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新規事業のアイデアが出ない理由~提案者より“脳内キャパ4倍”使った「支援者」の視点で見えた突破口

新規事業のアイデアが出ない理由~提案者より“脳内キャパ4倍”使った「支援者」の視点で見えた突破口

「発明塾」塾長の楠浦です。
さて今回は、企業内発明塾参加者/月額顧問サービス利用者/発明塾8週間集中パッケージ受講者のお声とともに、「発明塾で何をどう教えているか」を紹介しています。

・新規事業提案が進まない、提案が集まらない
・新規事業について、「ノーアイデア」の状態で進まない、進め方が分からない
・漠然としたアイデアはあるが、考えても同じところをグルグルするだけでまったく深まらず、堂々巡りで時間だけが過ぎていく、提案につながらない
・考えるアイデアは、すでに他社が手掛けているものばかりだ、どうすればよいか途方に暮れている
・新規事業や研究テーマを積極的に提案できる人材を育成したい
という方々に、ぜひご転送や回覧含め、ご紹介をお願いします。

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今回は、企業内発明塾に参加された「材料メーカー(東証プライム市場上場)企画部門の方・「企業内発明塾」支援者の方」  の 
受講者だった昨年と比較して軽く4倍くらいは脳内キャパを使っていた
「幅広い選択肢の中からどうやってしぼりこんでいくか」が個人的に大きなポイント・学び
とのお声を取りあげ、発明塾の指導内容や考え方を紹介します。

参加者(提案者)より、支援者のほうが疲れる(笑)。
昨年提案した方がそうおっしゃるのだから、そうなんでしょうね。

では、本題へ。

==お声、ここより

昨年は弊社内初めての企業内発明塾の実施で受講者として参加し、弊社にこれまでなかった新しい事業の考え方およびそのやり方に触れ
是非とも社内で発明塾方式を定着させたい、将来的には自分たちで回せるようになりたいということになり
2年目である今年度は受講者として別メンバーが参加、一期生である私を含めたメンバーが支援者として参加するということでした。 

実際に支援者として参加してみて、WSでは「なぜ楠浦さんがこの情報をあげたのか」「なぜメンバーは数ある選択肢の中からこの判断をしたのか」といったことを討議と並行して考え終了後は振り返り、
自主討議では「どうしたら議論が前に進むのか」「楠浦さんなら何というか」といったことを常に考えながらの討議で、受講者だった昨年と比較して軽く4倍くらいは脳内キャパを使っていた状態でした。

特に今回は3人のメンバーが、自社技術の適用先を探す(シーズベース)とこの技術領域で何かしたいという2パターンにちょうどよく分かれており、
支援者として両ケースの進め方を体感・考察できて大きくステップアップできたと感じます。
また提案内容およびそのプロセスが社内にこれまでなかった新しいものであり、3人の受講者も「これまで社内になかった新しいやり方で他の人も体感してほしい」というコメントをして
り、
やはり今年度もやってよかったと実感しております。

特にシーズベースではないケースの進め方は、第3回WSくらいまでの「幅広い選択肢の中からどうやってしぼりこんでいくか」が個人的に大きなポイント・学びでした。
弊社では新規市場を考える際によく市場の情報や技術情報を調べて(お勉強)「で、どこに取り組んだらよいのか」を決めることができず悶々とすることがよく起こります。
企業内発明塾の進め方はそれを打ち破る方法を示してもらえました。

また2年目は一年目とは異なりヒアリングやアンケートまでWSの中で行ったり、何よりAIが大きく進化しAIありきで討議が進みより素早い討議や決断ができたと感じます。
今後もツールは進化していくので常に注意を払っていないといけませんね。

一方で提案書については一年目に「技術についての社内独自の見方があり、そこを検討しないと上層部が承認しない」ということが浮き彫りになり、
今年度はこの部分がまだ不足している状態ですので受講者と進めていきたいです。

まだ最終報告が終了していない状態ですが、引き続き支援者として支援できたらと思います。

ありがとうございました。

「材料メーカー(東証プライム市場上場)企画部門の方・「企業内発明塾」支援者の方」  

==お声、ここまで

いつも通り、一つひとつ見ていきますね。

「脳内キャパ4倍」~支援者としての学び・気づき

昨年は弊社内初めての企業内発明塾の実施で受講者として参加し、弊社にこれまでなかった新しい事業の考え方およびそのやり方に触れ
是非とも社内で発明塾方式を定着させたい、将来的には自分たちで回せるようになりたいということになり
2年目である今年度は受講者として別メンバーが参加、一期生である私を含めたメンバーが支援者として参加するということでした。

実際に支援者として参加してみて、WSでは「なぜ楠浦さんがこの情報をあげたのか」「なぜメンバーは数ある選択肢の中からこの判断をしたのか」といったことを討議と並行して考え終了後は振り返り、
自主討議では「どうしたら議論が前に進むのか」「楠浦さんなら何というか」といったことを常に考えながらの討議で、受講者だった昨年と比較して軽く4倍くらいは脳内キャパを使っていた状態でした。

「受講者だった昨年と比較して軽く4倍くらいは脳内キャパを使っていた」とのことで、まぁそうだろうなという感じです。
発明塾の参加者(提案者・支援者)は、まじめな方が多いのですが、そうなると、「結果を出しながら、自身もスキルアップしたい」わけで、いろいろなことを同時並行で考える必要が出てきます。

「なぜ楠浦さんがこの情報をあげたのか」「なぜメンバーは数ある選択肢の中からこの判断をしたのか」などを考えながら、議論をするわけですから、疲れますね。
その後、討議を振り返って、さらにまた疲れる(笑)。
寝ると忘れますので、終わった直後に振り返るのがベスト
大変です。
でも、支援者になるには、ここを通らざるを得ないのです。

また、「楠浦さんなら何というか」が、状況に合わせて即座に出てくるようになったら、支援者として一人前、という判断でよいと思います。
僕が修了試験をするなら、ここを試します(笑)。

今回、この方を含む支援者の方からいただいた質問を聞く限り、かなりスキルアップされ、また、理解も深まったのかなという印象です。
いろんな意味で結果が出た、ということですね。

「これまで社内になかった新しいやり方で他の人も体感してほしい」

特に今回は3人のメンバーが、自社技術の適用先を探す(シーズベース)とこの技術領域で何かしたいという2パターンにちょうどよく分かれており、
支援者として両ケースの進め方を体感・考察できて大きくステップアップできたと感じます。
また提案内容およびそのプロセスが社内にこれまでなかった新しいものであり、3人の受講者も「これまで社内になかった新しいやり方で他の人も体感してほしい」というコメントをしており、
やはり今年度もやってよかったと実感しております。

こちらは、書いていただいている通り「2期生」の事例で、1期生が支援者として入っている、ということになります。
新規事業は、よく「(技術)シーズから入る」パターンと、「市場やニーズから入る」パターンに分けて論じられますが、今回はその両方がいらっしゃったわけですね。

支援者としても、この両方のパターンを、うまく使い分け、場合によっては途中で方針をスイッチして進められるのが理想的なので、同時進行で両方のパターンを支援できたのは、良かったなと僕も思ってます。
ちなみに、僕にとってはどちらも同じようなものです(笑)。やることは結局同じなんですよね。

いずれにせよ提案者の3名の方が、「これまで社内になかった新しいやり方で他の人も体感してほしい」とコメントくださっているので、この支援者の方を含む、全体での支援は、非常にうまく行ったのだと思っています。

よく、「失敗から学ぶ」とはいうのですが、やはり成功しないと肝の部分は学べません
失敗ばかりでは、成功の秘訣は学べないんですよ。
だから、部分的に小さな失敗はあってもいいけれど、全体としては成功しないとだめです。
何が正しかったか、誰にもわからないからです。

だから僕はいつも、「成功すれば人は育つ」と言っています。
失敗から学ぶ、失敗を繰り返して育つ、というのは、上級者の話でしょうね。
普通の人は、失敗したら嫌になって、「もうやめとくわ」となりますよね(笑)。
そんなにタフな人は、そうそういません。

小さな成功体験を積みながら、「意外とできるよね」という自信をつけて、失敗耐性をつけてもらう
そして、失敗も糧にしてもらう
そういう感じかなと、僕は考えています。

「で、どこに取り組んだらよいのか」を決めることができず悶々とすることがよく起こる

特にシーズベースではないケースの進め方は、第3回WSくらいまでの「幅広い選択肢の中からどうやってしぼりこんでいくか」が個人的に大きなポイント・学びでした。
弊社では新規市場を考える際によく市場の情報や技術情報を調べて(お勉強)「で、どこに取り組んだらよいのか」を決めることができず悶々とすることがよく起こります。
企業内発明塾の進め方はそれを打ち破る方法を示してもらえました。

市場やニーズから入るパターンの場合、ある種、「無限に調べられる」のが、良いところでもあり、めんどくさいところでもありますね(笑)。
終わりがない。
調べて時間切れになる方が、多いようですね。

挙げていらっしゃる「幅広い選択肢の中からどうやってしぼりこんでいくか」は、発明塾の手法の一つの肝になっているのかもしれません
(他の手法を知らないのでわかりません、、、)

市場の情報や技術情報を調べて(お勉強)「で、どこに取り組んだらよいのか」を決めることができず悶々とする、というのは、発明塾では「お勉強の罠」と呼んで、厳しく戒めています
知識が増えるので楽しくなってしまうのですが、仕事は進んでない。
結局は、エッジ情報探索の話なのですが、これができる人は少ないことがわかっているので、発明塾で支援者としてトレーニングを積めば、希少人材になれることは間違いないでしょう。

AIはもちろんですが、知財部の方も見つけられない特許を、なぜか僕は瞬時に見つけてしまう、ということで、知財部の方からクレーム(笑)が来ていますね。
そのお声は、以前紹介しました。
引用・被引用や出願人・発明者分析、読んだ特許・論文に出てきた専門用語でのキーワードブラッシュアップなど、いくつかの切り口をうまく組み合わせれば、「ちょうどよい飛躍」の特許が探せるのですが、手際よくやるには、熟達が必要です。
まぁ、ある種の手品ですね(笑)。
目の前でやって見せても、何が行われているのかわからない、という方も大勢いらっしゃいます。

まぁ、たまには手品も楽しいんじゃないでしょうか(笑)。
欲しい特許(見つけたい特許)がどの辺にありそうか、常に明確にイメージしながら探していくのがコツなんです。
と言っても、わかりづらいかな...

弊社は設立当初は特許調査を大量に受注していまして、僕も毎日膨大な量の調査をこなしていましたので、その時の手法が役に立っていますね。
スピードが売り上げに直結する(笑)ので、勝手に手法が磨かれるんですよ。
仕事ですからね。
調査でメシを食っている方は、皆やってることだと思ってます。

「AIが大きく進化」し、素早い討議や決断ができた

また2年目は一年目とは異なりヒアリングやアンケートまでWSの中で行ったり、何よりAIが大きく進化しAIありきで討議が進みより素早い討議や決断ができたと感じます。
今後もツールは進化していくので常に注意を払っていないといけませんね。 

一方で提案書については一年目に「技術についての社内独自の見方があり、そこを検討しないと上層部が承認しない」ということが浮き彫りになり、
今年度はこの部分がまだ不足している状態ですので受講者と進めていきたいです。

まだ最終報告が終了していない状態ですが、引き続き支援者として支援できたらと思います。 

ありがとうございました。

実は、生成AIの活用については、発明塾では特段テキストを作っていません
進化が早すぎて、作ってもすぐに古くなり、役に立たないんですよね。
RAGやLLMの特徴、使い分けなど、基本的な内容を説明したものは準備していますが、日々進化するAIをその場でどんどん使いこなしながら、結果を出していくのが発明塾の進め方です。
僕は毎日何時間も使っていますが、こういう使い方ができるのか、という発見が毎日のようにあります。

特許や論文を探す、読む、比較する、など、使える場面は非常に多いので、使わない手はないですね。
僕はいつも、発明塾では複数のAIを同時並行で使って、もちろん、Google検索(パテントやスカラー含む)も同時に使って、調査や議論をしています。
「ヒアリングやアンケートをWS(ワークショップ)の中で行った」とあるのも、生成AIを利用することで調査などが早く進んだから、という面が大きいかなと感じています。
以前より、作業のペースは明らかに加速していますね。

一方で、社内提案までには残務もある、とのこと。
社内で発表や提案をされる機会が、複数設けられている企業さんもありますし、部長を通して...と提案を上にあげていくスタイルのところもあれば、まずは企画部でOKをもらってから研究部門へ打診して...のように、関係部門の理解を順に得ていくスタイルのところもあります。
数年かけて、じっくり皆さんでスキルアップして、自社に合った進め方やスキルを見極めていくのが良いのでしょうね。

提案結果が楽しみです。

 

楠浦 拝

 

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