迷ったら前へ。2年前、数名のグループで、尖った技術のビジネス探索にチャレンジ。課題は研究開発の事業化でした。3Cは? 市場の声は? と頭を悩ませた社内の会議。尖った話は尖った人に相談しないとダメ!と明言されて気持ちがふっきれ、楠浦さんの門を叩きました。
発明塾って特許の海からのネタ探しだろと思いきや、塾長からの提案は6週間の強化合宿ともいうギュギュっと詰まったテーマ企画書作成コース。何を指導いただけるんですか?と野暮な質問をした自分が恥ずかしいです。調べて考えて対話して、言葉を出し切り転換して発想を拡げる。やるのは自分自身、ただ結果はだします、と。
これは新ビジネスのライザップか、とメンバー一同半信半疑で飛び込みました。個性的で一匹狼的な人、切れ味よく回転できない人等、スマートとは程遠いメンバーには、はじめは過酷でしたが、楠浦様の冷静なリードと、「これはどう?」と次々違った切り方で迫られるプレッシャーから学んだおかげで、全員1人1提案までたどり着きました。
横で見ていた私が一番学んだことは、正解がないことであっても、世には先人・先例のヒントがある。それをさらにひねれば違った価値を発見できること。何よりひと月半で企画提案書まで行けた実体験。違うテーマであっても、あの濃い体験はスキルとして活かせるはずだと思います。
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