024におけるNet Salesは3,501百万ドルであった[7]。Q4 2025のNet Income attributable to Corning Incorporatedは540百万ドル、Diluted EPSは0.62ドルであった[7]。
Q1 2026 Earnings Releaseによると、Q1 2026におけるNet Salesは4,144百万ドルであった[8]。同指標のQ/Qは(2)パーセント、Y/Yは20パーセントであった[8]。Q1 2026におけるNet Income attributable to Corning Incorporatedは371百万ドル、Diluted EPSは0.43ドルであった[8]。
|
項目名 |
単位 |
Q4 2024実績 |
Q4 2025実績 |
Q1 2026実績 |
|
Net Sales |
$ in millions |
3,501 |
4,215 |
4,144 |
|
Net Income attributable to Corning Incorporated |
$ in millions |
310 |
540 |
371 |
|
Diluted EPS |
$ |
0.36 |
0.62 |
0.43 |
同社は、GAAP指標から一定の項目を調整したCore performance measures(Non-GAAP指標)を公表している[7]。Q4 2025 Earnings Releaseに基づく業績記録は以下の通りである。
Q4 2025におけるCore salesは4.41 billionドル、Core EPSは0.72ドルであった[7]。Full-year 2025におけるCore salesは16.41 billionドル、Core EPSは2.52ドルであった[7]。Full-year 2025におけるCore gross marginは38.4パーセント、Core operating marginは19.3パーセント、Adjusted free cash flowは1.72 billionドルであった[7]。Q4 2025におけるCore operating marginは20.2パーセントであった[7]。
|
項目名 |
単位 |
Q4 2025実績 |
FY 2025実績 |
|
Core sales |
$ billion |
4.41 |
16.41 |
|
Core EPS |
$ |
0.72 |
2.52 |
|
Core gross margin |
% |
38.1 |
38.4 |
|
Core operating margin |
% |
20.2 |
19.3 |
|
Adjusted free cash flow |
$ billion |
0.732 |
1.72 |
Q1 2026 Earnings Releaseによると、Q1 2026におけるCore Salesは4,345百万ドルであった[8]。Q1 2026におけるCore Net Incomeは612百万ドル、Core EPSは0.70ドルであった[8]。同資料では、Core performance measuresはNon-GAAP financial measuresであり、GAAPとNon-GAAPの調整表がリリース内および同社ウェブサイトに示されていると記載されている[8]。
2025 Form 10-Kによると、同社はCore performance measuresの一部として、外国通貨建て債務の換算影響、translated earnings contractsの影響、買収関連費用、一定の税金関連調整、リストラクチャリング・減損・その他の費用および利益、一定の訴訟・規制・その他法務関連事項、年金時価評価調整などを調整している[3]。
Translated earnings contract gain, netには、日本円、韓国ウォン、中国人民元、新台湾ドル、メキシコペソおよびユーロの変動から生じる換算エクスポージャーを経済的にヘッジする外国為替契約の影響が含まれている[3]。Year ended December 31, 2025におけるTranslated earnings contract gain, netは150百万ドルであった[3]。
自社株買いプログラムに関して、2025 Form 10-Kでは、2025年12月31日時点で公表済みプログラムの下で取得可能な概算残額が2,972,667,460ドルと記載されている[3]。同資料では、2025年第4四半期中に2019 Repurchase Programに基づき59,207株を購入したと記載されている[3]。
環境浄化費用に関して、2025 Form 10-Kによると、As of December 31, 2025において同社が環境浄化および関連訴訟のために計上した未割引負債見積額は約89百万ドルであった[3]。As of December 31, 2024における同見積額は約78百万ドルであった[3]。
Form 10-Kおよび関連開示資料によると、同社は製品を複数の報告セグメント(Reportable Segments)に分類して開示している[3]。2025年1月1日付で、同社はAutomotive Glass Solutions事業をEnvironmental Technologies事業とともに管理する新たなAutomotiveセグメントへ移行した[7]。同時に、旧Display TechnologiesセグメントはDisplayに名称変更された[3]。
2026年第1四半期から、同社は現在の運営および管理構造に合わせてセグメント報告構造を修正した[8]。この変更により、旧DisplayおよびSpecialty MaterialsはGlass Innovationsセグメントに統合された[8]。また、Hemlock Semiconductor Groupならびに太陽電池ウェハーおよびモジュール製造事業を含むSolarセグメントが作成された[8]。Optical CommunicationsおよびAutomotiveは変更されず、その他の結果はLife Sciences and Emerging Growth Businessesとして表示される[8]。
当セグメントは、通信ネットワーク向けの光ファイバー、ケーブル、およびハードウェア・機器ソリューションを開発・製造している[3]。2025 Form 10-Kでは、Optical Communicationsの2025年セグメント売上高の増加は、主にGenerative AI製品への強い需要によりEnterprise事業が成長したこと、Carrier事業でdatacenter interconnect productsおよびfiber-to-the-home productsへの需要があったことによると記載されている[3]。
2025 Form 10-Kでは、FY 2025におけるOptical CommunicationsのSegment Net Salesは6,274百万ドル、FY 2024は4,657百万ドルであった[3]。FY 2025におけるSegment Net Incomeは1,048百万ドル、FY 2024は612百万ドルであった[3]。Q4 2025におけるNet Salesは1,701百万ドル、Net Incomeは305百万ドルであった[7]。Q1 2026におけるNet Salesは1,846百万ドル、Net Incomeは387百万ドルであった[8]。
|
項目名 |
単位 |
FY 2024実績 |
FY 2025実績 |
Q4 2025実績 |
Q1 2026実績 |
|
Segment Net Sales / Net Sales |
$ in millions |
4,657 |
6,274 |
1,701 |
1,846 |
|
Segment Net Income / Net Income |
$ in millions |
612 |
1,048 |
305 |
387 |
当セグメントは、液晶ディスプレイ(LCD)や有機発光ダイオード(OLED)などのフラットパネルディスプレイ用ガラス基板を製造している[3]。2025 Form 10-Kでは、Displayの2025年セグメント売上高の減少は、主にcore rateを107 Japanese yen to USDから120 Japanese yen to USDに再設定した影響によるものと記載されている[3]。同資料では、core rate変更および円安環境を相殺するため、2024年下期にpricing actionsを実施したと記載されている[3]。
FY 2025におけるSegment Net Salesは3,697百万ドル、FY 2024は3,872百万ドルであった[3]。FY 2025のSegment Net Incomeは993百万ドル、FY 2024は1,006百万ドルであった[3]。Q4 2025におけるNet Salesは955百万ドル、Net Incomeは257百万ドルであった[7]。Q4 2024におけるNet Salesは971百万ドル、Net Incomeは262百万ドルであった[7]。
|
項目名 |
単位 |
FY 2024実績 |
FY 2025実績 |
Q4 2024実績 |
Q4 2025実績 |
|
Segment Net Sales / Net Sales |
$ in millions |
3,872 |
3,697 |
971 |
955 |
|
Segment Net Income / Net Income |
$ in millions |
1,006 |
993 |
262 |
257 |
当セグメントは、モバイルデバイス向けの損傷耐性カバー材料(Gorilla Glassなど)を製造している[3]。2025 Form 10-Kでは、Specialty Materialsの2025年セグメント売上高の増加は、主にモバイルデバイス向けプレミアムガラスの需要およびGorilla Glass solutions businessの成長によると記載されている[3]。
FY 2025におけるSegment Net Salesは2,211百万ドル、FY 2024は2,018百万ドルであった[3]。FY 2025のSegment Net Incomeは367百万ドル、FY 2024は260百万ドルであった[3]。Q4 2025におけるNet Salesは544百万ドル、Net Incomeは99百万ドルであった[7]。Q4 2024におけるNet Salesは515百万ドル、Net Incomeは81百万ドルであった[7]。
|
項目名 |
単位 |
FY 2024実績 |
FY 2025実績 |
Q4 2024実績 |
Q4 2025実績 |
|
Segment Net Sales / Net Sales |
$ in millions |
2,018 |
2,211 |
515 |
544 |
|
Segment Net Income / Net Income |
$ in millions |
260 |
367 |
81 |
99 |
2025年1月1日の再編により、Environmental Technologies事業とAutomotive Glass Solutions事業が同じAutomotiveセグメントとして表示された[7]。2025 Form 10-Kでは、Automotiveの2025年セグメント売上高の減少は、主にheavy-duty diesel marketの弱さおよび為替変動の不利な影響によると記載されている[3]。
FY 2025におけるSegment Net Salesは1,794百万ドル、FY 2024は1,846百万ドルであった[3]。FY 2025のSegment Net Incomeは278百万ドル、FY 2024は261百万ドルであった[3]。Q4 2025におけるNet Salesは440百万ドル、Net Incomeは63百万ドルであった[7]。Q1 2026におけるNet Salesは437百万ドル、Net Incomeは70百万ドルであった[8]。
|
項目名 |
単位 |
FY 2024実績 |
FY 2025実績 |
Q4 2025実績 |
Q1 2026実績 |
|
Segment Net Sales / Net Sales |
$ in millions |
1,846 |
1,794 |
440 |
437 |
|
Segment Net Income / Net Income |
$ in millions |
261 |
278 |
63 |
70 |
Life Sciencesは、創薬および薬物送達(drug discovery and delivery)に関連する製品を扱うセグメントである[3]。FY 2025におけるSegment Net Salesは972百万ドル、FY 2024は979百万ドルであった[3]。FY 2025のSegment Net Incomeは61百万ドル、FY 2024は63百万ドルであった[3]。
Q4 2025におけるSegment Net Salesは246百万ドル、Q4 2024におけるSegment Net Salesは250百万ドルであった[7]。Q4 2025におけるSegment Net Incomeは14百万ドル、Q4 2024におけるSegment Net Incomeは18百万ドルであった[7]。
|
項目名 |
単位 |
FY 2024実績 |
FY 2025実績 |
Q4 2024実績 |
Q4 2025実績 |
|
Segment Net Sales / Net Sales |
$ in millions |
979 |
972 |
250 |
246 |
|
Segment Net Income / Net Income |
$ in millions |
63 |
61 |
18 |
14 |
2025 Form 10-Kでは、Hemlock and Emerging Growth Businessesには、医薬用ガラス管やバイアルを製造する医薬品技術事業、その他事業、および特定の企業投資が含まれると記載されている[3]。
FY 2025におけるNet Salesは1,460百万ドル、FY 2024は1,097百万ドルであった[3]。FY 2025のNet Lossは26百万ドル、FY 2024のNet Incomeは42百万ドルであった[3]。Q4 2025におけるNet Salesは526百万ドル、Q4 2024におけるNet Salesは324百万ドルであった[7]。Q4 2025におけるNet Incomeは1百万ドル、Q4 2024におけるNet Incomeは10百万ドルであった[7]。
2025 Form 10-Kでは、当セグメントの2025年の純利益減少の主な要因は、polysilicon、solar wafersおよびsolar modulesの生産能力を増強するための一時的なコスト増加であったと記載されている[3]。
|
項目名 |
単位 |
FY 2024実績 |
FY 2025実績 |
Q4 2024実績 |
Q4 2025実績 |
|
Net Sales |
$ in millions |
1,097 |
1,460 |
324 |
526 |
|
Net Income / Net Loss |
$ in millions |
42 |
(26) |
10 |
1 |
Q1 2026 Earnings Releaseでは、2026年第1四半期からセグメント報告構造が修正されたと記載されている[8]。Glass Innovationsは旧DisplayおよびSpecialty Materialsを統合したセグメントである[8]。SolarはHemlock Semiconductor Groupならびに同社のsolar wafer and module manufacturing businessesを含むセグメントである[8]。Optical CommunicationsおよびAutomotiveは変更されず、その他の結果はLife Sciences and Emerging Growth Businessesに分類される[8]。
Q1 2026における各セグメントの実績は以下の通りである[8]。
|
セグメント |
Net Sales($ in millions) |
Net Income / Net Loss($ in millions) |
|
Optical Communications |
1,846 |
387 |
|
Glass Innovations |
1,420 |
324 |
|
Automotive |
437 |
70 |
|
Solar |
370 |
7 |
|
Life Sciences and Emerging Growth Businesses |
272 |
(24) |
米国特許商標庁(USPTO)の公的記録に基づき、同社の特許権保有および特許審判部(PTAB)における手続きの事実を以下に記載する。
USPTOの「Patenting by Organizations (Utility Patents) 2018」において、「CORNING INCORPORATED」に2018年1月1日から2018年12月31日までに付与された米国Utility Patentsは295件と記載されている[9]。この数値は、2018年中に付与された米国Utility Patentsの件数であり、Corning Incorporatedの現在の総保有特許数ではない[9]。
USPTO Subscription Centerの公式通知によると、特許審判部(PTAB)における事件「Corning Optical Communications RF, LLC v. PPC Broadband, Inc., IPR2014-00440, Paper 68 (PTAB Aug. 18, 2015)」の決定がprecedentialとして指定された[10]。同決定において、PTABは、請願書が米国特許法第312条(a)(2)によって要求される「すべての実質的利害関係者(all real parties in interest: RPIs)」を特定しなかった場合、特許所有者の申立てを認めて請願書を却下し、当事者系レビュー(inter partes review)を終了させた[10]。
USPTOの公式通知によると、USPTOはProppant Express Invests., LLC v. Oren Techs., LLCおよびAdello Biologics LLC v. Amgen Inc.の2つのPTAB決定について、Corning Optical Communications RF, LLC v. PPC Broadband Inc.の決定と矛盾するため、precedential statusをde-designateした[11]。同通知では、Corning Opticalの決定は、請願者によるRPIsの修正識別が請願書に新たな出願日(new filing date)を付与することを要するとしている[11]。
|
当事者 / 権利者 |
案件名・特許関連情報 |
状態・成果 |
出典 |
|
CORNING INCORPORATED |
USPTO 2018年Utility Patents付与件数 |
295件 |
USPTO [9] |
|
Corning Optical Communications RF, LLC |
Corning Optical Communications RF, LLC v. PPC Broadband, Inc. (IPR2014-00440, Paper 68) |
PTAB決定がprecedential指定。RPI要件の不備により請願を却下。 |
USPTO [10] |
同社の一次情報ソースから確認できる直近の決算発表等のIRスケジュール実績は以下の通りである。
|
実施日 |
イベント名称 / 提出文書 |
開示内容の対象期間 |
出典 |
ステータス |
|
2026年5月1日 |
Form 10-Q提出 |
Q1 2026 |
SEC Filings [12] |
完了 |
|
2026年4月28日 |
Q1 2026 Earnings Release |
Q1 2026 |
Corning Investor Relations [8] |
完了 |
|
2026年2月12日 |
Form 10-K提出 |
FY 2025 |
SEC / 2025 Form 10-K [3] |
完了 |
|
2026年1月28日 |
Q4 2025 Earnings Release / Call |
Q4 2025, FY 2025 |
Corning Investor Relations [7] |
完了 |
|
2025年1月29日 |
Q4 2024 Earnings Release |
Q4 2024, FY 2024 |
Corning Investor Relations [13] |
完了 |
2025 Form 10-KのRisk Factorsでは、比較的少数のエンド顧客が各事業セグメントのNet Salesの高い割合を占めていると記載されている[3]。同資料における2025年の顧客集中度は以下の通りである[3]。
|
セグメント名 |
対象期間 |
項目 |
構成比 |
|
Optical Communications |
2025年 |
結合されたエンド顧客上位2社の同セグメントNet Salesに占める割合 |
28% |
|
Display |
2025年 |
結合されたエンド顧客上位3社の同セグメントNet Salesに占める割合 |
59% |
|
Specialty Materials |
2025年 |
結合されたエンド顧客上位2社の同セグメントNet Salesに占める割合 |
43% |
|
Automotive |
2025年 |
結合されたエンド顧客上位3社の同セグメントNet Salesに占める割合 |
61% |
|
Life Sciences |
2025年 |
結合されたエンド顧客上位2社の同セグメントNet Salesに占める割合 |
45% |
公式サイト上で住所が明記されている主要な拠点は以下の通りである[4]。
|
拠点・施設名 |
所在地情報 |
役割・機能 |
|
Sullivan Park Science & Technology Center |
1 Science Center Road, Erwin, NY 14870 |
主要R&D拠点、初期段階研究、パイロットプラント |
|
Corning Fairport |
60 O'Connor Road, Fairport, NY 14450 |
米国内事業拠点 |
|
IDM (Integrated Die Manufacturing) |
905 Addison Rd., Painted Post, NY 14870 |
ダイ製造等事業拠点 |
|
Corning Incorporated - Life Sciences |
CenterPoint East, 160 Research Drive, PA 18640 |
ライフサイエンス部門流通センター |
|
Pittsburgh Corning Corp. |
800 Presque Isle Dr., PA 15239 |
米国内事業拠点 |
|
Corning Incorporated (Life Sciences) |
1 Becton Circle, Durham, NC 27712 |
ライフサイエンス部門事業拠点 |
|
Corning Incorporated |
310 N. College Rd., Wilmington, NC 28405 |
米国内事業拠点 |
|
Corning Incorporated (Deliveries) |
14556 Highway 601 South, Midland, NC 28107 |
米国内事業拠点 |
|
Corning Optical Communications LLC |
3180 Centre Park Boulevard, Winston-Salem, NC 27107 |
光通信事業部門事業拠点 |
|
Corning Cable Systems (Shanghai) Company, Ltd. |
8 Building, No. 255 Bei He Road, Shanghai, 201807, China |
アジア地域拠点 |
本レポートのPDF版をご用意しています。印刷や保存にご活用ください。
本レポートは、公開情報をAI技術を活用して体系的に分析したものです。
情報の性質
ご利用にあたって
本レポートは知財動向把握の参考資料としてご活用ください。重要なビジネス判断の際は、最新の一次情報の確認および専門家へのご相談を推奨します。
TechnoProducerは、貴社の「発明力と知財力」を最大化します
→ 月額顧問サービス
特許活用から経営戦略まで、事業成功のプロがあらゆる課題に対応
→ 発明塾®動画セミナー
個人での学習や、オンラインでの社内教育はこちら
→ まず相談したい・お問い合わせ
サービス選択に迷う場合や、個別のご相談はこちら
ここでしか読めない発明塾のノウハウの一部や最新情報を、無料で週2〜3回配信しております。
・あの会社はどうして不況にも強いのか?
・今、注目すべき狙い目の技術情報
・アイデア・発明を、「スジの良い」企画に仕上げる方法
・急成長企業のビジネスモデルと知財戦略