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発明塾が鍛える「儲ける力」~R&Dから人材育成まで広がる事業運営の強靱化

発明塾が鍛える「儲ける力」~R&Dから人材育成まで広がる事業運営の強靱化

【要約】

  • 発明塾では難易度の高いテーマに挑戦することを重視。実装フェーズでの悩みは、すでに価値ある企画が育っている証。
  • 挑戦が成長を生む。受講者は挑戦を通じて大きく成長。実装への取り組みが自己肯定感と自信を高める土台に。
  • 「自分で考え、自分で実現」が自信を育てる。自律的に考えた企画を自分で形にするプロセスが、真の人材育成に直結する。小さな失敗と成功の積み重ねが鍵。
  • 発明塾はR&Dにとどまらない。「人材育成」や「事業運営の強靱化」にも波及。組織の根幹を鍛えるプログラム。
  • 「強い企業」は、挑戦し続ける人材と組織から生まれる。儲ける力を持った人材・組織・事業の育成を通じて、持続可能な競争優位を築くことが発明塾の狙い。

 

「発明塾」塾長の楠浦です。
企業内発明塾参加者/月額顧問サービス利用者/発明塾8週間集中パッケージ受講者のお声とともに、「発明塾で何をどう教えているか」を紹介しています。

今回も、企業内発明塾に参加された「機械メーカー企画部門 発明塾開催のキーパーソンの方」の方の 
”迷走する戦略に寄り添ってくれたことに感謝”
“発明塾のメソッドは、単なるR&D(研究開発)にとどまらず、人材育成、ひいては事業運営の強靱化に直結するものと実感”
とのお声を取りあげ、発明塾の指導内容や考え方を紹介します。

全社をあげて取り組みたくなる「新規事業企画」を創出できる
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前回コラムは、「迷走する戦略に寄り添ってくれたことに感謝」の部分を取りあげました。
お声を再掲しておきます。

==お声、ここより

楠浦様には、迷走する弊社の戦略に寄り添っていただき感謝感謝です。
ビジネス実装までは、まだこれから山があるテーマが多いですが、これも贅沢な悩みかと思います。

自分で考えたコンテンツを自分で実現させることは、参加者の大きな自信につながるため、発明塾のメソッドはR&Dだけではなく人材育成、ひいては事業運営そのもの強靱化だと感じております。

(機械メーカー企画部門 発明塾開催のキーパーソンの方 からのお声)

==ここまで

今回は、残りの部分を取りあげます。

ビジネス実装までは、まだこれから山があるテーマが多いですが、これも贅沢な悩みかと思います。

自分で考えたコンテンツを自分で実現させることは、参加者の大きな自信につながるため、発明塾のメソッドはRDだけではなく人材育成、ひいては事業運営そのもの強靱化だと感じております。

どの新規事業企画も「ビジネス実装」には山があるが、これも「贅沢な悩み」

ビジネス実装までは、まだこれから山があるテーマが多いですが、これも贅沢な悩みかと思います。

率直なご感想ありがとうございます。僕が認識している限り、いずれもそれなりに「挑戦」があるテーマでした。
発明塾のポリシーが「挑戦が人を育てる」ですから、皆さんしっかり挑戦していただき、成長していただけたということだと考えています。

僕はいつも、企業内発明塾初日の「ガイダンス」で、「挑戦しないと後悔しますよ」とお伝えしています。
これは、事前受講講座を含む開始から約5カ月で、皆さん大きく成長されるからです。特に、後半の2カ月ぐらいで、皆さんものすごく伸びます。
挑戦するからです(笑)。

挑戦するから成長する。成長するから、挑戦しないと後悔する。そういう理屈です。
ものすごく成長するので、挑戦しないと、あとで「物足りなく」なってしまうんですよね。
下手すると、物足りなさすぎて「絶対やりたい」と思えなくなってしまう。
これは、僕の経験に基づく部分もあります。
もっと挑戦しておけばよかったかな、と思った製品開発は、数多くあります。
そして、全力で挑戦すれば、愛着もわきます。

人間ってそういうものですよね。ちょっと余力を残してしまう。
でも、新規事業は5年がかり10年がかりですから、やはり「全力を尽くす」のが良いと思っています。
何より、皆さん自身が「これは大変そうだけど、やってみたい、やり切りたい」と思う企画にしないと、皆さん自身の時間も、支援者の時間も、その企画を聞かされる(笑)役員や社長の時間も、すべてもったいない。

そういうハードルをクリアして、「実装」に向けて走り出しているテーマがたくさんあることは、確かに、大変ではあるでしょうが「贅沢な悩み」なんでしょうね(笑)。
どうせ悩むなら、「テーマがない」「テーマがつまらない」と悩むよりは、「大変そうだ」と悩むほうが、前向きです(笑)。

自分で考えた新規事業企画を自分で実現させることは、大きな自信につながる

自分で考えたコンテンツを自分で実現させることは、参加者の大きな自信につながる

これ、とっても大事なんです。僕は、人材育成の一つの基本型だと考えています。
一つの、と言っている理由はあとで書きますね。

多くの人は、程度の大小はともかくとして「自分の裁量」で仕事を進めたいものです。
これは、人間の根源的欲求だと僕は思っています。
でも、自分で決めて進めるのは、怖い。
責任が生じますからね。

これが人間なんです。
自分のやりたいようにやりたいけど、責任取るのは怖い
失敗したらどうしよう。

発明塾では、どんどん失敗してもらいます
別に、机上検討段階、シミュレーション段階ですから、失敗しても痛くない。
重要なことは、失敗からの立ち直りを素早くすること
放置すると、致命傷になります。

ダメなもの、行き詰まりを、絶対に放置しない(※)。
早期発見、早期治療(笑)。
失敗からの立ち直り経験も含め、小さな成功を、日々確実に積み上げていきます。

小さな失敗で実力をつけ、小さな成功で自信をつけていく
これが、教育と人材育成の基本だと、僕は考えています。

お声に「大きな自信」とあります。
でも、いきなり大きな自信は身につかないんですよ。
下手すると、「大きな失敗」「立ち直れない挫折感」になっちゃう。

それを避けるのが、「発明塾」式なんですよね。
大学時代から、ずっと教育と人材育成にかかわってきましたから、僕なりの「型」ができている。
それを「新規事業」「発明」「知財」の文脈に当てはめたのが、発明塾です。
34年の実績です(笑)。

ちなみに、弊社メンバーに言わせると、
「楠浦さんは、ティーチングとコーチングの使いわけが、絶妙にうまい」
「ティーチングとコーチングは、やることが真逆なのに、それを瞬時に使い分けているのがすごい」
「ティーチングとコーチングを、違和感なく臨機応変に使い分けられる人は、そうそういない」
とのことです。34年ですからね(笑)。長生きしてよかった(笑)。

※この「ダメなもの、行き詰まりを放置しない」という発明塾の考え方からすると、よくある、選抜型の「アイデアコンテスト」には、改善の余地があります
採用されなかったアイデアや企画の提案者には、挫折感しか残りませんからね。
「その挫折をばねに、次回、頑張るんだ!」というのは「昭和」の考え方でしょうね。下手するとパワハラ視されかねない時代です(笑)。
令和の時代に合った、「アイデアを育て、人材を育てる」視点が欲しいですね。
弊社では、「惜しくも採択されなかったアイデアを育て、人を育てる」サービスメニューもあります。ご関心ある方は、HPのお問い合わせよりご連絡ください。

「発明塾」のメソッドは、人材育成と事業運営の「強靭化」である

発明塾のメソッドはR&Dだけではなく人材育成 ひいては事業運営そのもの強靱化だと感じております

大変鋭いご指摘をありがとうございます。まさに弊社が目指しているのが、これなんです。
「儲けられる人材」「儲けられる組織」そして、「儲かる事業」「儲かり続ける事業」をどう作るか
強靭化とは、そういうことですよね。
儲ける力、儲かり続ける力を鍛える。

次から次へと、「儲かりそうなネタ」が持ち込まれる。そういうネタを持ち込める人材を育てる。
それを目利きすることで、経営者や上司も育つ。
さらに、成功体験による信頼残高、自由度の高まりで、組織として強くなる。

自ら考え、自ら動く人材がどんどん出てくる。
周囲はそれを支援し、上司はどんどん任せていく。
社会の変化、顧客の声(顧客ニーズ)への対応力も高まり、企業として強くなる。

発明塾は単なる「発明支援の場」ではなく、企業の根幹を鍛えるプログラムだ、ということですね。

 

楠浦 拝

 

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