「発明塾」塾長の楠浦です。
企業内発明塾参加者／月額顧問サービス利用者／発明塾8週間集中パッケージ受講者のお声とともに、「発明塾で何をどう教えているか」を紹介しています。
・新規事業提案が進まない、提案が集まらない
・新規事業について、「ノーアイデア」の状態で進まない、進め方が分からない
・漠然としたアイデアはあるが、考えても同じところをグルグルするだけでまったく深まらず、堂々巡りで時間だけが過ぎていく、提案につながらない
・考えるアイデアは、すでに他社が手掛けているものばかりだ、どうすればよいか途方に暮れている
・新規事業や研究テーマを積極的に提案できる人材を育成したい
という方々に、ぜひご転送や回覧含め、ご紹介をお願いします。
全社をあげて取り組みたくなる「新規事業企画」を創出できる
【全業種対応】新規事業創出の実働支援サービス 企業内発明塾
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今回は、企業内発明塾に参加された「部品メーカー（東証プライム市場上場）企画部門の方」の
”穴だらけで良いので「形」にしてみることで・・・、情報検索の感度が変わっていたのかも”
”６回を通して「探す、形にする、言葉にする、伝える、事をしかける」・・・が楽しい事だと気づかせて頂きました”
とのお声を取りあげ、発明塾の指導内容や考え方を紹介します。
非常に長い、熱いお声なので、２回に分けております。
今回は、後半です。
神回でした（笑）。
＝＝お声、ここより
（前回の続き）
あとSNS（Slack）のログを振り返っていると結構何気なくつぶやいていること、楠浦さんとやりとりしていること、記入している内容に自分のやりたい事や探している事が記されていることに気づき驚きました。
企画の内容と見比べながら「あれ？この時そう思っていたのね？」や「あれ？あの時にもうそこに気づいていたのか自分？」という発見がありました。
楠浦さんの「もうここの記録（SNSログ）の中に探しているものがありますよ」というアドバイスに、企画が形になってから気づきました。
SNSに無我夢中で記入している間に実はすでに企画の方向なり、目指したい事が書いてある？これも不思議のひとつです。楠浦さんからの助言で「まず企画書を書きましょう！」と２回目終わりあたりで言われたときは 「？」だったのですが、
とにかく「形」にしてみる。
穴だらけで良いので「形」にしてみることで直感的に「穴」に対して日々の思考、情報検索の感度が変わっていたのかもしれません。
その感覚はどこかで無意識に脳が目覚めている状態の様に感じました。
そして日々見聞きすることへの質が変わるような感覚です。
まあ、これも後から「そういうこと？」って腹落ちするわけなのですが、、
この仕組み、、、すっごい良くできてるな～と思います。この６回を通して「探す、形にする、言葉にする、伝える、事をしかける」
それらが楽しい事だと気づかせて頂きました。
誠にありがとうございます。
これがスタートなので引き続きよろしくお願いいたします。部品メーカー（東証プライム市場上場）企画部門の方
＝＝ここまで
今回も、熱いお声ですね(笑)。
一つ一つ見ていきましょう。
この記事の内容
あとSNS（Slack）のログを振り返っていると結構何気なくつぶやいていること、楠浦さんとやりとりしていること、記入している内容に自分のやりたい事や探している事が記されていることに気づき驚きました。
企画の内容と見比べながら「あれ？この時そう思っていたのね？」や「あれ？あの時にもうそこに気づいていたのか自分？」という発見がありました。
楠浦さんの「もうここの記録（SNSログ）の中に探しているものがありますよ」というアドバイスが企画が形になってから気づきました。
SNSに無我夢中で記入している間に実はすでに企画の方向なり、目指したい事が書いてある？これも不思議のひとつです。（太字は弊社）
「楠浦さんとやりとりしていること、記入している内容に自分のやりたい事や探している事が記されている」とあります。
僕はいつも、「欲しい情報は、だいたいすでに手元にありますよ」とお伝えしています。
もちろん、開始当初は情報がない（ように見える）わけですが、SNSでやり取りしている間に、アイデアを含む膨大な情報が蓄積されていきます。
それを振り返れば、だいたい足りるんですよね。
「SNSに無我夢中で記入」とありますが、この無我夢中は、前回お話した「フロー」（忘我の境地、没入状態）ですね。
そこに、実はアイデアや、企画のヒントが隠されているわけです。
大切なものは、いつもだいたい、近くにあるんですよね（笑）。
楠浦さんからの助言で「まず企画書を書きましょう！」と２回目終わりあたりで言われたときは 「？」だったのですが、
とにかく「形」にしてみる。
穴だらけで良いので「形」にしてみることで直感的に「穴」に対して日々の思考、情報検索の感度が変わっていたのかもしれません。
その感覚はどこかで無意識に脳が目覚めている状態の様に感じました。
そして日々見聞きすることへの質が変わるような感覚です。
まあ、これも後から「そういうこと？」って腹落ちするわけなのですが、、
この仕組み、、、すっごい良くできてるな～と思います。（太字は弊社）
これは実はケースバイケースなのですが、多くの場合、できるだけ早い段階で企画書を書き始めることを勧めています。
どれぐらいかというと、「まだ企画ができる前」です。
弊社の教材、「課題解決思考（１）」「課題解決思考（２）」も、「発明を思いつく前にワークシートをを書いてくださいね」とお伝えしています。
「穴だらけで良い」んですよね。
「形」にしてみることで、「穴」に気づく。
ドーナッツみたいなもんですね（笑）。
「穴」が見えれば、そこに思考が集中しますし、情報への感度も変わります。
穴を見つけるために、企画書を書く。
そういうことです。
この６回を通して「探す、形にする、言葉にする、伝える、事をしかける」
それらが楽しい事だと気づかせて頂きました。
誠にありがとうございます。
これがスタートなので引き続きよろしくお願いいたします。（太字は弊社）
仰る通りで、「探す、形にする、言葉にする、伝える、事をしかける」ことは、とても楽しいんですよね。
これが、新規事業の企画提案であり、発明塾の本質なんです。
いつものことですが、「提案して終わり」ではなく、「提案が通ってから始まる」わけですから、引き続きよろしくお願いしますね。
先日も別の方から、「弊社の取り組みでは、提案して終わりになっていて、その後実現されたケースがない」というお話を聞きました。
それは、とっても、もったいないですね。
事業にせよ、研究開発にせよ、やってみないとわからないことが多いですから、「仮説」を立てて終わりだと、誰も、何も得られないんですよね。
提案した本人も、何も得られない。
経営者も、何の成果も得られない。
周りの支援者も、何のフィードバックも得られない。
ほんとに、もったいないと思います。
そういう、もったいないを無くしたい。
これが、僕が発明塾をやっている理由ですね。
・SNSや日々のメモ、対話の中にヒントが隠れている
・無意識に書いた記録が、アイデアの核になることも
・欲しい情報はすでに手元にある」という視点で振り返る
・穴だらけでもよいので、企画書などで一度アウトプットする
・書き出すことで“思考の穴”に気づき、検索感度が高まる
・形にする行為自体が、脳を起動し、情報収集を加速させる
・アイデアは形にして初めて人に伝わる
・提案は“終わり”ではなく“スタート”
・フィードバックをもとに行動を重ねることで事業化へと進む
実践のヒント
・フロー（没入状態）を活用して、自分の無意識を引き出す
・小さく形にしてから、振り返りと対話を重ねてブラッシュアップ
・「探す→形にする→伝える→事をしかける」の循環を楽しむ
楠浦 拝
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