3行まとめ
研究開発は「本社3研究組織+事業会社部門」の多層配置
本社は基礎研究所・生産技術研究所・QEセンターの3研究組織を含む研究体制を整理し(As-of 2026/02/20)、事業会社側にも技術開発本部や商品開発本部など専門部門を配置している。
2025/4-12は売上6,539.55億円、Smart Factory稼働で国内拠点を集約
売上高653,955百万円(+1.0%)、営業利益37,498百万円(△5.0%)、純利益22,921百万円(△24.9%)で、水島工場(Smart Factory)が2025年5月に稼働し岡山工場・坂出工場を閉鎖、海外はウィンチェスター工場増強が2025年7月に完了した。
加えて、中食・惣菜では次世代冷凍食品工場(宇治)が2027年6月頃の稼働計画として示され、設備投資による競争力強化の方向性が読み取れる。
脱炭素KPIは「2030年度CO2 50%削減」—再エネ導入25事業場まで拡大
2030年度に自社拠点CO2を2013年度比50%削減する目標を掲げ、エネルギー総使用量は7,712TJ(2023年度)、再生可能エネルギー使用量は336TJ(2023年度)へ増加し、導入は25事業場・購入電力100%達成17事業場まで進展している。
この記事の内容
観点1:研究開発および知財を牽引する組織体制と執行役員・代表者の現況 2026年2月20日時点において、株式会社日清製粉グループ本社の研究開発組織は、基礎研究所、生産技術研究所、およびQEセンターを中心に構成されていることが公式ウェブサイト上で確認できる1。同社の事業セグメントを構成する主要事業会社群、具体的には日清製粉株式会社、株式会社日清製粉ウェルナ、オリエンタル酵母工業株式会社、日清ファルマ株式会社、株式会社日清製粉デリカフロンティア、日清エンジニアリング株式会社、および株式会社NBCメッシュテックの各社は、それぞれの事業ドメインに特化した個別の研究開発部門および施設群を独自に保有し、事業展開を技術面から支援する体制を構築している1。代表権を有する役員体制の現況について、2026年1月30日に発表された「2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」において、代表者として「(役職名)取締役社長 (氏名)瀧原 賢二」と記載されている2。さらに、同日に発表された役員人事に関する公式ニュース資料「(5)取締役の担当(担任)の変更 (2026年4月1日付)」によれば、今後の体制変更として、永木裕氏が取締役(非)から取締役社長へ就任する方針、および山田貴夫氏が取締役社長から取締役会長へ就任する方針が明示されている3。また、同資料における株式会社日清製粉ウェルナの役員人事として、瀧原賢二氏が2026年3月31日付で取締役(非)を辞任する予定であることも公表されている3。一方で、研究開発担当役員や知的財産担当役員を専任とする特定の役職者氏名については、2026年2月20日時点で、最新の有価証券報告書、決算短信、統合報告書、公式IRページ、公式ニュース(直近24ヶ月)を確認した範囲では、当該情報を一次情報として特定できず(Not Disclosed)2。
観点2:財務・業績ハイライトと中長期投資・事業再編の状況 株式会社日清製粉グループ本社の直近の業績および投資動向について、2026年1月30日に発表された「2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」に基づき総括する。2025年4月1日から2025年12月31日までの累計期間を対象とする連結経営成績において、「売上高」実績値は653,955百万円(=6,539.55億円)であり、対前年同四半期増減率で1.0%の増収を記録した2。同期間における「営業利益」実績値は37,498百万円(=374.98億円、対前年同四半期増減率△5.0%)、「経常利益」実績値は41,295百万円(=412.95億円、対前年同四半期増減率△1.5%)、「親会社株主に帰属する四半期純利益」実績値は22,921百万円(=229.21億円、対前年同四半期増減率△24.9%)となっている2。減益の要因としては、政策保有株式の縮減に伴う利益計上があったものの、インドの酵母事業における固定資産の減損損失が発生したことが一次情報に明記されている2。設備投資および事業拠点再編の動向については、国内製粉セグメントにおいて「Smart Factory」と呼称される水島工場が2025年5月に稼働を開始した実績が報告されており、これに連動して既存の岡山工場および坂出工場が閉鎖された2。海外事業セグメントにおいては、米国ウィンチェスター工場における能力増強工事が2025年7月に完了したことが明示されている2。また、「中期経営計画2026数値目標の上方修正」資料において、中期経営計画期間中の「投資額」として約14億円という数値が明記されており、カナダ・チリワック工場(バンクーバー近郊)の増能力が2023年6月に完了した実績等を含む成長投資が継続的に実行されていることが示されている5。
観点3:事業セグメント別の研究開発施設および機能の配置状況 株式会社日清製粉グループ本社は、各事業領域の特性に合わせた多様な研究開発拠点を配置している。公式ウェブサイト「研究開発領域」ページに掲載された情報によれば、製粉および関連素材研究領域においては、株式会社日清製粉グループ本社の基礎研究所および生産技術研究所が小麦等穀物の基礎研究や機能特性評価を担い、日清製粉株式会社の技術開発本部およびつくば穀物科学研究所が穀物科学と技術開発に専念している1。さらに、株式会社日清製粉ウェルナの商品開発本部、日清製粉プレミックス株式会社のR&Dセンター、オリエンタル酵母工業株式会社の食品事業本部研究開発部が、それぞれの製品群に特化した加工適性評価や製品開発を実施している1。加工食品および中食関連領域では、株式会社日清製粉デリカフロンティアの研究開発部および生産技術開発部が中食分野における微生物制御や容器包装の研究を推進している1。ファインケミカル・バイオ領域に関しては、日清ファルマ株式会社の健康科学研究所が新規機能性食品素材を研究し、オリエンタル酵母工業株式会社のバイオ事業本部において長浜生物科学研究所が微生物および細胞の大量培養や遺伝子工学等の高度なバイオ研究を展開している1。粉体およびメッシュ技術領域では、日清エンジニアリング株式会社の粉体事業部が粉体処理機械の開発を行い、株式会社NBCメッシュテックがメッシュテクノロジー研究所、生産技術開発センター、創発研究センター、メタルメッシュテクノロジー研究所、スクリーン印刷研究所という複数の専門研究施設を運営している1。グループ全体の品質と安全を担保する横断的組織として、株式会社日清製粉グループ本社QEセンターが機能している1。
観点4:ESG・環境KPIおよびサステナビリティに関する方針と実績 株式会社日清製粉グループ本社の環境対応およびサステナビリティに関する戦略は、公式ウェブサイトの「サステナビリティ・気候変動」ページにおいて具体的なKPIとともに開示されている。同社は気候変動対応を重要課題と位置づけ、2030年度を対象年度とする「環境課題中長期目標」において、グループの自社拠点で排出されるCO2排出量について、2013年度を基準として50%削減することを目指す方針を掲げている6。エネルギー消費に関する定量的な実績として、「エネルギー総使用量」は2022年度において7,944TJ、続く2023年度において7,712TJであったことが明記されている6。この総使用量の内数となる「再生可能エネルギー使用量」は、2022年度において79TJであったものが、2023年度においては336TJへと増加した実績が示されている6。また、購入電力における再生可能エネルギーの導入状況について、2024年5月13日付のニュースリリースを根拠として、「導入事業場」の実績が25事業場であり、そのうち再生可能エネルギー「使用比率100%達成」を満たした事業場が17事業場に上ったことが報告されている6。一方、食品廃棄物(Food Waste)の削減目標やパッケージ廃棄物に関連する具体的な数値目標、およびそれらの達成期日に関する詳細な記載については、2026年2月20日時点で参照した当該一次情報(公式サステナビリティ関連ページ等)ではシステムエラー等によりアクセス不能であり(Unverifiable)、特定できず(Not Disclosed)7。
観点5:知的財産戦略・特許に関する一次情報開示の現況と限界 株式会社日清製粉グループ本社の技術経営を裏付ける知的財産情報の開示状況について、公的知財データベース等から確認可能な客観的事実が存在する。特許公報情報サイト『IP Force』の収録データによれば、株式会社日清製粉グループ本社を名義とする複数の特許権が存在する。具体例として、特許公報番号「特許-5785250」(発明の名称:粉体の分級方法、公報発行日:2015年9月24日)、および特許公報番号「特許-6405202」(発明の名称:穀粉組成物、公報発行日:2018年10月17日)が確認される8。また、特許出願の識別番号として、株式会社日清製粉グループ本社が「226998」を、日清製粉株式会社が「301049777」を保有している事実が記載されている8。一方で、同社独自の知的財産戦略全体を統括する独立した「知的財産報告書」の存在、知財ポートフォリオ構築の数値目標、または特許出願方針の詳細について、2026年2月20日時点で、最新の有価証券報告書、2026年3月期第3四半期決算短信、2025年9月30日発行の「統合報告書2025」、および公式IRページ(直近24ヶ月)を確認した範囲では、当該情報を一次情報として特定できず(Not Disclosed)2。また、特定の特許情報サイトに記載されている「特許公開件数ランキング」や「特許取得件数ランキング」の順位については、集計の母集団(国内のみか海外を含むか等)や対象期間等の検索条件が当該一次情報内で明確に定義されていないため、条件により変動し得るため判断不能であり(Not Disclosed)、特許公報番号ベースの事実確認に留まる8。
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発行体 |
文書名/ページ名 |
発行日/公開日 |
種別 |
URL |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
有価証券報告書 | IR資料室 |
不明 (Publication) |
公式IRページ |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) |
2026/01/30 (Announcement) |
決算短信 |
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260130/20260129541940.pdf |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
決算短信・説明会資料 | IR資料室 |
不明 (Publication) |
公式IRページ |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
日清製粉グループ「統合報告書 2025」を発行 |
2025/09/30 (Announcement) |
公式ニュース |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
統合報告書 2025 |
2025/09/30 (Publication) |
統合報告書 |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
研究開発領域 | 研究開発 |
不明 (Publication) |
公式ページ |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
サステナビリティ・気候変動 |
不明 (Publication) |
公式ページ |
https://www.nisshin.com/sustainability/environment/climate_change.html |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
取締役の担当(担任)の変更(役員人事) |
2026/01/30 (Announcement) |
公式ニュース |
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株式会社日清製粉グループ本社 |
中期経営計画2026数値目標の上方修正 |
不明 (Publication) |
公式説明資料 |
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IP Force (民間DB) |
特許公報掲載プロジェクト 特許5785250 |
2015/09/24 (Publication) |
知財公報情報 |
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IP Force (民間DB) |
特許公報掲載プロジェクト 特許6405202 |
2018/10/17 (Publication) |
知財公報情報 |
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日本食糧新聞社 |
日清製粉(株)、「即席冷凍麺類用穀粉」特許取得 |
不明 (Publication) |
知財公報情報 |
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案件名 |
Announcement |
Effective (Event) |
Completion / Closing |
Start |
状態ラベル |
根拠 |
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カナダ・チリワック工場(バンクーバー近郊)増能力 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
2023年06月 |
Not Disclosed |
完了 |
5 |
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再生可能エネルギー導入事業場 100%達成(17事業場) |
2024年05月13日 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
完了 |
6 |
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国内製粉セグメント 水島工場(Smart Factory)稼働 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
2025年05月 |
稼働 |
2 |
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岡山工場および坂出工場 閉鎖 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
終了 |
2 |
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米国ウィンチェスター工場 能力増強 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
2025年07月 |
Not Disclosed |
完了 |
2 |
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「統合報告書 2025」発行 |
2025年09月30日 |
Not Disclosed |
2025年09月30日 |
Not Disclosed |
完了 |
10 |
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2026年3月期 第3四半期決算発表 |
2026年01月30日 |
2026年01月30日 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
完了 |
2 |
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役員人事(瀧原賢二氏 取締役辞任予定) |
2026年01月30日 |
2026年03月31日 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
計画 |
3 |
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役員人事(永木裕氏 取締役社長就任予定等) |
2026年01月30日 |
2026年04月01日 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
計画 |
3 |
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日清ファルマ ファインケミカル事業撤退および健康食品事業移管方針 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
方針 |
2 |
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ノムラフーズ(トオカツフーズ)次世代冷凍食品工場(宇治)稼働予定 |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
Not Disclosed |
2027年06月頃 (予定) |
計画 |
2 |
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センター名(公式表記) |
根拠ページ名 |
URL |
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株式会社日清製粉グループ本社 基礎研究所 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社日清製粉グループ本社 生産技術研究所 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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日清製粉株式会社 技術開発本部 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社日清製粉ウェルナ 商品開発本部 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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日清製粉プレミックス株式会社 R&Dセンター |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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オリエンタル酵母工業株式会社 食品事業本部 研究開発部 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社日清製粉デリカフロンティア 研究開発部 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社日清製粉デリカフロンティア 生産技術開発部 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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オリエンタル酵母工業株式会社 バイオ事業本部 長浜生物科学研究所 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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日清エンジニアリング株式会社 粉体事業部 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社NBCメッシュテック メッシュテクノロジー研究所 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社NBCメッシュテック 生産技術開発センター |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社NBCメッシュテック 創発研究センター |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社NBCメッシュテック メタルメッシュテクノロジー研究所 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社NBCメッシュテック スクリーン印刷研究所 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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株式会社日清製粉グループ本社 QEセンター |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
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施設名(公式表記) |
根拠ページ名 |
URL |
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水島工場(Smart Factory) |
2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) |
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260130/20260129541940.pdf |
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ウィンチェスター工場 |
2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) |
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260130/20260129541940.pdf |
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次世代冷凍食品工場(宇治) |
2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) |
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260130/20260129541940.pdf |
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カナダ・チリワック工場 |
中期経営計画2026数値目標の上方修正 |
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つくば穀物科学研究所 |
研究開発領域 | 研究開発 | 日清製粉グループ |
※上記2つのテーブルにおいて、Gate-10に基づき、単一の一次情報から公式表記を改変せずに転記した。施設の「数」については一次情報に明示的な合計数の記載がないため、数を断定せず列挙のみとした。
株式会社日清製粉グループ本社の代表者および役員体制に関して、直近の法定開示および公式IR資料に基づく事実関係を詳述する。2026年2月20日時点において最新の財務開示である、2026年1月30日発表の「2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」によれば、同社の代表者は「(役職名)取締役社長 (氏名)瀧原 賢二」として記載されている2。同資料において、問合せ先責任者は「(役職名)執行役員 総務本部広報部長 (氏名)安達 令子」と記載されており、広報部門の責任者が明示されている2。
経営体制の刷新に関する事実として、2026年1月30日付で発表された公式ニュース資料「(5)取締役の担当(担任)の変更 (2026年4月1日付)」において、複数の役員人事異動の方針が明示されている3。同資料に記載された「氏名 新 旧」の対応関係によると、現役員である山田貴夫氏は、旧役職「取締役社長 品質保証部担当 DX統括室担当」から、新役職「取締役会長」へ就任する予定であることが示されている3。また、横山敏明氏は、旧役職「常務取締役 業務本部長」から、新役職「取締役社長 海外事業本部担当 品質保証部担当 経営企画部担当 DX統括室担当」へ就任する予定である3。田子敏也氏は、旧役職「取締役 経営企画部長」から、新役職「常務取締役 業務本部長」へ就任する予定である3。永木裕氏は、旧役職「常務取締役 海外事業本部長」から、新役職「取締役社長」へ就任する予定であることが記載されている3。
さらに、同資料の「株式会社日清製粉ウェルナ 役員人事」の項目においては、「(1)新任 (2026年4月1日付)」として、永木裕氏が新役職「取締役(非)」に就任する予定である事実が記載されている3。同じく「(2)辞任 (2026年3月31日付)」として、瀧原賢二氏が旧役職「取締役(非)」を辞任する予定であることが記載されている3。これらの人事は、グループ全体の経営体制および主要事業会社のガバナンス構造に影響を与える変更として開示されている3。
一方で、研究開発および知的財産を専任で統括する取締役または執行役員の具体的な氏名や役職に関する明示については、2026年2月20日時点で、最新の有報・決算短信・統合報告書・公式IR(直近24ヶ月)を確認した範囲では、当該情報を一次情報として特定できず(Not Disclosed)2。したがって、技術・知財部門の最高責任者に関する現在の体制は、開示資料上では確認不能である2。
株式会社日清製粉グループ本社の直近の業績について、2026年1月30日に発表された「2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」に基づき、各財務指標の詳細を記述する。対象期間は2025年4月1日~2025年12月31日である2。同期間の「売上高」実績値は653,955百万円(=6,539.55億円)であり、前年同四半期(2025年3月期第3四半期の売上高647,441百万円)と比較して対前年同四半期増減率1.0%の増収となった2。売上増加の要因として、エンジニアリング事業における大型案件の増加や、酵母・バイオ事業および中食・惣菜事業における堅調な売上推移が一次情報に明記されている2。
同期間の利益水準について、「営業利益」実績値は37,498百万円(=374.98億円)であり、前年同四半期の営業利益39,470百万円から比較して対前年同四半期増減率△5.0%の減益となった2。この営業減益の要因としては、国内製粉セグメントにおける新工場(水島工場)の立ち上げ費用の発生、海外製粉における出荷減および為替の影響、ならびにメッシュクロス事業における出荷減が一次情報に記載されている2。「経常利益」実績値は41,295百万円(=412.95億円)であり、前年同四半期の経常利益41,940百万円から比較して対前年同四半期増減率△1.5%の減益であった2。「親会社株主に帰属する四半期純利益」実績値は22,921百万円(=229.21億円)であり、前年同四半期の純利益30,538百万円から比較して対前年同四半期増減率△24.9%の大幅な減益となった2。純利益減少の要因として、政策保有株式の縮減による利益計上があった一方で、インドの酵母事業における固定資産の減損損失が発生したことが一次情報に明記されている2。
包括利益に関する指標として、同期間の「包括利益」実績値は50,916百万円(=509.16億円)であり、前年同四半期の包括利益26,666百万円から比較して対前年同四半期増減率90.9%の大幅な増加を記録した2。1株当たりの指標について、2026年3月期第3四半期の「1株当たり四半期純利益」実績値は79.28円であり、前年同期の102.69円から減少している2。なお、「潜在株式調整後1株当たり四半期純利益」については、両期間ともに金額の記載が「-」となっている2。
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連結経営成績(2026年3月期 第3四半期) |
実績値(百万円) |
対前年同四半期増減率(%) |
前年同四半期実績値(百万円) |
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売上高 |
653,955 |
1.0 |
647,441 |
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営業利益 |
37,498 |
△5.0 |
39,470 |
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経常利益 |
41,295 |
△1.5 |
41,940 |
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親会社株主に帰属する四半期純利益 |
22,921 |
△24.9 |
30,538 |
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包括利益 |
50,916 |
90.9 |
26,666 |
連結財政状態に関する実績値について、2026年3月期第3四半期末時点の「総資産」実績値は850,015百万円(=8,500.15億円)であった2。これは、前事業年度末(2025年3月期末)の「総資産」実績値である789,713百万円(=7,897.13億円)から比較して、60,301百万円(=603.01億円)の増加となる2。2026年3月期第3四半期末時点の「純資産」実績値は528,526百万円(=5,285.26億円)であり、前事業年度末の「純資産」実績値502,570百万円から増加している2。「自己資本比率」実績値については、2026年3月期第3四半期末時点が59.9%、前事業年度末が61.4%と記載されている2。参考情報として開示されている「自己資本」実績値は、2026年3月期第3四半期末時点が509,147百万円(=5,091.47億円)、前事業年度末が485,005百万円(=4,850.05億円)である2。また、2026年3月期第3四半期末における「期末発行済株式数(自己株式を含む)」実績値は290,657,891株であり、前事業年度末の株式数から変動はない2。
一方で、当該期間における技術経営を評価する上で重要な指標となる「研究開発費」や「知的財産関連費用」の具体的な投資金額について、2026年2月20日時点で、最新の有報・決算短信(注記/補足)・統合報告書・公式IR(直近24ヶ月)を確認した範囲では、当該情報を一次情報として特定できず(Not Disclosed)2。
2026年1月30日に発表された決算短信において、通期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想が開示されている。同資料における「売上高」予想値は870,000百万円(=8,700.00億円)であり、対前期増減率は2.2%の増収を見込んでいる2。「営業利益」予想値は47,000百万円(=470.00億円)であり、対前期増減率1.3%の増益を見込んでいる2。「経常利益」予想値は50,000百万円(=500.00億円、対前期増減率1.6%)、「親会社株主に帰属する当期純利益」予想値は30,000百万円(=300.00億円、対前期増減率△13.5%)として設定されている2。「1株当たり当期純利益」予想値は104.46円として記載されている2。この通期業績予想について、直近に公表されている業績予想からの修正の有無は「無」であると明示されており、当初の計画が維持されている2。
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連結業績予想(通期) |
予想値(百万円) |
対前期増減率(%) |
|
売上高 |
870,000 |
2.2 |
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営業利益 |
47,000 |
1.3 |
|
経常利益 |
50,000 |
1.6 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
30,000 |
△13.5 |
配当の状況に関する実績および予想値について、株主還元の状況が明確に示されている。2025年3月期の「年間配当金」は、第1四半期末「-」、第2四半期末「25.00円」、第3四半期末「-」、期末「30.00円」、合計「55.00円」であった2。これに対し、2026年3月期の「年間配当金」は、第1四半期末「-」、第2四半期末(実績)「30.00円」、第3四半期末「-」、期末(予想)「30.00円」、合計(予想)「60.00円」として開示されている2。この配当予想は、前事業年度から5円の増配となる計画であり、直近に公表されている配当予想からの修正の有無が「無」であると明示されている2。
株式会社日清製粉グループ本社の事業は、複数の専門領域に分割された事業セグメントと、それを牽引する主要な事業会社によって構成されている。同社が開示する事業セグメントのリストにおいて、以下の領域とリード会社が明確に定義されている2。 「製粉事業」セグメントは、日清製粉株式会社が牽引している2。 「加工食品事業」セグメントは、株式会社日清製粉ウェルナが牽引している2。 「酵母・バイオ事業」セグメントは、オリエンタル酵母工業株式会社が牽引している2。 「健康食品事業」セグメントは、日清ファルマ株式会社が牽引している2。 「中食・惣菜事業」セグメントは、株式会社日清製粉デリカフロンティアが牽引している2。 「エンジニアリング事業」セグメントは、日清エンジニアリング株式会社が牽引している2。 「メッシュクロス事業」セグメントは、株式会社NBCメッシュテックが牽引している2。
各事業セグメントにおける具体的な事業動向として、食品事業領域においては、株式会社日清製粉ウェルナがブランドリフレッシュの一環として「マ・マー もちもち生パスタ」シリーズを発売したことが開示されている2。また同社は、マーケティング戦略の一環として、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手との広告契約を締結している事実が明記されている2。
戦略的な事業ポートフォリオの見直しに関する方針として、日清ファルマ株式会社が展開するファインケミカル事業(医薬品原料の製造・販売を担う事業領域)については、現在の会計年度内(2026年3月期末まで)に撤退する方針が示されている2。これと同時に、同社の健康食品事業をオリエンタル酵母工業株式会社へ移管する方針が示されており、グループ内での機能集約と経営資源の再配分が計画されていることが読み取れる2。
株式会社日清製粉グループ本社の技術基盤の拡充および生産能力の強化に向けた投資状況について、「中期経営計画2026数値目標の上方修正」と題された開示資料において方針と実績が記載されている。同資料において、中期経営計画2026の最終年度数値目標を上方修正した事実が明記されており、その中の「投資額」実績または計画値として、「約14億円」という金額が明示されている5。海外における成長投資の事例として、カナダの「チリワック工場(バンクーバー近郊)」における増能力工事が、2023年6月に完了した事実が記載されている5。また同資料には、2023年11月以降、カリフォルニア(西部)、テキサス(南部)、バージニア(東部)といった全事業エリアにおいて成長投資を連続して実行し、海外事業の収益拡大基盤を強化した旨が記載されている5。
個別の事業セグメントにおける主要な設備投資の稼働・完了実績について、直近の決算短信等で報告された内容を詳述する。国内製粉事業領域においては、「Smart Factory」と呼称される次世代型の水島工場が2025年5月に稼働を開始した事実が開示されている2。この新工場の稼働に伴う生産体制の再編として、既存の岡山工場および坂出工場の閉鎖が実行されたことが記載されており、拠点の集約と生産効率の向上が図られている2。海外事業領域においては、米国ウィンチェスター工場の能力増強工事が2025年7月に完了したことが明記されている2。また、中食・惣菜事業領域においては、ノムラフーズ(トオカツフーズ関連事業と推察されるが、資料上の表記はNomura Foodsまたはノムラフーズ)が、京都府宇治市において「次世代冷凍食品工場」を建設する決定を行ったことが記載されている2。この新工場は、2027年6月頃に稼働を開始する計画として示されている2。これらの投資行動は、各事業セグメントにおける供給能力の拡大と最新技術の導入を通じた競争力強化の現れであると言える。
株式会社日清製粉グループ本社は、グループ内の各事業領域を技術面から強力に支援するために、広範かつ高度に専門化された研究開発施設群を設置している。公式ウェブサイト上の「研究開発領域」における開示事実に基づき、各研究開発施設およびその担当機能について詳細に記述する1。
穀粉および関連素材の研究領域においては、中核となる複数の研究施設が配置されている。株式会社日清製粉グループ本社の「基礎研究所」および「生産技術研究所」は、小麦等の穀物に関する基礎研究を担う中枢機関として位置づけられている1。これら両施設は、穀物の特性評価、小麦成分の機能特性評価を実施するとともに、パン、菓子、麺類等の加工適性評価、新規の製品開発、およびパン酵母に関する研究を行っている1。日清製粉株式会社の「技術開発本部」および「つくば穀物科学研究所」は、事業会社の研究開発拠点として、小麦および小麦粉製品に関連する穀物科学および実用的な技術開発に専念する施設として機能している1。
さらに、製品群に特化した研究開発組織として、株式会社日清製粉ウェルナの「商品開発本部」が存在し、小麦粉をベースとした製品群の開発および加工適性評価を担当している1。日清製粉プレミックス株式会社の「R&Dセンター」は、プレミックス粉製品に関する独自の配合技術や加工技術の研究開発を担当している1。オリエンタル酵母工業株式会社の「食品事業本部 研究開発部」は、パン酵母の研究開発に加え、製パン・製麺プロセスのための穀物加工適性評価を実施しており、グループ内の素材研究機能を補完している1。
加工食品および中食領域に関連する研究施設群として、株式会社日清製粉グループ本社の「基礎研究所」および「生産技術研究所」は、素材研究にとどまらず、「おいしさ」(味覚)の研究、食品加工技術、健康機能の解明、微生物制御技術、および包装技術に関する研究を横断的に行っている1。特筆すべき技術アプローチとして、製品改良を支援するための「おいしさの可視化」技術を活用していることが明示されている1。株式会社日清製粉ウェルナの「商品開発本部」は、一般消費者向けの加工食品の製品開発および研究に関与している1。オリエンタル酵母工業株式会社の「食品事業本部 研究開発部」は、食品加工技術および味覚向上に焦点を当てた研究開発を実施している1。中食分野に特化した組織として、株式会社日清製粉デリカフロンティアの「研究開発部」および「生産技術開発部」が存在し、中食(デリカ)製品に関する微生物制御、安全性を高める容器包装、および効率的な生産技術に関する研究を行っている1。
ファインケミカルおよびバイオ領域の研究施設群として、日清ファルマ株式会社の「健康科学研究所」が配置されており、健康食品製品の開発に加えて、新規機能性食品素材の探索と研究を担当している1。オリエンタル酵母工業株式会社の「バイオ事業本部 長浜生物科学研究所」は、バイオテクノロジーの中核拠点として、微生物および細胞の大量培養技術、診断用材料のための遺伝子工学、および研究用試薬に関する高度な研究を実施している1。
粉体処理およびメッシュ技術領域の研究施設群として、株式会社日清製粉グループ本社の「生産技術研究所」は、長年の製粉事業で培われた粉体ハンドリングのコア技術を他分野へ応用し、様々な粉体関連装置の創出および改良を行っている1。日清エンジニアリング株式会社の「粉体事業部」は、この技術をベースとした粉体処理機械の開発および改良に取り組んでいる1。株式会社NBCメッシュテックは、独自の技術領域を深耕するため、複数の専門研究施設を運営している1。これには、「メッシュテクノロジー研究所」、「生産技術開発センター」、「創発研究センター」、「メタルメッシュテクノロジー研究所」、および「スクリーン印刷研究所」が含まれる1。これらのセンター群は、メッシュ原材料の開発、特定産業用途への応用研究、および高度な製織技術に関する研究を分担して行っている1。
安全性および信頼性を横断的に担保する施設として、株式会社日清製粉グループ本社の「QEセンター」が設置されている1。同センターは、グループ全体の食品の安全・安心を技術面から支援する機能を持ち、食品添加物、残留農薬、微生物、アレルゲン、および遺伝子組換え食品に関する高度な分析業務を実施している1。さらに、グループ企業および協力工場の製造環境のモニタリング機能を有し、新規原材料および新製品の安全性スクリーニングを一元的に実施している1。
株式会社日清製粉グループ本社の研究開発成果を保護する知的財産ポートフォリオおよび特許出願状況に関して、公的な知的財産公報情報サイト(IP Force)から確認できる客観的事実が存在する。同社が保有する特許の一例として、特許公報番号「特許-5785250」として登録された案件がある8。当該特許の発明の名称は「粉体の分級方法」であり、公報発行日は2015年9月24日である8。当該特許の出願人名義は「株式会社日清製粉グループ本社」であり、知財データベースにおける出願人識別番号として「226998」が記録されている8。また、特許公報番号「特許-6405202」として登録された別の案件の発明の名称は「穀粉組成物」であり、公報発行日は2018年10月17日である9。当該特許の出願人も同様に「株式会社日清製粉グループ本社」であり、識別番号は「226998」と記録されている9。さらに、同公報情報サイトのデータによれば、グループ会社である「日清製粉株式会社」も、別個の出願人識別番号「301049777」を保有する出願人として権利化活動を行っている事実が記載されている9。また、関連する特許取得の報道事例として、日本食糧新聞社のニュースによれば、日清製粉株式会社が「即席冷凍麺類用穀粉」に関する特許を取得した事実が記載されている12。同記事内では、同社が「冷凍麺製造における原料配合面の特許(タピオカでんぷん一二~五〇重量%とでんぷん八八~五〇重量%からなる即席冷凍麺用)」を取得した旨が明記されている12。
一方で、当該サイトに記載されている「特許公開件数ランキング(例:1388位)」や「特許取得件数ランキング(例:1197位)」といった順位主張については、集計の対象となる母集団(国内出願のみか、海外出願を含むか等の範囲)、対象期間の厳密な定義、および検索条件(共同出願の扱いや出願人表記ゆれのクレンジング条件等)といった、ランキングの根拠となる前提条件が当該一次情報内で明確に定義されていない8。したがって、これら特許順位等の集計物については、条件により大きく変動し得るため判断不能であり断定しない(Not Disclosed)8。
さらに、株式会社日清製粉グループ本社が独自に発行する「知的財産報告書」等の専門レポートの存在、知財戦略の中長期的な目標値、特定の技術領域における特許出願の定量的な方針、あるいはライセンス収入等の知財関連財務指標について、2026年2月20日時点で、最新の有報・決算短信・統合報告書・公式IRページ(直近24ヶ月)を確認した範囲では、当該情報を一次情報として特定できず(Not Disclosed)2。したがって、同社の技術経営の現状については、主に前述した研究開発拠点の機能説明や、新規設備の稼働といった事業活動の事実開示を通じた間接的な推察に留まる状態である。
株式会社日清製粉グループ本社は、環境負荷低減に向けたサステナビリティ方針および定量的なKPIを設定し、公式ウェブサイトを通じて開示している。公式ウェブサイトの「サステナビリティ・気候変動」ページにおいて、気候変動への対応を目的とした環境課題に関する中長期目標が示されている6。具体的には、2030年度を対象年度とする「環境課題中長期目標」として、グループの自社拠点で排出されるCO2排出量について、2013年度を基準年として50%削減することを目指す方針を掲げている6。
エネルギー消費の効率化および再生可能エネルギーの導入状況に関する実績値が経年で開示されている。「エネルギー総使用量」の実績値は、2022年度において7,944TJであったものが、2023年度においては7,712TJへと減少したことが記載されている6。この総使用量の内数となる「再生可能エネルギー使用量」は、2022年度の実績値が79TJであったのに対し、2023年度の実績値は336TJへと大幅に増加したことが明記されている6。
購入電力における再生可能エネルギーの導入拡大に関する事実として、2024年5月13日に公表されたニュースリリースを根拠に、事業場単位での導入実績が示されている。再生可能エネルギーの「導入事業場」の総数は25事業場であることが明示されている6。その25事業場のうち、購入電力のすべてを再生可能エネルギーで賄う「使用比率100%達成」という実績を満たした事業場は、17事業場であったことが明記されている6。
一方、食品廃棄物(Food Waste)の削減目標、または製品パッケージ廃棄物の削減に関連する具体的な数値目標や、その達成日に関する記載については、2026年2月20日時点で参照した当該一次情報(公式サステナビリティ関連ページ等)ではリンクエラー等によりアクセス不能であり(Unverifiable)、特定できず(Not Disclosed)7。さらに、サステナビリティ方針や環境に関する規程において、「第1項」等の番号主張が含まれる方針条文の存在についても、2026年2月20日時点で参照した当該一次情報においては確認できず(Not Disclosed)6。
株式会社日清製粉グループ本社は、企業価値の全体像をステークホルダーに伝達する目的で、2025年9月30日を公表日(Announcement)として、「統合報告書 2025」を発行した事実を公式ニュースリリースで公表している10。当該報告書の発行形態は、Web版(PDF)および冊子版(A4版76ページ)の2つの形式で提供されている10。同ニュースリリースによれば、統合報告書2025に含まれる主要な構成要素として、「事業紹介」「研究開発」「安全・安心」「IR情報」「サステナビリティ 社長メッセージ」「レシピ・エンタメ」「経営・組織・人事」「サステナビリティ」といった、財務情報と非財務情報(ESGや技術関連情報)を網羅するコンテンツが収録されていることが示されている10。
「統合報告書 2025」の抜粋資料として開示された財務ハイライト等のデータにおいて、主要な経営指標が記載されている。同資料において、売上の地域別構成比として、「国内」の売上比率実績値は58.8%、「海外」の売上比率実績値は41.2%として記載されている13。一方で、同じ資料内の円グラフ等の図解部分には「国内61%」「海外39%」という異なる比率の記載が混在している事実が存在する13。これらの一次情報間で数値の食い違いが存在している事実を両説併記し、一次情報間で不一致があることを明記する13。
また、同資料において、資本効率を示す主要な指標である「ROIC(投下資本利益率)」実績値は5.7%、「ROE(自己資本利益率)」実績値は7.0%として開示されている13。売上高の推移を示すグラフにおける実績値および予想値として、過去のトレンドが明示されている。2022年度の「売上高」実績値は1,880億円、2023年度の「売上高」実績値は2,011億円、2024年度の「売上高」実績値は2,063億円であったことが記載されている13。さらに、2025年度の「売上高」予想値は2,170億円として記載されており、持続的な成長基調を計画していることが財務数値として示されている13。
本報告書の作成において、Gateルールおよび一次情報へのアクセス状況に基づき、以下の情報については推測を排除し、特定または断定を回避した。
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本レポートは、公開情報をAI技術を活用して体系的に分析したものです。
情報の性質
ご利用にあたって
本レポートは知財動向把握の参考資料としてご活用ください。 重要なビジネス判断の際は、最新の一次情報の確認および専門家へのご相談を推奨します。
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