【「発明塾式」仕事術】(002)1日15分「でかいこと」を考えよう

2017年06月11日

※ 本記事は、発明塾HPから転載したものです。

 

ちょうど、以下論文にある

「ナノインプリント」

技術を用いた用途探索、及び、その用途の事業化をすすめていた頃のお話です。(*)


「特許情報を用いた 技術マーケティング」
http://www.techno-producer.com/journal/TMJ0802.pdf

* 今回は、特許情報分析のお話ではありません

 

当時の社長には非常に可愛がっていただき、週末にはわざわざ個人面談の時間をいただくなど、熱心に指導をいただきました。

その中で、印象に残っている言葉の一つが以下です。

 

「1日15分は、でかいことを考えろ」
「1日15分は、まだ考えてないこと(Not A)について考えろ」

 

意外に思われるかも知れませんが、新しい会社を設立し、新製品を作り、新たな事業を創る・・・となると、目の前の仕事に忙殺され、どうしても視野が狭くなります。
(バラ色の夢物語に浸れるのは最初だけであり、厳しい現実と直面するうち、誰しも、目線は下がり、足元のことしか考えなくなります)

 

実際のところ、当時の私も

・ 1日、3から5件の来訪者(ユーザー候補、投資家、アライアンス先など)
・ 実験、及び、実験データの整理
・ 特許を含む文献の査読

など、日々の業務に忙殺され、どうしても目線が落ち、視野が狭くなりがちでした。

 

そんな状況を見た社長から、

「お前がやりたかったこと(この会社でやるべきこと)は、そういうことなのか?」
「自分が何のためにそういうことをやっているのか、整理できているのか?」

という問題提起と共に、

1日

「15分」

ぐらいは、

「その先のことについて考えろ」
「人生について考えろ」
「新たな習慣を身につけろ」
「今やっていることが、正しいかかどうか、振り返れ(前向きに自己否定せよ)」
「地球規模で考えろ」
「歴史的視点で考えろ(未来から見て正しいか、過去の偉業と比べてどうか、時代の流れはどうか、と考えよ)」

と言われました。

 

私は、上記に

「自分が死んだ後に、どう言われたいか」

を付け加え、1日15分、毎日考えることにしていました。
(そして、気づいたことをメモしていました)

 

皆さんもぜひ、試してみてください。



楠浦 拝