「発明塾」塾長の楠浦です。
企業内発明塾参加者/月額顧問サービス利用者/発明塾8週間集中パッケージ受講者のお声とともに、「発明塾で何をどう教えているか」を紹介しています。
・新規事業提案が進まない、提案が集まらない
・新規事業について、「ノーアイデア」の状態で進まない、進め方が分からない
・漠然としたアイデアはあるが、考えても同じところをグルグルするだけでまったく深まらず、堂々巡りで時間だけが過ぎていく、提案につながらない
・考えるアイデアは、すでに他社が手掛けているものばかりだ、どうすればよいか途方に暮れている
・新規事業や研究テーマを積極的に提案できる人材を育成したい
という方々に、ぜひご転送や回覧含め、ご紹介をお願いします
今回は、「月額顧問サービス」利用者の方のお声です。
月額顧問サービス
https://www.techno-producer.com/advisory-service/
==お声、ここより
調査内容の共有ありがとうございます。
これだけでもお願いした価値がかなり実感でき、より当日が楽しみになりました。国立大学 URA部門の方【月額顧問サービスご利用】
==お声、ここまで
シンプルなのですが、開始前のお声は珍しいので、月額顧問サービスが実際にどのように行われているかのご紹介を兼ねて、コメントさせていただきます。
調査内容の共有ありがとうございます。
これだけでもお願いした価値がかなり実感でき、より当日が楽しみになりました。
今回は大学のURA部門の方からのご依頼です。
URAとは、ユニバーシティ・リサーチ・アドミニストレーターの略で、大学などの研究機関において、研究活動の企画やマネジメント、研究成果の活用促進などを行う専門職です。
おおよそご依頼の内容は想像がつくでしょうか(笑)。
例えば、研究テーマ・発明の創出や育成、あるいはそれらを強い特許(群)になるよう特許出願したい、先取りしたい、特許の出し方や権利の取り方、戦略の相談をしたい、といったご相談の場合、発明テーマやアイデア、発明提案書の内容を共有いただき、それにもとづいて、発明塾で言うところの先行例調査、エッジ情報の調査を行います。
その場で行ってもよいのですが、4時間ある企業内発明塾でも、うっかり僕が本気で調査に没頭(笑)すると「何が起きているかよくわからない、理解できない、ついていけない」という声が多く出ます。
1時間の月額顧問では、僕もいつも以上の全力で急ぎますので、これに拍車がかかることは間違いありません。
発明やアイデアの本質の理解、あるいは、発明の背景、発明者の方の背景の理解をかねて、事前にある程度調べて、独自のメモを残しておくことにしています。
今回は、そういった僕自身の理解のためのメモを事前にお送りした際に、いただいたお声です。
1時間しかありませんので、背景についてそこで聞いてたらそれで時間切れになりますから、事前に調べておくということです。
月額顧問では、自己紹介の時間すら設けません(笑)。
もっとも、月額顧問の時間枠でセミナーをやってほしい、というご要望の場合には、その限りではありません。
あくまでも、月額顧問の枠内で実働支援をしてほしい、という場合の話です。
お声にはありませんが、実際には当日、そのメモの内容を必要に応じて僕が解説しながら、さらに追加の情報を頂いたり、互いの理解を確認したりして、議論と作業を進めていきます。
「ここをもうちょっと調べたい」とか、「おっしゃる通りなんだけど、実はこういう事情があって・・・」みたいなやり取りですね。
事前にメモがあることで、皆さんの頭が整理されるようです。
そもそも、僕が頭の整理を兼ねて、調査しながら作っているメモなので、まぁそうなりますよね。
「解くべき問題(課題)がわかれば、作業は8割がた終わり」だと僕は思っているので、問題の定義や構造化を、先行例を調査しながら行うわけです。
殆どのアイデアや発明、あるいはその権利化において、99%の内容は先人が考えてくれています。
独自に検討すべき内容は、ほとんどありません。
その「急所」を特定して、どう攻めるかの戦略まで考えておけば、限られた時間を有効に使えますし、スムーズに進みます。
もちろん、当日その場で何か思いつくこともあります。
僕が思いつくこともあれば、依頼者(大学の先生、研究者など)が思いつくこともあります。
また、事前に資料を頂いてから1‐2週間の間に、研究が進んだり、世の中で新たな研究成果が発表されたりすることも多々あります。最先端って、そういうことですよね。
その場で思いついたことも含め、常に最新の情報をもとに、進めていきます。
今回ご紹介したお声は、大学のURAの方のご依頼でした。
「研究活動のマネジメントや研究成果の活用促進」のお手伝いですね。
大学の研究成果の事業化支援については、以下のセミナーで実例を詳しく紹介しています。
発明塾動画セミナー「研究シーズから事業化へのストーリーを描く方法~サイエンスと産業のギャップを埋めた実例から学ぶ~」
https://e-hatsumeijuku.techno-producer.com/research-to-business
月額顧問サービスでは、発明の育成・権利化支援・事業化支援などの実働支援だけでなく、教育目的のサービス、例えば、セミナーの開催なども可能です。
どのようなことが可能か、以下の「知財活用サービスカタログ」を参照ください。
知財活用サービスカタログ
https://www.techno-producer.com/wp-content/themes/TechnoproducerTheme/pdf/tp-service-menu.pdf
以下のような実績があります。
・セミナーの開催(1時間、2時間、など)
・新規事業のネタ探しの支援(複数回ご利用)
・技術マーケティングの支援
・特許の効率的な読み方の指導
・エッジ情報の目利きの支援(複数回ご利用)
・企業内発明塾の補足
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楠浦 拝
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