●どの参加者さんも同じとは思いませんが、多くの参加者さんが、自分の力というより、
楠浦さんの力で企画が出来上がっている感触がある方が多いのではないでしょうか。
実際、私も1回目はそうでした。
今回は、2回目の参加でした。1回目の発明塾を通して、発明塾で私が重要だと思ったことは、
・最新の情報(特許とウェブ検索)を探せているのか
・今考えている案は、本当に今考えられる最善の形態か
・とことん企画書を突き詰めて考えられているか
の3点を常に自分に問い続けることでした。2回目の今回は、すでにこれがわかっていたので、
昨年度より自分の力で企画書を作り上げている感触がありました。
これが本当に驚いたことで、「もしかすると楠浦さんなしで、企画書が作れる?!」と小さな
自信が芽生え始めています。
ちなみに、2回目をとおして、私のマニュアル(上記3点)に
・プレゼンを聞いた人がどう受け取るか
も追加されました。楠浦さんはことあるごとに、このことの重要性を説かれておりましたが、
本当の意味で理解していなかったように思います。上記3点は「企画」を作り上げるために
必要な要素、今回学んだ1点は「企画”書”」を作り上げるために必要な要素だと思います。
今回は、「企画書」を作り上げる段階まで進めることができたから気づけたことだと思います。
企画を通すというところまで今回で行くのかわかりませんが、通すつもりで、最後まで作り
あげたいと思います。
●子育てと仕事の両立は、どちらも中途半端になってしまうと悩む方が多いと思いますが、
特に発明塾では悩みがつきませんでした。楠浦さんとの討議や自主討議の直前・直後は特に
時間をしっかりとって企画に向き合いたいところですが、どうしても保育園のお迎え時間が
あるので、納得いくまで取り組むということは残念ながらできませんでした。
しかし、時間がないからこそ、どう効率的に取り組むかというところにおいて、楠浦さんを
はじめとして、支援者の方の力をうまく借りながら進めることができ、結果的に企画書は
いい具合に完成できそうなところまで進めることができました。
結局、時間がなくても、時間をかける以外の別の方法をとることによって、どうにかなるの
で、子育てやその他理由で時間がない方も、安心して(そこまで構えず)発明塾に取り組ん
でもらって大丈夫だと思います。
●理由はよくわかりませんが、技術開発の進むスピードやトレンドの変化がこれまでとは
けた外れに早くなっていることを感じます。脱炭素も今はトレンドになっていますが、はたして
5年後にはどうなっているのでしょうか。
そんな中で、いち早く最新技術やトレンドを察知して新規事業を考える必要があるというのは
みなさんが悩まれていることなのだと思います。
これを解決するための手法の一つが、特許技術を活用する発明塾の手法なのですが、
私も、特許技術を活用するというのが唯一に近い解決方法なのではと感じています。
これまでの知財部は、「事業があって知財部がある」でしたが、これからは、
「知財部があって事業がある」といえる存在にならないといけないのだと思います。
社内でいろいろ反発がありますが、はねのけるためにも、個人がもっと力をつけていかなければ
なりませんね。
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