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キーワード① エッジ情報®

発明塾では、言葉や表現などにおいて独自の用語があります。発明課程の中で自然に生まれたものもあれば、思考回路が違う複数人で討議を進めていくなかで、共通認識のために造ったり決めたりしたものありますが、いずれにしても新規事業や発明を生み出す中でのキーワードとなっている用語です。このコーナではそんな発明塾用語を簡単に解説していきます。

 

最初は「エッジ情報®」です。
「エッジ情報®」とは、一言で言うと、発明創出の課程において情報の探索、収集、分析などで特に「これは発明のきっかけに繋がる!」という重要な情報のことで、だいたい次の意味で使用しています。

・いきなり本丸に連れて行ってくれる最先端の情報
・ある技術や事業の本質についてよく考えさせてくれる情報
・まだ誰も気がついていない収益機会(課題)とアイデア(解決手段)のヒントをくれる情報
・「素晴らしい発明」に繋がる情報
・創出したアイデアを目利きする際にヒントとなる情報

発明作業の段階ごとに見つかる情報の内容は違ってきますが、各段階においてそこで見つかった上記のような情報はすべてエッジ情報®と呼んでいるんですね。もともと実際に僕たちが発明作業中に「これエッジが効いてるなあ」など話しているなかで生まれた言葉です。

上記の中でも、僕が特に重要だと思うのは、3つ目の「まだ誰も気がついていない収益機会(課題)とアイデア(解決手段)のヒントをくれる情報」です。なぜなら、発明の価値は課題で決まると思っているからです。課題が見つかれば答えを見るのは案外簡単なんです。ただし、注意していただきたいのは、課題が書いてあるエッジ情報®はほぼないということ。書いてあったら書いた本人か誰かほかの人がとっくにやっているはずですよね。見つけた時点でもう誰かやっています。ですから「課題のヒントをくれる情報」は、さらにリバースエンジニアリングのように分解しながら探っていって課題を見つけるという作業になるんです。(この作業を発明塾では「リバる®」と言っています)。

それと同じ意味では、1番目の「最先端の情報」という意味のエッジ情報®も、みんなが知っているような情報ではなく、なかなか他の人見つけていない情報になるはずです。「えー、そんなことやってる人いるんかい!」みたいな、驚きがあるような新しさがあるような情報ですね。

 

発明作業は、この「エッジ情報®」探しともう一つ「仮説検索®」というのが重要になってきます。一つの情報で発明の全貌は見えませんから、分解したり、エッジ情報®パーツを組み合わせてみたり。パズルのような作業をしたりします。今後、当コラムの中でエッジ情報®の探索方法や事例などもご紹介していきますので、まずは用語の大枠の意味を覚えていただければと思います。

語り:楠浦崇央(弊社代表)
構成:鈴木素子

 

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【その5】発明塾用語をさくっと解説 記事一覧

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