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AI時代の人材育成 ― 「どうしたらいいですか」部下を意思決定できる人材に変える方法

AI時代の人材育成 ― 「どうしたらいいですか」部下を意思決定できる人材に変える方法

「発明塾」塾長の楠浦です。
今回は、人材育成のお話です。

「どうしたらいいですか」人材を「お任せください」人材(確信犯)に育てる~弊社の人材育成の考え方と例|楠浦崇央
https://note.com/kusuura/n/n8cbe3b6f00b2

最近、お会いした方から立て続けに聞いたお話として、
「AIのアウトプットを、何の考察もなく、自分のアウトプットとしてそのまま持ってくる人が急に増えた」
というものがあります。

まぁ、そうなりますよね。

「参考情報です!」
ぐらいならそれでよいというか、そのほうが良い場合もありますが、仕事によりけりですね。

ということで本題へ。

人間に残される仕事は「判断」と「意思決定」だけだと、僕は考えている

わざわざ僕が言うまでもない話ではありますが、AI全盛の今、すでに人がやるべき仕事は、「判断」「意思決定」と「行動」に大きくシフトしています。
僕がいつも言っている「ケツを持てる」人、ということですね。

上司の立場からすると、部下に求めるものは、「これでいいですよね」「これでいかせてください」という「提案」になると思います。
僕が求めているのが、これだからです(笑)。

「どうしたらいいですか」という人は、残念ながら「AIに聞いてみて」と一蹴される時代になったんだろうなと思っています。
あと「わかりません」という人も、同じですね。
同情を禁じ得ない、非常にめんどくさい時代になった気がしますが、これが現実なので、やむをえません。

このペースでやらないと、他社に勝てないからです。
そして、本人も(世間並みに)成長できないからです。
常に基準は、「外部」「世界」にあります
AI時代とは、そういうことなのです。

大量の情報を瞬時に理解し精査した上で、「これで行かせてください」と提案できるか
そんな時代になっています。

楠浦が毎日送っている「日報」に書かれていること

楠浦さんXXしていいですか、を整理する。

・相談>アイデアがない、確認して欲しい、なんかよくわからんから壁打ちして欲しい

・決断>自分では決められない>なぜ決められないのか明確にした上で、受ける

・許可>自分では決めている>事実とロジックを明確にした上で持ち込む

基本、この3つしかないと思ってます。

どれにあたるのか明確にして、付随条件を満たしたうえで持ち込んでもらうことにしたいと思います。

(note/楠浦メモ より抜粋引用)

これは、もともとは僕のメモにあったもので、現在は、僕が毎日出す日報に書かれているものです。
(体裁を若干アレンジしています)

コロナ以降、少しずつメンバーを増やし、やることの範囲も増やしているので、各自に早く自立・自律してもらうための決まりです。
もともとは僕だけのメモだったのですが、伝えるのがめんどくさくなったので(笑)、日報に入れて毎日のように送ることにしたものです(笑)。
見ればわかりますからね。

「どうしたらいいですか」という質問は、誰しもやっているものだと思うのですが、僕はこれを原則として禁じています
それって、単なる思考停止だからです。
社会人という観点で言うと、「責任放棄」です(笑)。

楠浦さん、厳しいなー(笑)。
はい、僕はニコニコしながらズバズバ言うことにしています(笑)。

最低限、「XXしていいですか」に、してもらいます

そして、その中身を、上にあるように

・相談
・決断
・許可

の3パターンに分けてもらうことにしています。
分かれていなくても受けますが、分けてくださいね、としています。
ここで、各自の成長段階を評価しています。

「相談」なのか、「決断」して欲しいのか、「許可」が欲しいのか

基本的に

・どうしたらいいですか、は、やめてもらう>どうしたいの?を聞く

・こうしたいです>どうしたらできると思う?

・これで大丈夫なはずです>なんでそう思う?(確信犯)

・これで行かせてください>ここまでくれば一人前

という段階を踏むと思ってます。

(note/楠浦メモ より抜粋引用)

どうしたらいいですか、は原則禁じているので、「こうしたいです」という相談から、だいたい始まります
ただし、発明家として(笑)「アイデアが欲しい」という要望は受けることにしているので、そこは例外です。
あと、混乱してどうしようもない、というレスキュー要請も受けます。
これは、緊急事態ですね。

仮に「どうしたらいいですか」を聞いてくる人がいたら、「どうしたいのか」を聞きます。
場合によっては、一緒に考えます。
原則として禁じているのに相談してくるのには、何か理由や事情があるはずですから、見捨てることはしません。
原則には、常に例外がつきものなのです。

「こうしたい」がある人には、「できるか」を考えてもらいます
もちろん、「なんでそれなん?」ということもありますので、それはそう伝えます。

「できる」という人には、「なんでそう思うのか」を言ってもらいます
立証責任は、相手(提案する側)にあるわけです。

上の2つをクリアできている人は、「これで大丈夫なはずなので、行かせてください」になります
ここが、部下として「一人前」です。

「一人前」の定義は、「人」ではなく「仕事」の単位で決まります
この人は、「この仕事」においては一人前、という判断ですね。

何を任せても、だいたいオッケーという人も、少ないですがいらっしゃるでしょう。
その方は、本当の意味での一人前なのかもしれません。
「知識」ではなく、「仕事の方法」が確立していて、それで仕事ができる人ですね。
仕事が「デキる」人とは、こういう人を指すと、僕は思っています。

人材育成を「スキル」「知識」に矮小化して論じる悪習をやめる

弊社の人材育成の核心は「スキルアップ」そのものではなく、部下が意思決定の主体へ進化するプロセス(「どうしたらいいですか」→「これで行かせてください」)を設計し、運用することにあります。”

(note より抜粋引用)

僕は、人材育成、あるいは、社会人としての「成長」の肝は、ここだと思ってます。
必要になる知識やスキルは、時代によってどんどん変わります。
生成AIの出現で目の当たりにしましたよね。

「決めて、実行できる人材になれるか」

企業で求められることを、端的に言うと、これになります。
少なくとも、僕は社長として、これを求めますし、極端に言うと、これ以外は求めません。
知識はAIで解決しますし、仕事をしていればスキルは身につきます。

僕がAI時代を予見していたかどうかはさておき(笑)、弊社の人材育成の基準は、ずっとこれです。
なので、「やったことない」仕事を、どんどんやっていただくことにしています
そうでないと、彼らもこの先、生き残れないからです。
些末な知識やスキルの話ではなく、「社会人として仕事ができるとはどういうことなのか」に即して、僕は人を育てているのです。

企業内発明塾にも、このノウハウは活かされています。
結果が出ていない方法は、僕は人に教えません。
どっかで聞きかじったことを、100年前から知っているかのように言う人もいますけどね(笑)。

上司は「答えを出す」人ではなく、「意思決定できる部下を育てる」人

発明塾の思想(支援=科学、意見ではなく事実と事例、支援者=経営者目線の裏方)を人材育成に転用すると、上司は“答える人”ではなく、意思決定を育てる支援者として機能しやすくなります。

(note より抜粋引用)

書いてある通りです(笑)。
支援は、ある種の人材育成ですね。
結果を出しながら、人を育てる
発明塾の思想を具現化すると、そうなります。

では、どういう人を育てるのか。
どう、育てるのか。

こっちで決めていては、永久に育ちません。
決めさせる、決めてもらう
ここを仕組み化して、仕事のフローや日々の会話に、完全に埋め込む
教えていては、キリがないからです。

仕事がどんどん進む仕組みを作って、同時に、「お任せください」と言える人を育てる
企業内発明塾が、そうなっています。
結果を出しながら、成長してもらっています。
全員、そうなってます。

新規事業提案を、確信犯で提案してもらう
自分で、最後までやりますと、啖呵(たんか)(笑)をきってもらう(笑)。
これでうまくいくはずです、だからやらせてください、を宣言してもらう。
これ以上、何が必要ですか?(笑)

企業内発明塾
https://www.techno-producer.com/kigyounai-hatsumeijuku/

月額顧問サービス(1回から利用可能)
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楠浦 拝

 

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