企業内発明塾を始めるトリガーとなったのは、トップダウン設定された後発商品における事業企画の行き詰まりでした。
商品や対象市場のアイデアを考える上で、特許情報は我々なりに活用してきたつもりですが、発明塾討議を重ねていく中で、特許引用・被引用から技術や市場の流れを読むこと、そこからエッジ情報を見極めて、後発商品がトリガーでもギリギリの飛躍が狙えることが実体験を通じて学ぶことが出来ました。
またそのギリギリの飛躍が、個人的にずっと引っ掛かっていたある後発商品への進出に「必然性」を生み、トップ意向に関わらず新たな事業企画として「たとえ一人になってもやりたい」と思える、自分自身が腹落ち出来る企画提案になったと思っています。
ただ、1テーマだけの検討で、発明塾の発想法や視点の変え方を自立して出来るようになるのは難しいとも思いますので、今後また新たなテーマで発明塾手法を反復・経験し、自分の思考ツールとして定着させていきたいと思います。
これまでのご指導有難うございました。
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