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仕事ができる人の『なんとなく』を、再現できる『型』にする|e発明塾が積み上げてきた知財教育

仕事ができる人の「なんとなく」を、再現できる「型」にする|e発明塾が積み上げてきた知財教育

「発明塾」塾長の楠浦です。

仕事ができる人ほど、「なんとなく、こうする」という、経験から身につけた考え方を持っています。
しかし、その「なんとなく」のままでは、人に伝えることも、再現することも簡単ではありません。

弊社の技術者向け知財・発明eラーニング講座「e発明塾」では、知財の知識を学ぶだけでなく、こうした「なんとなく」を言語化し、仕事の中で再現できる「考え方の型」として身につけることを大切にしてきました。

本日は、e発明塾がどのように生まれ、どのような知財教育を積み上げてきたのか、これまでの歴史や受講者の方のお声、エピソードとともに、あらためてご紹介します。

■「e発明塾」とは? 技術者向けの知財・発明eラーニング

「e発明塾」は、ひとことで言うと、技術者向けの知財・発明eラーニング講座です。
知財の専門家向けではなく、技術者が、知財や発明、共同研究契約などについて学ぶeラーニング教材ですね。

ありがたいことに、e発明塾は現在、累計11,000名を超える方に受講いただいています。
技術者と知財部門の方を中心に、新規事業、企画、営業など、さまざまな立場の方に利用いただいています。

一方で、
「e発明塾という名前は知っているけれど、普通の知財eラーニングとは何が違うのですか?」
と聞かれることがあります。

そこで今回は、少し昔の話から始めたいと思います。

■「e発明塾」の原点は「実務で結果を出すこと」だった

弊社TechnoProducerは2008年に創業しました。
そして2010年に「発明塾」を始めました。

当初から考えていたのは、
”知識を教えるだけではなく、実際に発明を生み出せる人を育てるにはどうすればよいか”
ということでした。

当時の知財教育というと、
「特許制度とは何か」
「特許法ではどう定められているか」
といった、法律や制度を学ぶものが中心でした。

いわば「暗記科目」に近い扱いだったように思います(笑) 。
もちろん、それらもとても重要です。

しかし、技術者にとって本当に知りたいことは、
「自分の研究成果の、どこが特許になる発明なのか」
「どうすれば、もっと強い特許になり、自分の成果を守れる武器になるのか」
「特許情報を、次の研究テーマや新規事業にどう使えばよいのか」
といったことではないか。

そう考え、実際の研究開発や新規事業、発明創出の経験をもとに教材を作り、学生向けの発明塾と企業内発明塾で使いながら、何度も改良してきました。
その一部については、「知財スクール」と称して、定期的にセミナーを開催してきました。

弊社の知財スクールで開発した教材は、学生向けの発明塾、企業内発明塾での実践を通じてブラッシュアップされ、その後、オンラインで学べる形へと発展していきました。

そして2014年、発明塾で培った方法論をオンラインで学べる教材として「e発明塾」の提供を開始しました。

つまりe発明塾は、
「eラーニングを作ろう」
と思って生まれた商品ではありません。

現場で成果を出すために試行錯誤してきた教育方法を、より多くの方が学べるようにしたもの
なのです。

■知識を覚えるだけではない、書いて「考え方の型」を身につける教材

この成り立ちは、現在の教材にもかなり残っています。

「e発明塾」では、WEBテキストを読むだけではなく、「ダントツ発明力指南」という書き込み式の冊子教材を使います。

WEBテキストを読む。
問いに答える。
自分で考える。
書いてみる。
そして、もう一度教材に戻る。

この繰り返しで学んでいただきます。

いわゆる
「動画を流して、最後に確認テストを受けて終了」
というeラーニングとは、少し思想が違います。

目指しているのは、知識を覚えることではなく、
”仕事の中で使える「考え方」を身につけること”
だからです。

実際、ある知財部門の受講者の方からは、
「普段、漠然と進めていた発明創出の仕事が、体系的な手法として整理された」
という趣旨のお声をいただきました。

また、別の技術者の方からは、
「経験上なんとなくやっていたことが言語化され、仕事の再現性が高まりそうだ」
という感想もいただいています。

私は、これは非常に重要なことだと思っています。

仕事ができる人ほど、
「なんとなく、こうする」
という暗黙知をたくさん持っています。

しかし、「なんとなく」のままだと、人に教えることができません。
本人も、条件が変わったときに再現できない場合があります。

それを一つひとつ、
「なぜ、そう考えるのか」
まで言葉にしていく

これも、e発明塾の大切な役割です。
教える側の方も、学ぶことで、より明確に教えることができるのです。

意外に多くの知財部の方が受講されているのは、これが理由のようです。

■なぜ「発明をしてください」だけでは、発明は出てこないのか?

印象に残っているお客様のお声があります。

ある化学メーカーの知財部門では、
「研究者から自発的に発明提案が出てこない」
という悩みを抱えておられました。

知財担当者が研究者のところへ行き、一件ずつヒアリングする。
しかし、それでは知財担当者の負担が大きく、提案件数もなかなか増えない。

そこで、研究員の方々にe発明塾を受講いただき、それをきっかけに発明提案をお願いしたところ、
”研究者の方々が前向きに発明提案をしてくれるようになった”
というお声をいただきました。

このエピソードは、e発明塾が目指しているものをよく表していると思います。

「発明してください」
と言われても、普通は困ります。

そもそも、
・何を見れば発明のネタが見つかるのか
・どこから考え始めればよいのか
・どう整理すれば発明になるのか
それがわからないからです。

逆に言えば、そこに「考え方の型」があれば、人は動きやすくなります。

e発明塾でお伝えしているのは、その「型」です。

■ 生成AI時代、知識だけなら簡単に手に入る|これからの知財教育とは?

特に生成AIが普及した今、
・特許制度について知りたい
・用語の意味を知りたい
・ある技術について概要を知りたい
というだけなら、以前よりはるかに簡単に情報が得られるようになりました。

だからこそ、これから教育に求められるのは、
”「知っていること」よりも、「その知識を使って、どう考えるか」”
だと感じています。

これは、e発明塾が最初から目指してきたことでもあります。

特許を読む。
技術を分解する。
課題を見つける。
他社がどこへ向かっているか考える。
自社技術なら、どんな勝ち方ができるか考える。
そして、自分なりの仮説や発明としてアウトプットする。

この一連の思考を、自分で回せるようになってほしい。
それが、e発明塾を作ってきた理由です。

■ 「e発明塾」は2014年から、11,000名を超える方へ

2014年にe発明塾を提供開始してから、多くの方に活用いただき、現在では累計受講者数が11,026名となりました。

1名で受講される方もいれば、
「研究者の知財教育に使いたい」
「知財部員の基礎教育に使いたい」
「新規事業を考える技術者に特許情報の使い方を学ばせたい」
と、企業の教育プログラムとして利用いただくケースもあります。

ある大手化学メーカーの知財部門の方からは、
「社内eラーニングでは知識習得はできても、考え方やスキルの習得はOJTに頼らざるを得なかったところ、e発明塾を組み合わせることで、知識だけでなくスキルまで学べる教育環境を作れた」
というお声をいただいています。

こうしたお声を読むと、私たちが長年試行錯誤してきたことが、少しずつ皆さんの現場で役立っているのだなと感じます。

■ 発明する力は学べる|「考え方の型」を身につける

発明塾を始めて以来、ずっと考えてきたことがあります。

それは、
”よい発明を生み出す力は、学ぶことができる”
ということです。

もちろん、知識を一度学べば誰でもすぐに大発明ができる、という話ではありません。

しかし、
・良い課題を見つける方法
・特許情報からヒントを得る方法
・アイデアを深掘りする方法
・研究成果から発明の本質を取り出す方法
・発明を事業につながる形にする方法
こうした「考え方」は、学ぶことができます。
そして、繰り返し使えば、上達します。

そのための教材として作り続けてきたのが、e発明塾です。

ご自身の仕事を少し違った角度から見直したい方。
技術者の発明力を高めたい知財部門の方。
研究テーマや新規事業を考えるために、特許情報をもっと使いこなしたい方。

ぜひ一度、e発明塾の講座をご覧いただければと思います。

現在は、知的財産の入門から、特許基礎、特許情報の検索・活用、課題解決思考、強い特許の作り方、開発テーマ企画・立案における特許情報分析の活用など、目的に応じた13の講座を、ご用意しています。

「自分にはどの講座が合うのかわからない」
という方には、講座選択のための資料やご相談窓口も用意しています。

これからも、発明塾の現場で得られた知見を反映しながら、教材そのものも進化させていきたいと思っています。

「知財を学ぶ」のその先へ。

知財を使って、考え、発明し、事業をつくる。

「e発明塾」が、その入口になれば幸いです。

 

e発明塾 全講座一覧
https://www.techno-producer.com/e-hatsumeijuku/

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https://www.techno-producer.com/contact-us/

 

楠浦 拝

 

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