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情報解析結果を届ける人材育成法~知財部門の常識を覆す実践型アプローチ

情報解析結果を届ける人材育成法~知財部門の常識を覆す実践型アプローチ

「発明塾」塾長の楠浦です。
企業内発明塾参加者/月額顧問サービス利用者/発明塾8週間集中パッケージ受講者のお声とともに、「発明塾で何をどう教えているか」を紹介しています。

・新規事業提案が進まない、提案が集まらない
・新規事業について、「ノーアイデア」の状態で進まない、進め方が分からない
・漠然としたアイデアはあるが、考えても同じところをグルグルするだけでまったく深まらず、堂々巡りで時間だけが過ぎていく、提案につながらない
・考えるアイデアは、すでに他社が手掛けているものばかりだ、どうすればよいか途方に暮れている
・新規事業や研究テーマを積極的に提案できる人材を育成したい
という方々に、ぜひご転送や回覧含め、ご紹介をお願いします。

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今回は、企業内発明塾に支援者として参加された「機械メーカー(東証プライム上場)知財部門の方」の 
期待していた以上に、今までの常識を覆され感銘を受けました
何より、受講者、支援者ともに楽しそうにしていると周りから言われるのが、今までの情報解析業務と大きな違い
とのお声を取りあげ、発明塾の指導内容や考え方を紹介します。

いつもありがとうございます。

==お声、ここより

4か月間、お世話になりありがとうございました。
4年ほど前から、役立つ情報解析結果を届ける知財人材を育成するために、試行錯誤してきました。王道のIPLにならっても、本当に開発に役に立っている?と疑問に思うことばかり。そんな中、発明塾に行きつきました。受講して、期待していた以上に、今までの常識を覆され感銘を受けました。
まだ、道半ばですが、受講者も私も手応えを感じております。何より、受講者、支援者ともに楽しそうにしていると周りから言われるのが、今までの情報解析業務と大きな違いです。今後もこのマインドを知財部に、開発部に広げていきたいと思います。

「機械メーカー(東証プライム上場)知財部門の方・「企業内発明塾」支援者の方」  

==ここまで

今回も、一つひとつ見ていきましょう。

開発に役立つ情報分析ができる人材育成、試行錯誤の4年間

4か月間、お世話になりありがとうございました。
4年ほど前から、役立つ情報解析結果を届ける知財人材を育成するために、試行錯誤してきました。王道のIPLにならっても、本当に開発に役に立っている?と疑問に思うことばかり。

(太字は弊社)

こちらの方は、知財部の方です。
情報分析ができる人材の育成で、4年ほど試行錯誤されたとのこと。
私の知る限り、どの企業さんでもそれなりに苦労されているようです。

他社の成功事例が役に立つかというと、それもまた微妙のようで、別の企業の方からは「弊社の業界や事情に合う事例がない」というお悩みを聞いたことがあります。
魔法の杖や、万能調味料(笑)はない、ということでしょう。
パッと振りかけて、はい出来上がりってわけにはいかないんですよね。

期待していた以上に常識を覆され、感銘を受けた

そんな中、発明塾に行きつきました。受講して、期待していた以上に、今までの常識を覆され感銘を受けました

(太字は弊社)

この「発明塾に”行きつきました”」というフレーズは、他の方のお声でも、ちょいちょい聞きますね。
どうやら皆さん、あれでもない、これでもない、とあちこち探して、弊社にたどり着かれるようです。
まだまだ、我々の営業努力が足りないですね。
最初から選んでいただいていれば、皆さんにご迷惑をおかけしないわけですから。
これは社内向けの独り言です(笑)。
皆さん頑張りましょう(笑)。

「期待していた以上に、今までの常識を覆され」たとのことで、おめでとうございます!
僕は、良くも悪くも、知財関係者の方がどういう常識をお持ちか、あんまりわかってない(笑)。
なので、「経営者としての王道」「事業責任者としての王道」「技術屋としての王道」で、どうすべきなのか、という議論を常に行います
それがいいんでしょうね。
いや、知らんけど(笑)。

受講者、支援者ともに楽しそうにしていると周りから言われる

まだ、道半ばですが、受講者も私も手応えを感じております。何より、受講者、支援者ともに楽しそうにしていると周りから言われるのが、今までの情報解析業務と大きな違いです。今後もこのマインドを知財部に、開発部に広げていきたいと思います。

(太字は弊社)

道半ばとはいえ、手ごたえがあれば、進みます
企業内発明塾では、皆さんのご都合で、社内提案の機会が「契約期間終了後」になる場合もあります。
ご安心ください。
皆さんとして問題なければ、社内提案の当日直前まで、支援します。
「絶対に予算を通す」のが、僕のポリシーだからです(笑)。

よく皆さん、「企画を通す」「提案を通す」と仰るのですが、僕からしたら、厳密に言うとちょっと違う
通すのは実は「予算」なんです。お金がないと、何もできない。
まず「僕に投資してください」「まかせてください」を認めてもらう。
では、そのために何をしたらいいのか。
すべてはここから始まる。
これとちゃいますか?(笑)

スタートアップでいうと、「必ずX月X日までに資金調達する、しないとつぶれる」ということです。
実際に僕は、その状態に追い込まれたところを、特許情報分析を駆使して5億円の調達に成功し、首の皮がつながりました。
今やってることも同じなんですよね、
金額はいくらでもよいのですが、絶対に予算を通し、技術and/or事業開発資金をもらい、結果にコミットする
これが、「発明塾の強さ」だと思ってます。

先日、ご縁があって日立製作所の東原会長の講演を聞くことができました。
日立製作所と言えば、2009年3月期の約7800億円の赤字からのV字回復&デジタル企業へ急速に変貌を遂げた、まさにダントツ企業です。
約7000億円の赤字を計上した後の経営改革で、彼は世界中を行脚して「Show me the cash, Make money」をひたすら説いたそうです。
そういうことですよね。
以前は、子会社には儲けろとハッパをかける一方で、日立製作所本体は研究開発を行っているんだから赤字でも仕方がない、のような、言い訳が染みついていたというか、儲からなくてもいいんだというマインドセットだったのだそうです。
言い訳をなくし、結果にコミットする
こういう企業は強くなれますね。

一方で、厳しいだけでも誰もついてこないのが、今の時代。
「受講者、支援者ともに楽しそうにしていると周りから言われる」というのが、発明塾のもう一つの強さですね。
いや、実際楽しいんですよ。
結果が出ると、誰だって楽しいですよ、そら。
試合に勝って楽しくないスポーツ選手がいますか?
だた、それだけの話。

結果が出る。自分が変わる。周りの見る目も変わる
それは楽しいに決まってます
楽しいに決まってることを、発明塾では当たり前に毎日やるんだから、そら楽しいですわ(笑)。
それが、周りの目から見ても明らかなんですね。
皆さん、相当楽しいんでしょうね(笑)。
僕も楽しいです。

皆さんも楽しみに来てください。

全社をあげて取り組みたくなる「新規事業企画」を創出できる
【全業種対応】新規事業創出の実働支援サービス 企業内発明塾
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支援者の育成についても、講座を開講予定です。
以下のご案内は公開講座ですが、企業内でクローズドで実施することも可能です。

未来を創る!「新規事業サポーター養成講座」(3か月コース:公開講座)
https://www.techno-producer.com/news/business-supporter-course/

発明塾で、楽しんで結果を出して、その結果をまた楽しむ。
そんな人材を、加速度的に増やしていきましょう!

まとめ

  1. 従来の育成手法では成果が限定的
  • 王道的なIPLだけでは「本当に開発に役立つのか?」と疑問が残る
  • 他社事例も応用が難しく、自社にフィットする育成法の模索が続いていた
  1. 育成の本質は「結果を出せる仕組み」
  • 社内提案を通す力=予算を獲得する力を育む
    • 単なる資料作成ではなく、「投資に値する価値」を伝える訓練を重視
  • 企業内発明塾による実践型育成の突破口
    • 経営視点や技術戦略と連動した“逆算型”の情報分析トレーニング
    • 支援者・受講者ともに「楽しく」「成果が見える」研修スタイルが定着
  1. 情報分析人材育成は「楽しい×結果」で継続可能に
  • “楽しい”からこそ、続く・伸びる
    • 支援者・受講者が主体的に取り組める環境が、学びの質を高める
    • 業務としての義務感ではなく、変化を楽しむ姿勢が成果につながる
  • 発明塾モデルが実務に効く理由
    • 「知財分析で終わらない」──技術戦略と事業化まで一貫して伴走
    • 実践に根ざした指導だからこそ、“使える人材”が育つ

楠浦 拝

 

★本記事と関連した弊社サービス

①企業内発明塾®
「既存事業の強みを生かした新規事業の創出」を支援するサービスです。技術マーケティングのプロである楠浦の直接支援により、BtoC、BtoBを問わず、あなたの会社の強みを生かした新規事業の企画を生み出せます。
例えば「ガソリン車の部品技術の新用途を医療・介護分野で創出」「スマートフォン向けの材料の新用途を食品分野で創出」など、次々に成果が出ています。

 

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