◆書籍「Patent Information For Victory ~「知財」から、企業の“未来”を手に入れる!~」のご感想
拝読致しました。
特許解析をするのに、ぼーっとデータを眺めてグラフにまとめても、あまり意味がないな、と改めて実感しました。
ここ最近の特許解析ツール、AIの発達で、なんとなく見栄えの良いグラフやデータが作れてしまいます。
テキストマイニングとか、ベクトル解析とか、ちょっと変わったグラフの見せ方を社内で紹介すると、反響が良いのでつい多様してしまいますが、他社の発明者、知財担当者が、どんな戦略を練っているかは、やはり「特許を読む」ことで仮説を立て、彼らの想いを馳せることが重要だな、と思いました。
まとまった解析時間が作れないので、どうしてもミクロ解析(⇒最後は腰を据えて読む)ことに躊躇してしまいがちでした。
解析の解像度を上げる方法が、「文献を読む」の一辺倒でしかない場合、工数と仮説の精度との正にトレードオフです。
先立って受講した【開発テーマ企画・立案における特許情報分析の活用】で、発明のキーマン、および共同発明者にフォーカスして技術の流れをうまく掴む、ことを学びましたので、今回はこちらをぜひ実践してみたいと思います。
ここでしか読めない発明塾のノウハウの一部や最新情報を、無料で週2〜3回配信しております。
・あの会社はどうして不況にも強いのか?
・今、注目すべき狙い目の技術情報
・アイデア・発明を、「スジの良い」企画に仕上げる方法
・急成長企業のビジネスモデルと知財戦略