3行まとめ
完全ペーパーレス化とAI査定で3件の特許を取得
T&D保険グループでは、太陽生命が「保険契約支援システム」と「おひさまねっと」により保険加入手続きや団体信用生命保険手続きの完全ペーパーレス化に関する特許を取得した。大同生命も、医務査定業務へのAI活用に関するビジネスモデル特許を取得している。
2026年3月期は経常利益257,191百万円を確保
2026年3月期通期の連結経常収益は3,482,214百万円、連結経常利益は257,191百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は138,968百万円だった。グループ修正利益は1,585億円となり、2027年3月期は1,720億円を会社予想としている。
長期ビジョンで修正ROE8.0%と新契約価値2,000億円を目標化
長期ビジョンの計画期間は2021年4月から2026年3月までの5年間で、2025年度目標として修正ROE8.0%、新契約価値2,000億円を掲げている。健全性指標の連結ESRは2025年3月末に243%となり、2024年3月末から+4ポイント増加した。
この記事の内容
株式会社T&Dホールディングスは、統合報告書2025を発行し、T&D保険グループの事業や取り組みが、グループの中長期的な成長やステークホルダーへの価値創出にどのように結びついているかについて、財務情報と非財務情報の観点から説明を行っている[1]。同統合報告書における報告対象期間は、2024年4月1日から2025年3月31日であり、一部期間外の情報も含まれる[2]。報告対象範囲は、株式会社T&Dホールディングス及びその子会社・関連会社である[2]。参考ガイドライン等として、Value Reporting Foundation「国際統合報告フレームワーク」、経済産業省「価値協創のための統合的開示・対話ガイダンス2.0」、および「GRIスタンダード」が使用されている[2]。
事業展開の事実として、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社は、日本初となる、つみたて予定金額を保障する「つみたて継続保険」サービスの提供を開始した[10]。また、大同生命保険株式会社は、「重度がん保障Jタイプ」および「Jワイド特約Plus」を2025年6月2日より発売することを公表し、重大疾病等の重症度に応じた保障を提供している[9]。組織体制に関する事項としては、2024年9月に、T&D情報システム株式会社を直接子会社化した事実が記載されている[15]。これらの事業活動は、グループ経営理念を軸とした価値創造の戦略に基づくものである[1]。
株式会社T&Dホールディングスが公表した2026年3月期第1四半期決算短信(2025年8月8日発表)における連結経営成績の事実として、2026年3月期第1四半期の連結経常収益の累計実績は891,661百万円(対象期間:2025年4月1日~2025年6月30日)であり、対前年同四半期増減率は△6.4%である[3]。同期間における連結経常利益の累計実績は58,686百万円であり、対前年同四半期増減率は4.4%である[3]。親会社株主に帰属する四半期純利益の累計実績は37,329百万円であり、対前年同四半期増減率は9.2%である[3]。連結財政状態に関する事実として、2026年3月期第1四半期末時点における連結総資産の実績は16,822,482百万円、連結純資産の実績は1,429,254百万円であり、自己資本比率の実績は8.5%である[3]。
年間配当金の状況について、2025年3月期の実績合計は80.00円であり、2026年3月期の実績合計は130.00円である[11]。また、2027年3月期の会社予想合計は164.00円である[11]。
2026年3月期の通期連結実績(対象期間:2025年4月1日~2026年3月31日)として、経常収益は3,482,214百万円、経常利益は257,191百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は138,968百万円である[11]。2027年3月期の通期連結業績予想として、経常収益の会社予想は3,000,000百万円、経常利益の会社予想は235,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益の会社予想は135,000百万円である[11]。
T&D保険グループの事業会社による知的財産関連の実績として、複数の特許権取得の事実が公表されている。太陽生命保険株式会社は、平成29年(2017年)5月11日のニュースリリースにおいて、日本における特許権の取得を発表した[4]。対象となる発明は「保険契約支援システム」であり、告知手続きのペーパーレス化を含む保険加入手続きの完全ペーパーレス化を実現したシステムである[4]。同リリースには、関連リンクとして「IBM Operational Decision Manager」に関する記載が存在する[4]。
また、太陽生命保険株式会社は、平成30年(2018年)3月27日のニュースリリースにおいて、団体信用生命保険ご加入手続きの完全ペーパーレス化を実現した保険契約申込システム「おひさまねっと」に関する日本における特許権の取得を発表した[5]。「おひさまねっと」によるサービスは、発表時点で株式会社新生銀行およびオリックス銀行株式会社にて取り扱われている事実が記載されている[5]。さらに、大同生命保険株式会社は、2021年2月4日のニュースリリースにおいて、ビジネスモデル特許の取得を発表した[6]。この特許は、業界初となる医務査定業務へのAI活用に関するものである[6]。
株式会社T&Dホールディングスの公式IRページに掲載されている長期ビジョンにおいて、計画期間は2021年4月から2026年3月までの5年間と設定されている[7]。同計画期間における経営指標の数値目標として、修正ROEの2025年度目標は8.0%を掲げている[7]。また、新契約価値の2025年度目標は2,000億円を掲げている[7]。
株式会社T&Dホールディングスの2026年3月期通期決算短信には、グループ修正利益に関する数値が記載されている[11]。グループ修正利益の2026年3月期実績は1,585億円であり、2027年3月期会社予想は1,720億円である[11]。さらに、T&D保険グループの決算資料における健全性指標等の事実として、連結ESR(エコノミック・ソルベンシー・レシオ)の2025年3月末実績は243%であり、2024年3月末実績の239%から+4ポイントの増加を示している[8]。
株式会社T&Dホールディングスは、長期ビジョンおよび統合報告書を通じて、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する具体的な目標と事業活動を開示している。同社の公式IRページに記載された長期ビジョン(計画期間:2021年4月~2026年3月)によると、環境目標として、CO2排出量を2025年度までに2013年度比で40%削減することを掲げている[7]。
社会課題やニーズに対する取り組みの事実として、大同生命保険株式会社は、2025年6月2日より「重度がん保障Jタイプ」および「Jワイド特約Plus」を発売することを公表している[9]。業務運営における環境負荷低減と効率化の事実として、太陽生命保険株式会社は「保険契約支援システム」および「おひさまねっと」による完全ペーパーレス化システムを構築し、これに関する特許権を取得している[4][5]。
株式会社T&Dホールディングスは、グループの事業や取り組みが中長期的な成長やステークホルダーへの価値創出にどのように結びついているかを説明する目的で、「T&Dホールディングス 統合報告書2025」を作成し発行した[1]。同報告書は、財務情報と非財務情報の両方の観点から情報を提供するものであり、グループ経営理念を軸として、同社グループの競争優位の源泉である資本や価値創造の戦略に関する内容が記載されている[1]。
統合報告書2025における報告対象期間は、2024年4月1日から2025年3月31日までの期間が設定されている[2]。ただし、同報告書内には一部期間外の情報も含まれている旨が明記されている[2]。報告対象範囲については、株式会社T&Dホールディングス、およびその子会社・関連会社を包括する体制となっている[2]。同報告書の作成において参考とされたガイドライン等として、Value Reporting Foundationが提供する「国際統合報告フレームワーク」、経済産業省が策定した「価値協創のための統合的開示・対話ガイダンス2.0」、および「GRIスタンダード」の3つが列挙されている[2]。
また、統合報告書2025の資料内において使用されている事業会社の略称に関する定義が記載されており、株式会社T&Dホールディングスの略称は「HD」、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社の略称は「TDF」、株式会社T&Dユナイテッドキャピタルの略称は「TDUC」とそれぞれ定められている[2]。
T&D保険グループを構成する主要な事業会社について、関連資料に記載されている事実関係を整理する。国内生命保険事業を担う中核的な企業として、太陽生命保険株式会社、大同生命保険株式会社、およびT&Dフィナンシャル生命保険株式会社の3社が存在する[8]。これらの事業会社は、後述する特許取得や新商品の提供など、グループの事業戦略において中核的な役割を果たしている[2]。
組織体制の変更に関する直近の事実として、株式会社T&Dホールディングスの統合報告書2025データ編において、2024年9月に「T&DホールディングスがT&D情報システム株式会社を直接子会社化」したことが記載されている[15]。
T&D保険グループは、社会課題および顧客ニーズに対する商品およびサービスを提供している[2]。具体的な商品展開の事実として、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社および大同生命保険株式会社による取り組みが挙げられる。
第一に、重大疾病への備えとして、大同生命保険株式会社は「重度がん保障Jタイプ」および「Jワイド特約Plus」を2025年6月2日より発売することを公表している[9]。これらの商品は、重大疾病等の重症度に応じた保障を提供することを目的としたものである[9]。
第二に、資産形成のニーズに対する商品として、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社は「つみたて継続保険」サービスの提供を開始している[10]。同サービスは、つみたて予定金額を保障するサービスである旨の注記が付与されている[10]。これらの取り組みは、T&D保険グループが掲げる価値創造戦略の一部として紹介されている[1]。
株式会社T&Dホールディングスが2025年8月8日に発表した「2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」に基づき、連結経営成績に関する数値を詳述する[3]。以下の実績値は、いずれも2025年4月1日から2025年6月30日までの累計期間を対象としている[3]。
2026年3月期第1四半期の連結経常収益の累計実績は891,661百万円である[3]。前年同四半期(2024年4月1日~2024年6月30日)における連結経常収益の累計実績は952,954百万円であったため、対前年同四半期増減率は△6.4%である[3]。なお、前年同四半期における対前年同四半期増減率の実績は20.8%であった[3]。
2026年3月期第1四半期の連結経常利益の累計実績は58,686百万円である[3]。前年同四半期の連結経常利益の累計実績は56,224百万円であり、対前年同四半期増減率は4.4%である[3]。前年同四半期における対前年同四半期増減率の実績は60.3%であった[3]。
親会社株主に帰属する四半期純利益に関する2026年3月期第1四半期の累計実績は37,329百万円である[3]。前年同四半期の実績は34,175百万円であり、対前年同四半期増減率は9.2%である[3]。前年同四半期における対前年同四半期増減率の実績は80.1%であった[3]。
連結包括利益に関する2026年3月期第1四半期の累計実績は68,390百万円である[3]。前年同四半期の実績は79,142百万円であり、対前年同四半期増減率は△13.6%である[3]。前年同四半期の包括利益における対前年同四半期増減率の実績は△60.1%であった[3]。
1株当たり指標について、1株当たり四半期純利益の2026年3月期第1四半期実績は73.35円である[3]。潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の実績は73.31円である[3]。比較対象となる前年同四半期の1株当たり四半期純利益の実績は64.55円であり、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の実績は64.52円であった[3]。
同決算短信に基づく、株式会社T&Dホールディングスの連結財政状態に関する数値を詳述する[3]。以下の数値は、2026年3月期第1四半期末時点(2025年6月30日時点)、および比較対象としての2025年3月期末時点(2025年3月31日時点)のものである[3]。
2026年3月期第1四半期末の連結総資産の実績は16,822,482百万円である[3]。2025年3月期末の連結総資産の実績は16,712,943百万円であった[3]。
2026年3月期第1四半期末の連結純資産の実績は1,429,254百万円である[3]。2025年3月期末の連結純資産の実績は1,409,064百万円であった[3]。
自己資本比率の2026年3月期第1四半期末の実績は8.5%である[3]。2025年3月期末の自己資本比率の実績は8.4%であった[3]。
また、参考値として記載されている自己資本の額について、2026年3月期第1四半期末の実績は1,423,572百万円であり、2025年3月期末の実績は1,403,038百万円であった[3]。
株式会社T&Dホールディングスの配当状況に関する実績および会社予想の数値は以下の通りである[3][11]。
2025年3月期の年間配当金の実績について、第1四半期末は「-」、第2四半期末は40.00円、第3四半期末は「-」、期末は40.00円であり、合計の実績は80.00円であった[3]。
2026年3月期の年間配当金の実績合計は130.00円である[11]。2027年3月期の年間配当金に関する会社予想合計は164.00円である[11]。
株式会社T&Dホールディングスが公表した2026年3月期の通期連結実績(対象期間:2025年4月1日~2026年3月31日)の数値は以下の通りである[11]。
通期の連結経常収益の実績は3,482,214百万円であり、対前期増減率は△6.7%である[11]。通期の連結経常利益の実績は257,191百万円であり、対前期増減率は29.5%である[11]。親会社株主に帰属する当期純利益の通期実績は138,968百万円であり、対前期増減率は10.0%である[11]。
2027年3月期の通期連結業績予想として、連結経常収益の会社予想は3,000,000百万円であり、対前期増減率は△13.8%である[11]。連結経常利益の会社予想は235,000百万円であり、対前期増減率は△8.6%である[11]。親会社株主に帰属する当期純利益の会社予想は135,000百万円であり、対前期増減率は△2.9%である[11]。
株式会社T&Dホールディングスの決算短信には、経営の独自指標である「グループ修正利益」に関する記述が存在する[3][11]。同指標に関する2026年3月期第1四半期(累計期間)の実績は394億円であり、対前年同四半期増減率は△2.5%であった[3]。
2026年3月期通期のグループ修正利益は1,585億円である[11]。2027年3月期のグループ修正利益の会社予想は1,720億円である[11]。
T&D保険グループを構成する主要事業会社は、デジタル技術を活用した業務プロセスの効率化およびペーパーレス化を推進しており、その成果として複数の特許権を取得している事実が公表されている。以下に、各社が取得した特許に関する具体的な事実関係を記述する。
太陽生命保険株式会社は、平成29年(2017年)5月11日に発表したニュースリリースにおいて、システムに関する発明について日本における特許権を取得した事実を公表している[4]。この発明の名称は「保険契約支援システム」である[4]。同システムは、保険加入手続きの完全ペーパーレス化を実現するものであり、告知手続きのペーパーレス化を含むシステムとして評価された旨がリリース内に記載されている[4]。また、同ニュースリリースには、本システムに関連する情報として「IBM Operational Decision Manager」の関連リンクが明記されている[4]。
太陽生命保険株式会社は、平成30年(2018年)3月27日に発表したニュースリリースにおいて、新たなシステムに関する発明について日本における特許権を取得した事実を公表している[5]。この発明は、保険契約申込システム「おひさまねっと」に関するものである[5]。同システムは、団体信用生命保険ご加入手続きの完全ペーパーレス化を実現したシステムであると記載されている[5]。「おひさまねっと」を利用した「団体信用生命保険のWeb申込み手続き」のサービスは、同発表時点において株式会社新生銀行およびオリックス銀行株式会社にて取り扱われている事実が明記されている[5]。
大同生命保険株式会社は、2021年2月4日に発表したニュースリリースにおいて、ビジネスモデル特許の取得を公表している[6]。この特許は、医務査定業務へのAI活用に関するものであり、「業界初となる医務査定業務へのAI活用」という注記がニュースリリースのタイトルに併記されている[6]。
株式会社T&Dホールディングスの公式IRページに掲載されている「長期ビジョン」において、同社は中長期的な経営戦略に基づく数値目標を掲げている[7]。同長期ビジョンの計画期間は、2021年4月から2026年3月までの5年間と定義されている[7]。この計画期間内における財務および事業上の目標値として、以下の数値が示されている。
修正ROEに関する目標として、2025年度の実績目標を8.0%と定めている[7]。
新契約価値に関する目標として、2025年度の実績目標を2,000億円と定めている[7]。
同長期ビジョンには、ESGおよびサステナビリティに関する指標として環境目標が設定されている[7]。具体的には、CO2排出量に関する目標値として、「2025年度までに2013年度比で40%削減」することを掲げている[7]。前述した太陽生命保険株式会社による「保険加入手続きの完全ペーパーレス化」および「団体信用生命保険ご加入手続きの完全ペーパーレス化」に関する特許取得とシステム運用は、完全ペーパーレス化を実現したシステムとして公表されている[4][5]。
T&D保険グループの決算資料において、連結の健全性指標等の推移が提示されている[8]。同資料におけるESR(エコノミック・ソルベンシー・レシオ)の数値は以下の通りである。
「24/3末」時点におけるESRの実績は239%である[8]。「25/3末」時点におけるESRの実績は243%である[8]。同資料内の「前年度末比」の項目には、+4pt(ポイント)の増加を示す数値が記載されている[8]。
本調査の実施過程において、インターネット上の各種情報ソース(ニュースメディア、金融データ集約サイト、プレスリリース配信サービス等)を探索した結果、株式会社T&Dホールディングスおよびグループ各社に関連すると思われる多数の記述やデータを発見した。以下では、一次情報または企業公式系資料で確認できた事項、および今回の調査では未確認事項として扱う事項を整理する。
株式会社T&Dホールディングスの2026年3月期決算短信において、2026年3月期の連結経常収益は3,482,214百万円、連結経常利益は257,191百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は138,968百万円であることを確認した[11]。同資料には、2027年3月期の連結業績予想として、連結経常収益3,000,000百万円、連結経常利益235,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益135,000百万円が記載されている[11]。また、2026年3月期の年間配当金は130円であり、2027年3月期の年間配当金予想は164円である[11]。
T&D保険グループの2026年3月期第2四半期決算資料において、グループ修正利益は701億円であり、前年同期から減少したものの、通期業績予想1,460億円に対し48.1%の進捗であったことが記載されている[12]。また、同資料には、株主還元として1株あたり62円の中間配当を実施したことが記載されている[12]。
T&D保険グループの2026年3月期第3四半期決算資料において、グループ修正利益は1,225億円であり、通期業績予想1,460億円に対し83.9%の進捗であったことが記載されている[13]。
2026年3月期決算短信には、「前連結会計年度(2025年3月31日)」および「当連結会計年度(2026年3月31日)」という列見出しとともに、資産の部の詳細項目に関する数値が記載されている[11]。同資料において、当期実績として、現金及び預貯金422,810百万円、コールローン279,703百万円、買入金銭債権120,609百万円、金銭の信託1,220,462百万円、有価証券12,869,591百万円、貸付金1,508,095百万円、有形固定資産370,247百万円、土地207,188百万円、建物154,457百万円、リース資産1,860百万円、建設仮勘定713百万円、その他の有形固定資産6,028百万円等の金額が確認できる[11]。
プレスリリース配信サービス(PR TIMES)の「太陽生命に関するプレスリリース一覧」ページにおいて、株式会社T&Dホールディングスおよび太陽生命保険株式会社等に関連すると見られる発表タイトルと日付が一覧として掲載されていることを確認した[14]。当該一覧には、株式会社T&Dホールディングス名義、太陽生命保険株式会社名義のリリースのほか、太陽生命をキーワードとして含む他社・他団体名義のリリースも含まれる[14]。これらの発表事項については、PR TIMES上では企業名義または関連キーワードによる掲載として確認できるものの、株式会社T&Dホールディングスおよび太陽生命保険株式会社等の公式ニュースリリース一覧、法定開示書類等の一次情報において、当該日付における発表の本文および詳細な事実関係を全件照合できていないため、今回の調査では公式一次情報で未確認の事項として扱う。
T&D保険グループの2025年3月期決算資料には、健全性指標としてSMR(ソルベンシー・マージン比率)に関する数値が記載されている[8]。同資料において、25/3末のSMRは、連結960.7%、太陽生命678.6%、大同生命1,168.0%、TDF生命575.3%と確認できる[8]。また、同資料には「太陽生命」「大同生命」「TDF生命」「3社合算」等の企業・区分を示すラベルと、保険料等収入や基礎利益等に関する億円単位の数値が表形式で記載されている[8]。
ただし、PDFのテキスト抽出では表のレイアウトが崩れる可能性があるため、表形式データを本文やデータ表へ転記する場合は、公式PDF上の表レイアウトに基づいて企業・指標・時点の対応を確認する必要がある[8]。
本調査における一次情報の確認範囲内において、株式会社T&Dホールディングスが開催する直近の決算説明会等のIRイベントに関する具体的な開催日程、日時、および場所を特定することはできなかった。ただし、株式会社T&Dホールディングスの「2026年3月期 第1四半期決算短信」内において、「決算説明会開催の有無」の項目に「有(機関投資家・アナリスト向け)IR電話会議」との記載が存在する事実のみを確認している[3]。
以下の表は、株式会社T&Dホールディングスが発表した「2026年3月期 第1四半期決算短信」に記載されている連結経営成績、連結財政状態、および「2026年3月期 決算短信」に記載されている通期連結実績・通期連結業績予想に関する数値を整理したものである。
|
項目名 |
数値 |
単位 |
対象期間 / 時点 |
区分 |
出典表記名 |
|
連結経常収益 |
891,661 |
百万円 |
2025年4月1日~2025年6月30日 |
実績 |
3 |
|
連結経常利益 |
58,686 |
百万円 |
2025年4月1日~2025年6月30日 |
実績 |
3 |
|
親会社株主に帰属する四半期純利益 |
37,329 |
百万円 |
2025年4月1日~2025年6月30日 |
実績 |
3 |
|
連結包括利益 |
68,390 |
百万円 |
2025年4月1日~2025年6月30日 |
実績 |
3 |
|
1株当たり四半期純利益 |
73.35 |
円 |
2025年4月1日~2025年6月30日 |
実績 |
3 |
|
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 |
73.31 |
円 |
2025年4月1日~2025年6月30日 |
実績 |
3 |
|
連結総資産 |
16,822,482 |
百万円 |
2026年3月期第1四半期末(2025年6月30日) |
実績 |
3 |
|
連結純資産 |
1,429,254 |
百万円 |
2026年3月期第1四半期末(2025年6月30日) |
実績 |
3 |
|
自己資本比率 |
8.5 |
% |
2026年3月期第1四半期末(2025年6月30日) |
実績 |
3 |
|
自己資本 |
1,423,572 |
百万円 |
2026年3月期第1四半期末(2025年6月30日) |
実績 |
3 |
|
年間配当金合計 |
80.00 |
円 |
2025年3月期 |
実績 |
3 |
|
年間配当金合計 |
130.00 |
円 |
2026年3月期 |
実績 |
11 |
|
年間配当金合計 |
164.00 |
円 |
2027年3月期 |
会社予想 |
11 |
|
連結経常収益 |
3,482,214 |
百万円 |
2025年4月1日~2026年3月31日 |
実績 |
11 |
|
連結経常利益 |
257,191 |
百万円 |
2025年4月1日~2026年3月31日 |
実績 |
11 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
138,968 |
百万円 |
2025年4月1日~2026年3月31日 |
実績 |
11 |
|
連結経常収益 |
3,000,000 |
百万円 |
2026年4月1日~2027年3月31日 |
会社予想 |
11 |
|
連結経常利益 |
235,000 |
百万円 |
2026年4月1日~2027年3月31日 |
会社予想 |
11 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
135,000 |
百万円 |
2026年4月1日~2027年3月31日 |
会社予想 |
11 |
|
グループ修正利益 |
394 |
億円 |
2025年4月1日~2025年6月30日 |
実績 |
3 |
|
グループ修正利益 |
1,585 |
億円 |
2025年4月1日~2026年3月31日 |
実績 |
11 |
|
グループ修正利益 |
1,720 |
億円 |
2026年4月1日~2027年3月31日 |
会社予想 |
11 |
以下の表は、T&D保険グループの決算資料に基づく健全性指標等に関する実績値を整理したものである。
|
指標名 |
24/3末 実績 |
25/3末 実績 |
前年度末比 |
出典表記名 |
|
ESR(エコノミック・ソルベンシー・レシオ) |
239% |
243% |
+4pt |
8 |
以下の表は、本調査において企業公式サイトのニュースリリース等で特許権の取得に関する事実が確認できた、T&D保険グループの事業会社による案件を整理したものである。
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発表日 |
会社名 |
取得内容・対象システム |
備考・関連技術等 |
出典表記名 |
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平成29年5月11日 |
太陽生命保険株式会社 |
「保険契約支援システム」に関する特許権の取得 |
保険加入手続きの完全ペーパーレス化(告知手続きのペーパーレス化を含む)、「IBM Operational Decision Manager」関連 |
4 |
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平成30年3月27日 |
太陽生命保険株式会社 |
保険契約申込システム「おひさまねっと」に関する特許権の取得 |
団体信用生命保険ご加入手続きの完全ペーパーレス化、株式会社新生銀行およびオリックス銀行株式会社にて取り扱い |
5 |
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2021年2月4日 |
大同生命保険株式会社 |
医務査定業務へのAI活用に関するビジネスモデル特許の取得 |
業界初となる医務査定業務へのAI活用 |
6 |
株式会社T&Dホールディングスの統合報告書2025および関連ディスクロージャー資料において、名称や略称、ならびに組織再編の事実が記載されている主要な企業群を以下の表に整理する。なお、各事業会社の支社数や営業所数、従業員数などの具体的な拠点規模に関する数値は、今回の調査範囲内では未確認である。
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企業名 |
役割・略称・ステータスに関する事実 |
備考 |
出典表記名 |
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株式会社T&Dホールディングス |
統合報告書の報告対象範囲の親会社、略称:HD |
グループ経営理念を軸とした価値創造の戦略を推進 |
1 |
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太陽生命保険株式会社 |
T&D保険グループの事業会社、国内生命保険事業 |
「保険契約支援システム」等の特許を取得 |
4 |
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大同生命保険株式会社 |
T&D保険グループの事業会社、国内生命保険事業 |
医務査定業務へのAI活用ビジネスモデル特許を取得。「重度がん保障Jタイプ」および「Jワイド特約Plus」を発売 |
6、9 |
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T&Dフィナンシャル生命保険株式会社 |
T&D保険グループの事業会社、略称:TDF、国内生命保険事業 |
「つみたて継続保険」サービスを提供 |
10 |
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株式会社T&Dユナイテッドキャピタル |
統合報告書内における略称:TDUC |
統合報告書2025の資料内にて略称が定義されている事業会社 |
2 |
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T&D情報システム株式会社 |
2024年9月に直接子会社化された事実が記載されている |
株式会社T&Dホールディングスの統合報告書2025データ編に記載 |
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